自分の言葉

当たり前のことですが、自分の頭で考えたことは、

自分の口で、自分の言葉で話さなくてはいけません。

以前は、借り物の言葉を使ってよく話していました。

営業職でありながらです。

つまり、やらされている感満載でした。


今は、なんとなくですが、借り物の言葉ではなく、

自分の言葉で、話せるようになったと思います。

自分の頭で考える

この2年間は、自分の頭で考えることが多くなりました。

意外に考えてない人、多いと思います。

自分もそうでした・・・


仕事い対しても、ただ、ただ、惰性でやっている感じでしたから。

投資をやめてからは、自分の頭を使って、他人から言われるのではなく、

自分で物事を決めていこうと思いました。

膨らむ損失

追証というものが発生しました。

追加資金を入金しないといけないのです。

もちろん、資金などあるはずもありません。

いよいよ、キャッシングです。

ついに、出ました。

これから、泥沼でした。

資金を追加しては、損失が出て。

追加しては、損失が出ての繰り返し。

当然の事ながら、貰った給料は、借金返済にまわっていきました。

余談ですが、これって、フロー(実体経済)とストック(資産)ってやつですよね。

借金返済が増えて、消費や投資が減って、

需要というやつが減っていきますよね。

最近では、ビットコインバブル崩壊がそうなんじゃないでしょうかね~

今デフレなのに、益々消費が落ち込むんじゃないでしょうかね。

まあ、これはいいか・・・

この頃は、毎日が憂鬱でしたね。

借金の額としては、想像にお任せしますが、

非常にきつかったですね。


で、キッカケは特になかったのですが、2年程前に、潔く投資はやめました。

キッパリと!

なんか、バカみたいだったので・・・

とにかく、スッキリしました。

どこかしら、投資をやっている自分に酔っていたのかもしれません。

冷静に考えると、やめたほうがいいに決まっていたので。

しかも、5年程前から、学生時代に弾いていたギターを、

復活させていたことも、大きかったように思えます。

結構、ギター弾くのが楽しかったので、ギターに時間を割くようになっていました。

2013年5月23日ショック

システムトレードもドローダウンに入り、

今までの利益がどんどん減っていきました。

そこで、システムトレードを一旦中止して、スイングトレードにシフトしました。

リスクの高い、持越しです。

2009年~2012年の後半までは、なんとかシステムトレードの利益がかなりあったので、

なんとかこの数年は乗り切ることができました。

2012年は、政治の世界で民主党から自民党に政権が交代し株価も上昇し始めました。

所謂、アベノミクスですね。

この流れに上手く乗る事ができて、スイングトレードも上手くいっていました。

利益もあがっていました。2013年5月23日までは。

がしかし・・・

「2013年5月23日ショック」が起こったのです。

ちなみに、2013年5月23日ショックというのは、

「取引時間中に1万5942円の高値をつけた日経平均株価は

1万4483円(前日比1143円安)まで急落した。」

というもので、こうなった理由は様々あるようです。

私が印象に残っている理由は、以下の2つですね。

・例年5月は天井になりやすい「Sell in May and go away」という格言

・FRBバーナンキ議長が金融緩和縮小を示唆

瞬く間に、損失が拡大していきました。

今までの、利益が一気に持っていかれました。

ショック後の株価の変動にいいように、もて遊ばれてしまいました。

利益どころか、損失が膨らむばかりでした。

恐怖のドローダウン

2008年は、システムトレードの当たり年でした。

ちゃんと利益も出ましたし。

ところが、2009年からは、システムは絶不調となりました。

所謂、ドローダウンというやつです。

ドローダウンというのは、一言でいうとシステム不調期のことです。

連敗が続くのです。

このドローダウンに耐えることができずに、殆どの人がシステムトレードを

止めてしまうのではないでしょうか?

当たり前ですが、常に勝ち続けるシステムがあれば誰だってやりますよね。

ですが、システムトレードの宿命であるドローダウンがなければ、逆に、

プラスにはならないのですよね。

言葉としては、ドローダウンに入る、ドローダウンを抜けると言います。

2009年は、まさにドローダウンに入りました。

それがなんと、2013年まで続くのでした。

リーマン・ショック

リアルタイムで経験する株式市場第二の事件として、

『リーマン・ショック』に遭遇しました。

「リーマン・ショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行である

 リーマン・ブラザーズが破綻したことに端を発して、

 続発的に世界的金融危機が発生した事象を総括的によぶ。」

だそうです。

この時、私がやっていたのは株ではなく、日経225先物miniでした。

先物です。

225先物miniも当初は、株と同様に、チャートなどを売買の目安としていましたが、

2007年からは、『システムトレード』に完全に切り替えました。

今回のリーマンショックは、システムトレードのおかげで、殆ど損失は出しませんでした。

むしろ、利益が出ていました。

2008年は、年間でも利益が出た年になりました。

この年初めて、確定申告をしたのでした。

システムトレードは、デイトレードなので、リスクの高い、持ち越しは一切ありません。

この年は、システムトレードの当たり年となりました。

ライブドアショック

当時、私が知っている、株式市場の事件と言えば『バブル崩壊』位でした。

で、実際それがどういう事かを知るのは、まだまだ先でした。

初めて株式市場の事件らしい事件に遭遇したのが『ライブドアショック』でした。

ライブドアショックは、2006年1月に起きた株式市場の暴落の事だそうです。

ヒドク損をしたのを覚えているだけで、その当時のことはあんまり覚えていないのです。

そうです、ヒドク損をしたからです。

放心状態ってやつです。

テレビのニュースでは、連日ライブドアショックのことが放送されていました。

面白いもので、株をやっているとそのニュース内容はどうでもいいんですよね。

自分が儲かるか損をするかだけで・・・

ただ、こういう事件に相場は左右されるということにちょっとだけ敏感になりましたかね。

当然、資金は限りなく底を見ていましたが、引くに引けなくなっているというか・・・

でもキャッシングとか人からはお金は借りていませんよ。
(しつこいですが、この時は)

なんとか自分自身の資金で株は、続けていました。

買う株全てが、買ったそばからマイナス損益という状態でした。

そんな悶々とした日々を過ごしていた2006年。

この年の夏位から始めたのが、日経225先物miniでした。