面倒くさいから集客方法を見直せない!? 凄く当たり前の話なのですが、売上が伸びる、伸びているときは、新規客とリピーターが必ずセットになっているときです。肝となるのは、集客方法であり、それがものの見事に上手くいっている状況といえます。いつからかのタイミングで売上が下がるのではなく、よくいえば安定、悪くいえば停滞ですが、そのときは、殆どリピーターで回している状況だということです。 続きを読む
私が考える弱小美容メーカーの課題 インターネットが普及してネット上でモノを買うのが今では当たり前となり、モノを売るメーカーは、その売り方をどのようにしていくべきかという課題に常に直面しています。更に、スマホの登場と普及によって私たちの生活様式はいつの間にか変化しており、それはつまり「買い物」という行動自体も変化していることを意味しています。 続きを読む
理容室の今 1970年代後半までは、理容室の方が美容室よりも上回っていたものの1978年に理容室と美容室のその数は完全に逆転。その後、理容室は1990年代後半から減少に転じ、2020年には、119,053軒となりました。理容室の減少の要因は、一般的に経営者の高齢化と後継者不足とされているようです。また、そもそも理容師免許の新規免許取得者数が美容師免許取得者数の約15分の1しか居ないという現状の方が遥かに減少の要因の本質なのかもしれません。 続きを読む
無防備にさせるには雰囲気をつくる 本日は前日のエントリーの続きとなります。前日のエントリーを要約すると、セールストークといっても普通に話をして相手が欲しいかも、という程度で全く問題がないということ。それ以上に大切なのは、セールストークをいかに聞かせるか、というより聞かせる状態に持ち込むか、ということです。 続きを読む
セールストーク自体には意味はない 最近、新しく入ったスタッフ向けにセールストークを考えています。会社で用意されたトークはあるのはあるのですが、実際の美容室の現場とは少しだけ乖離しているので現場でも話が通じるように多少は最適化しなければならないのが実情です。 続きを読む
2割の顧客に期待したところで パレートの法則で説明される、2割の主要な顧客が8割の売上を支えるというものがあります。ほとんどの産業が、この仕組みで動いています。レストラン、飲料、アパレル、アミューズメント施設、そして、美容室、私の会社にしても。売上が低迷するのは、8割側(の顧客)の話ではなく、2割側(の顧客)が離脱していくことで起こります。 続きを読む
何となく通っている美容室 美容室における新規客の固定化は、どこも頭を悩ましている問題だと思います。例えば、「うちは固定客で(お店を)回せているから」ということを美容室から聞くことがあります。まあ、最低でも10年以上続く美容室が言うセリフです。つまり、ある程度、固定化に成功しているからこそのセリフ。固定客で回せるのは理想ですが、それは同時に、よくいえば安定、悪くいえば停滞の始まりであるとも考えられます。 続きを読む
営業は断られてからスタートする 営業は断られてからスタートするとはいうものの、実際に断られてから再度営業をかけるのは中々厳しいものです。とくに新規飛び込みセールスはその典型であり、ある意味断られるのが仕事のようでもあります。なので、いかに断らせずにアプローチするかがポイントとなります。 続きを読む
売れない営業マンを存在させている会社が問題!? 営業マンのスタイルは十人十色。営業マンが携わる業界で売るモノ・サービス、そして、性質(性格?)。同じ業界でもディーラーなのかメーカーなのかが分かれるので、同じ営業マンでもスタイルは変わってくるのではないかと思います。私の場合は、美容業界であり、美容室専売品を取り扱う美容メーカーで営業マンとして働いています。 続きを読む
感情を観察する人と言葉で判断する人 営業マンならば「営業をかける」とか「営業をかけられる」という言い回しを使うと思います。私の「営業をかける」相手は美容室オーナーであります。多くの美容室オーナーは、美容師なのですが、この方々に営業をかけていくのはホント一筋縄ではいかないものです。 続きを読む
