完全に“やられたな”と思ったこと コロナ禍で美容メーカー、ディーラーの営業マンは、営業の在り方を模索中かと思います。従来通りのスタイルでの営業は通用しなくなるだろうということくらいは、誰でも考えることでしょう。しかしながら、コロナがどうのこうのと言ったところで、それがいつ収束するかなど誰も知る由もないので、見切り発車でもいいから営業を展開していかなければただただ時間の無駄となってしまいます。 続きを読む
ドン・キホーテの「セルフ酸熱トリートメント」薬剤について 美容室が取り扱っている商材、所謂美容室専売品は、年々その数が少なくなっていっているような気がします(あくまでも個人の感想)。以前であれば美容室専売品は、美容室でしか取り扱っていないモノとしてある程度の価値がありました。今では、一般市場で売れているものを逆に美容室で取り扱うようになってしまっています。 続きを読む
技術における見極めの難しさ 今年の1月25日のエントリー「時代の変化に振り回されないためにも」において、美容室におけるヘアカラーは、頭皮が染みる、カブレるといったトラブルが常につきまとい、そのリスクを減らす努力を怠るようなことはあってはならない、というような主旨を書きました。リスクを減らすとは、お客に対する説明責任であったり、技術の向上のみならず、毛髪科学、化学薬品の理解に努めることを指します。 続きを読む
令和元年の美容室店舗が数過去最高を更新 本日の内容はタイトルの通り、令和元年(2019年)の美容室の店舗数が、25万4422軒となり過去最高を更新したそうです。いつも書いていることですが、美容室を取り巻く現状として、増加する店舗数とは反比例して美容室の市場は2008年頃より減少傾向にあります。更に、働き手となる新卒美容師の数も減少傾向となっています。 続きを読む
緊急事態宣言が10都府県でも解除されるようですが わが街長崎市に出されていた特別警戒警報は解除され、ステージ2[注意報]に切り替えられました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、6府県の先行解除する方向で話も進んでおり、その際に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県についても、特段の事情がなければ、宣言を延長せず3月7日に解除する方向で調整中のようです。 続きを読む
長崎市はステージ2[注意報]に切り替えられました 長崎県から長崎市を対象に発令されていた特別警戒警報が2月21日で解除され、ステージ2[注意報]に切り替えられました。同時に、不要不急の外出自粛の要請も2月21日で終了。これまで休館していた市の施設は、2月22日からは再開。イベントや行事の開催も、2月22日以降、感染対策を徹底し順次再開するとのこと。 続きを読む
便利なツールは使い方次第 コロナの影響によりIT化の遅れが指摘されていた美容業界も徐々に、大手美容メーカー、ディーラーではDX(デジタルトランスフォーメーション)、つまり企業が避けて通れないデジタル技術による業務やビジネスの変革が進んでいるようです。残念ながら、私の会社では未だにその気配すらありません。それはそうと、デジタル技術を活かしていくのは何も大手企業だけの話ではなく、所謂店舗ビジネスにおいても当てはまるものです。 続きを読む
三者三葉のスタイル 先日も緊急事態宣言が出されている福岡へ出張してまいりました。実際に私が営業で訪問したのは3軒の美容室(全て福岡市内)。緊急事態宣言のみならずコロナ禍の捉え方、お店の営業の在り方、お客との接し方など三者三葉のスタイルで懸命に頑張っているのが印象的でした。 続きを読む
失客から学ぶべきは何か? 先日も美容室を営業で回っていると、世間は広いようで狭いなぁと感じるようなことがありまして。まあ、これは美容関係の営業マンならアルアルだと思うのですが。自分が担当している美容室に通っていたお客が失客して、そのお客が新たに通うようになった美容室も自分の担当しているお店だったりします。しかも、その2軒の美容室のオーナーは面識があるという。 続きを読む
相手からの質問は心を開いた証拠 美容室の来店サイクルの問題を考えるときに勘違いしてはいけないのが、コロナだから「来店サイクルが長期化する」のではなく、コロナ以前より「来店サイクルが長期化していた」という事実。美容室の技術メニューは、元々から定期的に来店するような仕組みなのですが、現実にはそうはなっていない。ならばどうするか。来店させるように促すしかありません。 続きを読む
