考えるよりもお店に足を運ぶ!?


私は美容メーカーの営業マンですが、営業の動きとしては殆ど美容ディーラーのような動きとなっています。そして、相変わらず美容室を営業で回る日々を過ごしております。コロナ禍と言われるようになってから、営業において多少の制限というか制約というか、ありましたが、基本的にはコロナ以前からの動きととくに変わっておりません。

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エッセンシャル思考を読んでみて


以前から購入しており積読状態だった、グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を今年になってからやっと読むことが出来ました。この本の内容自体を理解することにとくに苦しむとか悩むことはないのですが、私としては、ある程度仕事で経験を積んだ状態で読むと一層理解が深まるだろうなとは思いました。

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今まで以上に仕事ぶりが可視化されている!?


前日のエントリーの最後の部分『コロナ禍云々に関係なく、美容室のあるべき姿と現場でのギャップから問題を発見し問題解決に取り組むしかありません。技術でもなく営業戦略でもなく経営の在り方を見つめ直すことが遥かに大切だと思うのですが。』と書いたのですが、およそ私の周りの気の利いた美容室では既に取り組んでいます。

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美容室にはキレイになりたいから来店する


3月26日確認された新型コロナウイルス感染者が2000人を超えたらしく、2000人を超えたのが11都府県を対象に緊急事態宣言が出されていた2月6日以来ということで。3月22日に緊急事態宣言が全面解除されましたが、早くもリバウンドが懸念される事態となっているそうで・・・

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コロナ禍で半数の女性が「美容室に行く頻度が減った」らしい


至極当然のことですが、モノやサービスに対するニーズは常に変化します。その変化に対応するが如く売り方に対するニーズも変化していきます。先日、当ブログで取り上げた無人化ヘアサロンでは、提供されるモノ・サービスを“安い”というニーズではなく“体験”という形でニーズを満たし、更に、販売方法としてもサブスクリプションを導入していました。

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何に”飽き”が生じているかを明確にしてみる


美容室専売品を謳っているうちの会社としては、いかに美容室にうちの商品に価値を見いだすというか、一言で言えば感動してもらうかだと思うのです。使い始め、そして段々と使い勝手が分かりだして、結果を実感できるところまでいくと(こちら側からすると)しめたものです。

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コロナ“だから”セルフ美容なのか?


テレビ、ラジオ、新聞、雑誌からの広告は、一方的に、いわば与えられたものでしかありませんでした。それがインターネットの普及とスマホの登場によって、情報に直接繋がることが出来るようになりました。そして、与えられた広告から能動的に消費者側から広告に限らずモノ・サービスを選択できるように変わっていきました。

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完全無人化のセルフヘアサロン!?


美容室であれば技術、美容ディーラーであれば商品とその品揃えにこだわっているところが依然として多いように思えます。技術の向上に努める、質の良い商品を取りそろえることはもちろん大切です。しかしこれからの未来では商品の良し悪しよりも、サービスの使い勝手、体験、感動を重視する傾向にあると言われています。

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モチベーションの源泉は自らが作っていくもの


たまぁ~にですが、美容室向けに勉強会をやっていて、その内容から何かしらの刺激を受けて感想とでも言えばいいのでしょうか、”想い”を私にぶつけてくる人がいます。私としても自分がやったことに対してのリアクションがあることはそれなりに有難く受け止めさせて頂くのですが、そのような方はどこか的外れな印象を同時に受けてしまいます。

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コロナによって強引に課題に向き合わされた私


大企業で昨年4月にスタートした「同一労働同一賃金」の制度が、経営への影響がより大きい中小企業に今年4月より適用されます。実際のところ私は経営者ではありませんから、どうもこうもないのですが、ただ、この手の話は、なんというのでしょうか、あまり多くの人に関心を持たれず淡々と確実に実行されていく印象があります。

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うちの会社でも”仕事ぶり”が炙りだされていて非常に面白い