やっぱりきた値上げの話 私は、ある美容メーカーで働く営業マンです。美容室専売品を扱うので、いかに美容室に商品を卸し、そして、いかに使ってもらうかが私のやるべき仕事の全てです。ということで、至ってシンプル極まりない仕事だと思っております。商品を扱ってもらうにも営業が必要で、今以上にもっと使ってもらうにも営業が必要で、営業、営業の毎日というわけです。 続きを読む
そもそも笑顔とリピートに関係があるの? お店が潰れないということは、固定客が一定数存在するということで、逆に、お店が潰れるということは、お客が全く存在しないということではなく、お店を維持できる程の数だけ固定客が存在しないということ。つまり、潰れないためには、いかに固定客をつかむかということになります。 続きを読む
どんな状況であろうと習慣が優先する!? わが街長崎県は一足早く解除されておりましたが、東京など18都道府県で適用されている「まん延防止等重点措置」が3月21日をもって全ての地域で“やっと”解除されます。まん延防止等重点措置の適用地域が全てなくなるのは今年1月8日以来、約2ヶ月半ぶりとのこと。 続きを読む
今後も続くであろう美容室の安売り路線で思うこと 2000年代に入って美容業界でも技術の安売り、低料金の店が増えました。お店側は、技術料金が安くなるので、一人当たりの技術者の売り上げは相対的に下がることになります。当然ながら、スタッフの給料が増えることはありません。美容業界全体で、流行する技術の安売り。一ヶ所が安売りで儲けることができても、それはミクロの話でしかありません。 続きを読む
どこを削るかに理美容代が入る? 長崎は、ガソリン価格が全国で最も高い地域らしく、他県に出張して車にガソリンを入れるときは安さを感じたものです。しかし、ここ最近のガソリン価格の高騰は、ちょっとばかり洒落になっていません。所得が増えない状況で物価が上がっているわけですから(しかもコロナ禍)、多くは、消費、投資を減らします。 続きを読む
コロナ自粛生活に対しての世間の反応と私の反応 1月21日から適用された長崎での「まん延防止等重点措置」も3月6日で“やっと”解除となりました。私の周りでは幸いにも?コロナを必要以上にしかも異常に怖がる人などいないので、一応周りの目を気にしつつ、コロナ感染対策というよりは、礼儀とかマナーとしてマスクを着用するぐらいで日々を過ごしております。 続きを読む
質問をするもされるも表裏一体!? 私自身、仕事柄なのか何のかよくわかりませんが、色んなことを質問されますし、聞かれます。と同時に、私も周りの人間には、よくものを尋ねたり、聞いたり、質問しています。営業においては、いかに相手の話を聞き、そして話を聞き出すかにウエイトを置いているので、質問されるよりも質問をする方が多いのかもしれません。 続きを読む
コミュニティの大切さを感じる今日この頃 私は、美容室向けの勉強会を定期的に行っています。単独でやるときもあれば合同でやるときもあります。美容室同士の横のつながりはあるようでないようで、なんとも微妙な感じなのですが、勉強会を通して顔見知りになるケースもあって、コロナ禍も相まって勉強会の場が近況報告会のようにもなっています。 続きを読む
ライフ・シフト2の「年齢の可変性」を感じた話 鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」の中で「エイジズム」なる言葉が登場します(私は初めて知りました)。エイジズムとは、老化に対するネガティブな印象を意味する言葉。また、高齢者は社会的な弱者、歳を取ると体中にガタがくる、老けた人は頑固だ、といった否定的なイメージもすべてエイジズムの一種となります。 続きを読む
2011年3月11日から11年が経過して タイトルにあるように東日本大震災の発生より11年が経ちました。日本は、言わずと知れた世界でも災害の割合が高い国です。ただ、災害は人災とは違って未然に防ぐことなど不可能です。出来る限りの(ハードとソフトと共に)防災に取り組み、そして、災害が起こったならば連帯意識をもって乗り切っていかなければならないと思うのです。 続きを読む