Clubhouseがモノやサービスの時短の価値を高める 前日のエントリー「美容室にどれだけ時間をかけてもいいかを知りたい」を更新してから思い出したのですが、2019年8月17日のエントリー「メンテナンスサロン」で、具体的な「時間の長さ」こそ明記していませんでしたが、その中で美容室での「滞在時間の長さ」について既に取り上げていました。自分で書いておきながら忘れているという・・・恥ずかしい限りでございます。 続きを読む
美容室にどれだけ時間をかけてもいいかを知りたい 10都府県には緊急事態宣言が継続中ですが、長崎県独自の緊急事態宣言は解除されて数日が経過しました。正直なところ雰囲気としてはあまり変わらない、といったところです。美容室を営業で回っても、忙しいところは忙しいし、ヒマなところはヒマです。緊急事態宣言が出る前後の一週間は、割と(来店の)落ち込みはあったようですが、それが過ぎてくると美容室への来店も戻ってきているようです。 続きを読む
人が集まればゴタゴタがつきもの!? 昨年から月に一回程、私が勉強会を行っている美容室に集合してもらって(有料の)講習会を担当するようになりました。ところが、ご存知のようにコロナが襲ってきてしまい、たった2回開催しただけで、今も開催を見送っています(もちろん個別対応の勉強会等実施しておりますが)。 続きを読む
美容室とBGM JASRACと音楽教室が著作権使用料をめぐって争っているようです。美容室でも有線、ラジオ、CD等で音楽を流しているお店が多いのですが、その場合「著作権使用料」の対象となってしまいます。美容室のBGMは「営業行為の一環」にあたり、著作権者(=JASRAC)の許諾が必要になるので「著作権使用料」を払わなければなりません。但し、USEN、テレビ、ラジオを流す場合は、提供者がBGMの「著作権使用料」を支払っているので支払う必要はありません。 続きを読む
これから問われる働く理由 情報がますますオープン化するとともに、AIやロボットをはじめとするテクノロジーが進化し、人間にとって面倒な仕事はすべてそれらに任せられるようになるからだ。そうなると、仕事は自分の「やりたい!」とういモチベーションを原動力にしたものへと変わっていく。つまり、労働の必要性が下がっていくわけだ。仕事は他人のために「引き受けるもの」から、自分が能動的に楽しんで「つくっていくもの」へと変わっていくだろう。(堀江貴文「遊ぶが勝ち!」より) 続きを読む
技術を提供している美容師との繋がり アポを取らずに美容室に営業で訪問すると大体は、仕事中(技術中)なので話せないことが多いのですが、技術の種類によっては少しだけ話せる場合もあったりします。それはパーマ。もちろんヘアカラーにも放置タイムがありますが、パーマではワインディング後、パーマの1液をかけて、その後2液をかけます。パーマ液を塗布してしばらく放置しなければならないのでその間意外に長く話すことができたりします。 続きを読む
営業力があれば乗り越えられる!? コロナ禍と呼ばれるようになってから美容室でもあらゆる取り組みがなされています。前日のエントリーで紹介したように大手美容メーカーミルボンは、理美容店を利用する消費者の行動変化について、「来店頻度が長期化する」「近隣消費が加速する」「買い場価値が高まる」と分析しており、コロナによる消費者の変化を的確に捉え経営を適応させれば、業績は上昇回復する一方、適応できなければ下降淘汰されると、コロナ禍を起点に2極化すると予測し警鐘を鳴らしています。 続きを読む
美容室が目指すべき方向性とは!? 店舗ビジネスがコロナ禍で岐路に立たされているのは紛れもない事実。表面的には、3密云々があるかもしれませんが、敢えて言わせて頂くと店舗ビジネスが本質的に向き合わなければならないのは、これまでずっとお客自ら店舗まで足を運んでくれていたのに、そのお客を疎かにしてきたのではないか、ということを自問自答することかと思うのです。 続きを読む
やっぱり異常だなぁと率直に思うこと 長崎市に対する長崎県独自の「緊急事態宣言(ステージ4)」は、2月7日で解除されましたが、2月8日以降も「特別警戒警報(ステージ3)」は継続中です。3月7日までの間、県外との不要不急の往来自粛、更には、長崎市・佐世保市では2月21日まで、不要不急の外出自粛要請が出されています。 続きを読む