私が今の会社に入社したときには、既にある程度のお客が存在しており、しかも継続して注文するお客もいたわけですが、営業において、ゼロベースからの新規客獲得ほど難しいものはありません。しかも、お客となってくれたのはいいが、継続して商品を使ってもらうとなると更にハードルが上がります。

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自分の仕事の価値を自分に問いかける


美容メーカー、ディーラーの営業マンは、コロナ禍の今、何を考えながら日々の仕事に取り組んでいるのでしょうか?コロナ禍以前から、美容室に対して営業マンの果たすべき役割は徐々に変化していました。とくに美容ディーラーに限って言えば、商品の配達、集金、新商品の説明だけであれば、コロナ禍では営業マンがやる必要性がなくなりました。

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市販のヘアトリートメントが売れているらしい


首都圏の1都3県で継続している緊急事態宣言ですが、3月21日の期限で解除されるようです。年明け早々に発令され、当初は2月7日までとされていた緊急事態宣言もようやく?全面解除のようで。県独自ではありましたが、一足早く長崎県は緊急事態宣言が2月21日に解除されたものの、美容室に限って言うと客足の戻りは微妙なようです。

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クセ毛に悩む方に朗報!?


元々は、パーマ屋(パーマ専門店)だった美容室。ヘアカラー専門店、カット専門店、メンテナンスサロンの登場は、時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、以前を知る業界人としては、それはそれでどこかしら寂しさもあったりします。とは言え、現実問題としてパーマをかける人が少なくなりました。

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安いモノを選ばざるを得ない状況


相当昔の話ですが、美容ディーラーには扱える美容メーカーが決まっていました。現在のように一つの美容ディーラーで殆どの美容メーカーの商品を網羅するようなことはあり得ませんでした。ですので、美容室側も取引のある美容ディーラーに扱いたい美容メーカーの商品を扱っていないことがあったということです。

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続 クレーム処理とアフターフォローで気づいたこと


前日のエントリーの続きです。

残念ながら私は、今でもクレーム処理に失敗してはクレーム対応(処理ではなくて)に追われる日々なのですが、相手からのクレームの内容というか意見というか、そんなものに対応しているうちにふと考えたことがあり、そこを整理してみようと思います。

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クレーム処理とアフターフォローで気づいたこと


営業マンの仕事の一つに「アフターフォロー」があります。ただ“売って終わり”ではないのが営業マンです。売ってからが営業の仕事の本質が問われていくわけですが、少なからずアフターフォローの在り方がお客との在り方、関係性を左右していくのだと私は思います。全ての営業の仕事に共通するかと言われれば、よく分からないのですが、あくまでも私、つまり美容メーカーの営業マンは、アフターフォローが出来なければ、その後のお客との取引は、まず上手くいかないでしょう。

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知らせること≠売上アップ


全国に25万軒以上存在する美容室の“形態”を眺めてみると、「デザイン系美容室」と「メンテナンス系美容室」に、大きく二つに大別できると思います。美容室の形態もさることながら、経営はどうなっているのかというと、理容業美容業は小規模事業者が多く、理容業は77%、美容業は70%が個人経営、だと言われています。

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緩やかに確実に人口減少が進んでいる現実


コロナ禍によって感染防止のために人と人との接触を減らすことが「ニューノーマル(新しい生活様式)」となり、消費が大きく消失しました。直近で言うと、2021年1月の実質消費が、対前年比-6.1%。マイナス幅が事前予測(-2.1%)を大きく上回りました。ちなみに、2000年以降で、実質消費が最悪だったのが、昨年の5月で、今年の1月は、昨年の緊急事態宣言時に迫るほどに実質消費が落ち込んでしまったということになります。

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知らせるには面倒な事に毎日取り組むしかない


一昨日のエントリー「モノやサービスを選択する最大の要素とは?」では、美容室を選ぶのもシャンプーを選ぶのも、結局は、それの中身を吟味して選んでいるのではなく、選択する最大の要素は、それを「知っているかどうか」だと書きました。そして、一旦選択した後(のち)中身についての吟味が始まるのだと思います。

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あれからもう10年なのかまだ10年なのか


以下は、以前も当ブログで引用したものですが、改めて・・・

『日本の国土面積は全世界のたった0.28%しかありません。しかし、全世界で起こったマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり、全世界の活火山の7.0%が日本にあります。また、全世界で災害で死亡する人の0.3%が日本、全世界の災害で受けた被害金額の11.9%が日本の被害金額となっています。このように、日本は世界でも災害の割合が高い国です。(国土技術研究センター)』より

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モノやサービスを選択する最大の要素とは?