身体は正直だなぁと実感したこと 私は、数年前から定期的に健康診断を受けるようになりました。そして、昨年の5月、親知らずを抜いたことを切っ掛けに歯周病予防のために歯医者も定期的に受診しております。ということで、先日は、歯医者にて定期メンテナンスに行ってまいりました。 続きを読む
営業では相手中心か自分中心か 新規飛び込みセールス(美容室向け)で何が大変で嫌だったかというと、全く相手が思うように動いてくれないということ。取り敢えず、言葉、内容、意味が伝わっても人っていうのは、中々動かないものです。営業の世界では、話が上手い、口が上手いことなど何の役にも立ちません。 続きを読む
予約を入れる行為にストレスを感じる私 今では予約サイトの存在を無視できなくなってしまった美容室ですが、どうなんでしょうか、世間的には予約を入れて美容室に通うのは定番化しているのでしょうか?いわゆる世代間によって違いはあるものの、多くは事前予約によって来店していることでしょう。 続きを読む
話をしてくる相手はホントやりやすい 営業マンである私ですが、最初は、いわゆるルートセールスではなく新規飛び込みセールスから営業をスタートすることになりました。一応、セールストークを会社から教わりましたが、(美容室に)飛び込んだものの何をどのように話せばいいのかが全く分かりませんでした。 続きを読む
毛髪のメンテナンスだけがホームケアではない!? 殆どの女性がそうだ、とうわけでは当然ありませんが、ちゃんと美容室に通いつつも自宅で前髪だけをカットする方はいるのではないでしょうか。ホームカラーにしてもセルフカットにしても、コロナ以前から普通にやっていたことです。ただ、コロナを切っ掛けに試す人が増えたのはあるのかもしれません。 続きを読む
長崎の「まん延防止等重点措置」は6日で解除 ようやく?長崎県のまん延防止等重点措置が解除されます。政府が新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の長崎県適用について期限の6日で解除すると決定したことを受け、長崎県の大石賢吾知事は4日に記者会見し、飲食店への営業時間短縮や県民への外出自粛などの要請を6日までで終了すると発表した。県は経済支援策として、県内宿泊割引キャンペーン「ふるさとで〝心呼吸〟の旅」の早期再開を目指すほか、幅広い事業者への支援や消費喚起策を早急に検討する。『【速報】長崎県、営業時短要請終了へ 6日まで、外出自粛も』より 続きを読む
変身資産を感じた話 前日のエントリーでは「ライフ・シフト」に出てくる変身資産を取り上げました。本日は、この変身資産について私自身と営業相手先である美容室、というよりも美容室オーナーに当てはめて考えてみようと思います。 続きを読む
変身資産 今年、まず最初に読もうと決めていたのが「ライフ・シフト2 100年時代の行動戦略」でした(実際に読んで非常に面白かったです)。で、「ライフ・シフト2」を読み終えると、今度は無性に「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」を読みたくなり、改めて読んだのですが、数年前に読んではいたもののまるで初めて読むようでした。全く記憶に残っていないという・・・ 続きを読む
どのようなマインドで仕事をしているかが相手に伝わる 美容メーカーの営業マンをやり始めた頃(20年以上前)は何も考えていなかったのですが、営業相手は規模の違いこそあれ美容室のオーナーで(スタッフを相手にしていないという意味ではなく)、その意味するところが全く理解できていませんでした。雇う側と雇われる側とでもいうのでしょうか。 続きを読む
業務引き継ぎの方法が会社の相(すがた)なのかもしれない 一口に美容室といっても今では様々な形態?が存在しており、その形態の数だけ拘りがあるともいえます。そんな美容室をフォローする美容メーカー、ディーラーの営業マンもその形態に合わせたフォローが問われるといえます。まあ、美容室側からすれば「美容材料さえきっちりと運んでくれれば問題はないよ」といわれそうですが・・・ 続きを読む