営業では「いかに聴かせるか」を意識する ジャパネットたかたの創業者髙田明さんは、地元のラジオ中継車で、コンパクトカメラを販売したところ、5分で50台も売れたことにラジオが持つ影響力に驚愕したと言います。その後、ラジオの通信販売事業に本格参入。ラジオショッピングの全国ネットワークを完成させた後、あのテレビ通販に本格参入したのでした。 続きを読む
売るべきモノ・サービスの中身をどれだけ理解しているか 前日のエントリーで、美容室はお客の望むヘアスタイルを提供できることこそが、「高級化・付加価値化を勧めていく流れ」になる。と書きました。そして、それを可能にするためにも、毛髪科学、化学薬品について学ぶ必要があり、その土台の上にカウンセリングが成り立ちます。 続きを読む
美容業界の社長にホリエモンが公開コンサル 当ブログでは、久しぶりとなる堀江貴文さんのYouTubeチェンネルより、今回は「ハッタリの流儀」のクラウドファンディングで「ホリエモンチャンネル出演権」を購入された方とのコラボです。美容ITプラットフォームを作りたいという株式会社ビューネクストの口村健太郎さんの事業をホリエモンがガチコンサル!面白いアドバイスが続々と!? 続きを読む
正直「やれやれだぜ」と言いたいところだが 総務省が5日発表した2020年の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は月平均で27万7926円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年から5.3%減った。減少は2年ぶり。落ち込み幅は比較可能な01年以降で最も大きかった。新型コロナウイルスが感染拡大した影響で旅行関連や外食、衣料品などへの支出が大きく落ち込んだ。(参)『20年の消費支出、落ち込み最大5.3%減 月27万7926円』 続きを読む
美容ディーラーの次の一手が水面下で打たれている!? 10都府県では緊急事態宣言が延長されましたが、長崎県が長崎市に対して2月7日までとしていた独自の緊急事態宣言は延長せず解除するようです(ブログ更新時は決定ではありませんが、本日正式に決定とのこと)。とは言え、コロナの収束宣言が出されたわけではないので、依然として不要不急の外出を避けなければならないような空気感は続くのでしょう。 続きを読む
昔はパーマで今はヘアカラーで同じことが繰り返されている 今では、白髪染めを含めて多くの女性がヘアカラーをするようになりました。最近目立つのが、若者のグレイヘア。個人的には、物凄い色になってんなぁと感心しているものの、同時に髪にとってはダメージありまくりだろうと、なんとも言えない感じになっています。ある意味ではそんなオシャレ意識のある若者に支えられているのも美容室だということです。 続きを読む
コロナ切っ掛けで試せたもの 取り敢えずやってみようと始めたブログ更新も2年以上が経過しました。2018年6月20日からスタートして、同年9月10日からは何とか本日まで毎日欠かすこと無く更新することが出来ています。今後も更新は続けていこうとは思いますが、今年に入ってから、ブログとは別にFacebookでも記事を更新するようにしました。 続きを読む
帝国ホテルの新サービスで思うこと 経済にとって最も重要なのが「モノやサービスを生産する能力」すなわち「供給能力」です。日本経済の長引くデフレや、疫病による恐慌の放置は、供給能力を破壊していくからこそ、最悪の問題だと思うのです。供給能力の引き上げのためには、長年の蓄積的な投資、人材育成等を進めなければならないので、お金で済むような簡単な話ではありません。 続きを読む
正直者が馬鹿を見るのか? 新型コロナウイルス感染症対策の特措法改定が進んでいます。改正案は、今月3日にも成立する見通し。改定案では、感染者については、入院を拒否した患者に50万円以下の過料。保健所調査への虚偽申告、拒否に30万円以下の過料。事業者については、緊急事態宣言下で時短命令に応じない事業者に30万円以下の過料。蔓延防止等重点措置下で時短命令に応じない事業者に20万円以下の過料。と、なりそうです。(参)『特措法など改正案修正協議 刑事罰削除で正式合意 自民・立民』 続きを読む