営業において魔法の一言は存在するのか?


営業マンは、モノを売る前に、「まず自分を売れ」なんていわれます。とはいえ現実には、営業マンはモノやサービスを売っています。そして、そのためには「言葉」を扱います。言葉を扱いモノやサービスを売っているのが営業マンです。言葉の扱い方に人間性が現れれ、それを問われるのが営業マンであるともいえます。

続きを読む

続 ある美容室の人が辞めない仕組みづくりについて


前日のエントリーでは、美容室における離職の現状に触れました。平成28年の「新規短大等卒就職者の産業別離職状況」(厚生労働省)によると、就職1年までに離職してしまう美容師は30%。3年までに離職する美容師は50%。そして、10年以内になると92%。

続きを読む

ある美容室の人が辞めない仕組みづくりについて


堀江貴文さん曰く『ライザップの価値は「コミュニケーション能力が大事」と気づいているところ』。これを聞いたときには非常に感心しました。英会話、スポーツ、ジム(筋トレ)、楽器、そして勉強というものは「やってみたけど三日坊主でした」という人が殆どなわけです。

続きを読む

コロナ禍で強く感じたサロンの価値とは?


美容室の店舗数は全国で25万軒以上といわれています。コロナ以前より、技術の安売りが流行となっており過当競争が続ていました。そこから抜け出すには特別変わったことでも奇抜なことでもなく、極々シンプルに「お客の望んでいることに応える」しかありません。

続きを読む

薄毛と脱毛と生活習慣


50歳を目前に控え私も老化や病気とは無縁だった時期はとっくに過ぎてしまいました。幸いにも現状は、健康体といえるようです。老化や病気は生きている以上は避けられません。ですが一方では、病気をある程度予防出来たり、老化を遅らせるということも可能となっているようです。

続きを読む

そもそも濃厚接触者って何?


5月上旬、長崎市の理容室でクラスターが確認されました。美容室ではなく理容室で。感染の経緯は、理容室の従業員の“休憩場所”で感染が広がったものでした。そこから利用客にも感染が疑われたわけですが、その後利用客が感染していたかどうかはよく分かりません。

続きを読む

大手美容メーカーのシャンプーのコマーシャルで考えたこと


大手美容メーカーのシャンプーのコマーシャルを見ていると、トップもサイドもふわっとした「ふんわりシルエット」かきあげた髪の「根本からハリ感のある手ざわり」などが謳われており、モデルさんも50代女性が採用されています。

続きを読む

コロナ収束時期予想のアンケート結果で思うこと


6月7日に長崎市では県独自の緊急事態宣言が解除されました。ここ数日、長崎市でのコロナ感染者数は一桁台で推移していて、それに合わせてかどうかは定かではありませんが、人出も明らかに戻ってきているような感じはします。ワクチン接種もとりあえずは進んでいるようですしコロナ収束に向かってはいるのでしょう。

続きを読む

白髪が増える原因よりも白髪染めの対応が美容室には課題


美容室におけるパーマ比率は、年々減少傾向にあります。そんな中でも現在の70代以上、いや正確には75歳以上の女性に限っていうと、今でも美容室でパーマをかけることは当たり前なのかもしれません。それ以外の世代でいえば、やはりカット&カラーが中心となって来店しているのではないでしょうか。

続きを読む

続 関係性を築くために私が実践したこと


前日のエントリーの続きです。「一顧客あたりの年間利用額の増加」を果たすには、結局、優良顧客、さらにはロイヤル顧客へと発展させなければならないわけでありまして。大前提として、顧客を自らの手でつくっていく経験をしたことがない営業マンには、この部分はかなり厳しいのかと思います。つまり、顧客の大切さ大事さが頭でしか理解できないからです。もちろん主観ですが。

続きを読む

関係性を築くために私が実践したこと


「ロイヤル顧客の拡大」「一顧客あたりの年間利用額の増加」という言い回しをよく聞きます。先日もビューティガレージが2021年4月期決算発表でも取り上げていました。ここへの取り組みに関しては、ありとあらゆるところで取り上げられ、セミナー、書籍といったものでいくらでもあることでしょう。

続きを読む

誤差の範囲と勘違いしないようにしたい


コロナ禍での美容室の現在の状況は、既存客の来店サイクル長期化問題はあるものの、それも徐々に元のサイクルに戻ってきているように感じます。もちろん政府・地方自治体からその都度出される各種要請によって多少の影響はあるとは思います。がしかし、飲食店のように休業要請、時短要請があるわけではないので、そこと比べると影響は限定的かと。

続きを読む

今年も半分が過ぎようとしている


10都道府県に発令中の緊急事態宣言について、沖縄を除く9都道府県は20日の期限をもって解除となります。東京、大阪、北海道、愛知、京都、兵庫、福岡は緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行。期間は緊急事態宣言を延長する沖縄、まん延防止等重点措置を延長する埼玉、千葉、神奈川も含め7月11日まで。

続きを読む

私が感じる美容師という生態


今さらこんな事を書くのも気が引けるのですが、日本にとっての人口問題とは何か?つまり、人口減少、少子高齢、長寿命化。その中でも以前から当ブログで書いてきたのが、2020年に女性の過半数が50歳以上となったという事実。今後もマーケットの中心が上へ上へと向かうので、年齢構成も高齢化が進めば当然ながらニーズも変わってきます。

続きを読む

涼しい顔で営業をしている裏には


「帝国データバンク」のまとめによると、新型コロナウイルスの影響で破産などの手続きをとって倒産した企業や、事業を停止して法的整理の準備に入った企業は、個人事業主を含めて去年2月から6月14日までの累計で1600社になったそうです。

続きを読む

営業やりたいですか?


