2021年理美容室の設備投資の目的 20年以上、様々な美容室を営業で回っている私ですが、あくまでも個人的な意見として、気づきというか傾向のようなものが色々とありまして、それは繁盛店と衰退店(停滞店)を分けるものです。それを分けるものを大雑把にいうと、「変化があるかないか」と「早いか遅いか」です。 続きを読む
男性の薄毛のヘアデザインに特化した美容室 医薬品、化粧品などの広告で宣伝できる効果の範囲は、いわゆる薬機法によって規制されています。例えば、育毛剤。育毛剤は、薬効成分の種類や配合量、そして効果効能の差異によって化粧品、医薬部外品、一般用医薬品、医療用医薬品の4種類に分けられます。 続きを読む
毎度お馴染み白髪染めアンケート 先日、ある美容室で話題になったのが「ホームカラー(セルフカラー)」でした。コロナ禍によって自宅でヘアカラー(殆どが白髪染めだとは思いますが)をする人が増えたと言われています。それによって美容室では来店サイクルの長期化もさることながら、技術面でも影響があるようです。 続きを読む
コミュニケーションとコミュニケーション能力で考えること 多くの職業でコミュニケーション能力が問われるていると感じる私ですが、営業なんかはまさしくそうでコミュニケーションなくして成り立たない仕事であるといっても過言ではありません。コロナ禍によって社会の機械化・自動化が進むことになったわけですが、それは人間がわざわざやる必要のな仕事が増えたことを意味するわけです。 続きを読む
前任者が良かったは本当か? 営業マンの担当変更ってありますよね。ここで営業マンからすると厄介?なのが、前任者がどのような営業(どういう付き合い方をしていたか)をやっていたかということ。私は幸いにも「前任者の方が良かった」「ちゃんと対応してくれた」といった内容をうけたことがありません。 続きを読む
マスク着用で思うこと 先日、新型コロナ対策でのマスクの着用について政府の考え方が公表されました。それによると、屋外では、周りの人との距離が確保できなくても、会話をほとんどしない場合には着用の必要はないなどとされています。また、基本的な感染対策としての着用の位置づけは変更しないとしたうえで、2メートル以上を目安に、周りの人との距離が確保できる場面では、屋内で会話をする場合を除いて「着用の必要はない」。そして、屋内で会話をする場合でも、十分な換気などの対策をとっていれば「外すこともできる」としています。『政府 マスク着用の考え方公表 屋外で会話ないなら着用必要なし』より 続きを読む
毎度お馴染み美容室選び よく語られるところの美容室を選ぶポイントというもの。身もふたもないことをいってしまうと、すべては後付けでしかないと私は思っています。初回(新規)の場合はとくにそうではないかと。何となく良さそうだから取り敢えず行ってみて、合う合わないで決めているというところが実際のところだと思います。 続きを読む
欲しいのは解説ではなく解決 先日、創業74年の和菓子メーカー、紀の国屋が廃業したというニュースを見ました。直接の切っ掛けはコロナ禍?と考えられているようですが、それ以前からもどうやら伏線はあったようですね。ひとつの時代が終われば、またひとつの時代がはじまり、こうやって会社というか世の中の新陳代謝が進んでいっているのでしょう。 続きを読む
どっちもどっち 美容室からすると美容メーカー、ディーラーの営業マンは、「自分たちの数字(売り上げ)のことしか考えていない」という印象を受けており、逆に、営業マンからすると美容室は、「なんでこんな変なことばかり言ってくるんだろうか?」という印象があるようです。もちろん、私の個人的見解であり、あくまでも傾向の話しにすぎませんが。 続きを読む
2021年の理美容サロン市場は? 先日も福岡に出張で、顧客である美容室に定期訪問に伺ったわけですが、なんとも都合よく?美容室は、都市部と住宅地周辺に分散しておりまして、それぞれに「最近は(コロナの影響とか売り上げとか)どうでしょうか?」というアプローチから入るわけですが、まあなんとも厳しい状況のようで・・・ 続きを読む
手段がいつの間にか目的に 私の会社では、美容室向けに有料の講習会を長年続けてきました。それが、2020年2月を最後に開催されておりません。もちろん、コロナの影響です。だから早く開催できればいいなぁということではなく、改めて考えるようになったのは、講習会自体はただの手段でしかなかったということです。 続きを読む