商売というものは、「モノやサービスを売って利益を出す」ことに他なりません。営業マンなら自社の商品・サービスを売る、美容室ならば技術を売る、というように、モノやサービスを売るには営業をしなければなりません。しかも、どんなに良い商品、サービス、技術であったとしても、それを相手が“知らなければ”意味がありません。

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成果を度外視した仕事への慣れは危険!?


地区によって多少異なるのですが、私が住む長崎市であれば月曜日は基本的に、美容室は定休日です。確か関東では、火曜日が定休日だったような記憶があります。で、私はあくまでも美容メーカーの営業マンなのですが、動きとしてはディーラーの営業マンのような動きをしています。ディーラーによって違うのでしょうが、月曜日は美容室が定休日ということもあり休みにしているディーラーもあるようです。

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マスク着用の意味を改めて考えてみた


昨年の今頃といえば印象に残っているのが「マスクは完売しました」のドラッグストアでの貼り紙。そういえば、私もその頃からコロナ感染ではなく人目を気にして外出時でもマスクを着用するようになってしまいました。そして、今ではマスクを着用していない人を探す方が難しくなってしまい、一年で街の景色がガラッと変わってしまいました。

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非常に分かりにくい支援策


首都圏1都3県に発令している緊急事態宣言について、3月7日の期限を21日まで2週間再延長することが決定されました。当初2月7日とした期限を3月7日まで延長しましたが、一部地域で病床の逼迫が続き、変異株にも警戒が必要として再延長に踏み切ったようです。そして、宣言期間が初めて2カ月を超えたことになります。

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美容室の70%が個人経営


全国に25万軒以上存在する美容室の“形態”を眺めてみると、「デザイン系美容室」と「メンテナンス系美容室」に、大きく二つに大別できると思います。二つとも同じ美容師の資格がもちろん必要なのですが、それぞれに求めらるスキルが異なることを3月4日のエントリー「どの形態の美容室で働くかで求めらるスキルが変わる」で取り上げてみました。

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美容消費係数が緩やかに増加しているらしい


首都圏の1都3県に発令している新型コロナウイルスの緊急事態宣言ですが、3月7日の期限を2週間程度延長するようです。当初の2月7日からの延長からの再延長。野村総研の試算によれば、緊急事態宣言が2週間延長された場合、7000億円の経済損失が生じ、GDPが年率で0.1%押し下げられるとのこと。

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どの形態の美容室で働くかで求めらるスキルが変わる


カット専門店、ヘアカラー専門店、メンテナンスサロン、そして低料金大型チェーン店の登場により、美容師も”どこで”働くかによって求められる仕事の内容が大きく変わってきているようです。仕事で求められるスキルはどこで働くかでも変わりますが、時代によっても変わっていきます。

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セルフブリーチ用のボンドブリーチが発売とのことで


2月27日のエントリー「ドン・キホーテの「セルフ酸熱トリートメント」薬剤について」では、美容室界隈ではそこそこ話題となっている酸熱トリートメントの薬剤がドン・キホーテで素人向けに売られていることについて取り上げてみました。まあ、美容室側の意見としてプロの仕事だから云々があるようですが、実際には一般市場に売られている現実を受け止めた上で次の一手を考えてはどうか、というのが私の見解です。

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勉強会とは「儲かる希望が持てる」もの


美容室向けに勉強会を良くも悪くも長年続けているとそれはそれで面白いこともあります。よくあるのが、勉強会を行っている美容室オーナーの知り合いあたりがウワサを聞きつけて参加することがあります。最近では、私が勉強会でやっている内容にも幅が広がり、他業種の方も参加することもたまにあります。

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