一般的に営業という仕事にはどのようなイメージがあるのでしょうかね?私の勝手な思い込みに過ぎませんが、良いイメージを持つ人の方が圧倒的に少ないのではないかと思います。実を言うと私もその一人でして、私もまさか自分自身が営業の仕事をするとは思っていませんでしたから。

続きを読む

外部環境の変化よりもマインドの問題


人生100年時代。転職が当たり前となり、これまでの教育-仕事-引退という一本道の人生ではなく、マルチステージの人生へと様変わりする。コロナ禍が追い打ちをかけ、定型業務がどんどん人工知能(AI)に置き換わる中、社会人にとっての学びの必然性も格段に増している。『【寄稿】「コロナ時代の学び」 地域はアウトプットの場』より

続きを読む

他を気にしてもしょうがない


最近やたらと大手の美容メーカー、ディーラーのニュースが目立って仕方ありません(あくまでも主観です)。昨年から続くコロナ禍ですが、そのような状況でありながらも新商品、新サービスのリリースに向けて淡々と取り組んでいたんだろうと思わずにはいられません。

続きを読む

新しい高校生物の教科書を読んでみて


前日のエントリーで美容室における接客について思うことを書いてみたのですが、接客でも営業でも同じようなところがあって、それは相手の意向を汲み取るということです。もちろん”心の部分”をいかに汲み取っていくかが大切なことは言うまでもありませんが、相手の知識力というか何をどの程度知っているかを接客する側が理解せずに喋り過ぎてしまうと墓穴を掘ることになりかねません。

続きを読む

一事が万事とはならないのが接客では


同じ美容室であっても今では様々な形態が存在します。カット専門店、ヘアカラー専門店、低料金大型チェーン店、メンテナンス系サロン、デザイン系サロン等々。そこでは同じ美容師免許を取得した人間が働いています。

続きを読む

営業マンも美容室も勉強するしかない


これはコロナだからだとかそういうのではなくて、随分前から美容ディーラーの営業マンと美容室の関係性は問われていました。つまり、営業マンとして何が仕事であるのかということ。美容室の店舗数も多ければ、それに比例してなのかどうかはよく分かりませんが、理美容ディーラーも大小含めて1000社程あるとも言われています。

続きを読む

営業マンは美容室に何を支援できるのかが求められる


昨年から続くコロナ禍ですが、どんな状況であろとも行動する人は行動するし、行動しない人はどうあったとしも行動しないものです。行動するしないは、本人(個人)の動機付けによるものですから、まあどうでもいいのですが、企業が行動しないは致命傷となってしまいます。企業はどんな状況であっても次の一手を考え行動を打たなければなりません。

続きを読む

県独自の緊急事態宣言が解除された長崎市


長崎県独自の長崎市に出されていた緊急事態宣言は、昨日をもって解除されました。併せて長崎市内における外出自粛要請、飲食店等への時短要請(運動施設等への時短協力依頼)も終了。長崎市の感染段階は【ステージ5】から【ステージ3】に引き下げられ、長崎県下全域の感染段階は【ステージ3(警戒警報)】で継続されています。

続きを読む

美容師制度に関する提言について思うこと


美容師資格は国家資格であり、当たり前ですが資格取得のためには試験に合格しなければなりません。その美容師国家試験の在り方については、もう随分と前から試験の実技科目と現場で必要とされる技術があまりにも乖離していることは指摘されていました。

続きを読む

先日美容室オーナーとのやり取りで感じたこと


1回目の緊急事態宣言が発令されたのが昨年の4月。現在、一部地域で3回目の宣言発令中ですが、それが解除されたからといっても4回目の宣言発令がないとはいえません。このようにコロナが流行してからというものあらゆるところで影響が出ており思うように行動(仕事が)できていない人もいることでしょう。

続きを読む

最近私の耳に飛び込んでくる言葉に思うこと


コロナが流行してから約一年半が過ぎようとしています。流行した直後には、アフターコロナ、ビフォアコロナ、ウィズコロナという言葉が飛び交っておりましたが、最近ではめっきり聞かなくなったものです。まあ、よくよく考えるとその言葉には何も中身がないとうか意味不明というか、強いて言えばすべてはポジショントークとして使っていたのだろうと思います。

続きを読む

常連客が多い店がやっていること


25万軒以上ある美容室。価格競争、集客のために多額の広告費をかけたり、長時間労働であったりと、美容室経営を継続させる難点は尽きませんが、安定して美容室を経営していくにはどうすればいいのか?ここには魔法のような方法論などなく、地道に集客と失客に真正面から向き合うしかありません。

続きを読む

美容業界でもモノを売るからサービスを売るが本格化!?


自動車メーカーは、自動車を製造・販売して終わりではなく、車を販売した顧客に対する快適な「モビリティサービス」の提供が最大の使命となる。モビリティサービスは自動車を人や物の移動のための手段ととらえ、移動の過程を円滑かつ快適にするためのサービスを意味する。『山本康正「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」より』

続きを読む

働く人間の求めているものが違う美容室


5月29日のエントリー「自動化・機械化の代替が難しいサービス業の要とは」で書いた一部をそのまま引用します。

美容の仕事は、どこまでいっても人がやる仕事ではないかと思います。例えば、カット。髪をカットする行為を自動化できたとしても人のコストがそれを超えることはないでしょうから、永遠に人がカットした方がコストは安いはずです。

続きを読む

問われる美容メーカーとしての責務


美容室専売品をネット販売しない美容メーカーとして美容メーカー大手ミルボンもそのひとつだったのですが、昨年6月1日より、美容室専売品のヘアケアアイテムをミルボン公式オンラインストア「milbon:iD」で販売するようになりました。

続きを読む