顧客の意見に耳を傾けるとはいうものの 営業マンは、顧客と直接接点を持つことができるので、顧客やユーザーが自社の商品に対してどんな感想を持ち、どの部分に不満を感じているのかといった反応をダイレクトに知ることが出来ます。一言でいえば、フィードバックということなんですが、その際に気を付けなければならないのが、出来るだけ多くの顧客の反応に触れることだと思います。 続きを読む
ルールがルールなのかルーズがルールなのか? 私自身、美容業界に入り美容師と理容師では出来ることが異なることを初めて知りました。美容師になるにも理容師になるにも免許が必要なわけですが、それぞれの業務内容には“やれること”が異なります。なので、どちらの業務内容もやりたいということで両方の免許をもっている方もいたりします。 続きを読む
特区限定の外国人美容師就労は今秋に 日本の外国人雇用者数は2020年、2021年と連続して「増えて」いるという。コロナ禍という状況下で入国制限はありつつも、外国人雇用者数はどうやら増えているらしいんですね。もちろん、増加率は下がってはいるものの、コロナ禍以降も外国人雇用者数は増加しているようです。改正出入国管理法が決まったのが2019年でしたか?一旦決まってしまうと止めようがないのでしょうね。 続きを読む
美容は美容室だけのものではない!? コロナ禍となって「美容室の店販が伸びている」なんて話しを聞くことがたまにありますが、果たして本当なのだろうか?と思ってしまいます。美容室専売品と呼ばれるものは沢山ありますが、店販に限らず多くの商品が美容室以外でも買えてしまう時代です。私の憶測でしかありませんが、店販が売れている店舗はコロナ云々と関係なく日頃より取り組んでいたところのはずです。 続きを読む
事故やクレームを未然に防ぐこと同様に大切なこと 全日本美容連合会による美容所賠償責任補償制度・事故分析によれば、昨年8月までの1年間の美容室での補償をともなう事故件数は373件、補償金額は総額2137万円余、1件あたりの平均補償額は5万7294円、ということだった。また、賠償事故で多いのはヘアカラー関連の事故でした。 続きを読む
美容組合員が減少しているのもうなずける!? 休業要請という言葉も最近ではやっと?聞かなくなりました。コロナ禍と言われ出したころ、2020年4月の1回目の緊急事態宣言では休業を要請する対象業種が一体どこになるのかと戦々恐々としたものです。結局理美容室は、「社会生活の維持に必要な施設」ということでその対象から外れました。 続きを読む
検索の落とし穴 「ググる(グーグルで検索をするという言葉を略したも)」なる言葉が普通に使われるようになり、スマホやPCを利用して検索することが当たり前となっています。例えば、何気ない会話の途中でもその会話の中で分からない、知らないことがあればスマホを取り出しその場で検索することも含めて会話というかコミュニケーションとして成立しています。 続きを読む
先のことも大切ですが今はもっと大切 総務省が10日発表した3月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は30万7261円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比2.3%減となった。マイナスは3カ月ぶり。昨年3月は緊急事態宣言の解除などを背景に支出が増加したため、その反動で減少となった。『実質消費支出3月は3カ月ぶりの減少、先行き物価高が回復を抑制へ』より 続きを読む
値上げが日常生活に影響しないわけがない カルビーの筒状の容器に入った「ポテトチップスクリスプ」をご存じでしょうか?7月から10~20%程度値上げするそうです。ちなみに、定番のポテトチップスは既に値上げしているそうで・・・知りませんでした。私もよくコンビニやスーパーで購入しますが、とくにスーパーで買う場合、一体いくらが定価なのかがさっぱりわかりません。 続きを読む
コロナ禍“だから”は本当なのか? コロナ以前(こんな書き方は嫌ですが)からも美容室における来店サイクルの問題は、普通にありました。美容室の抱える問題の大半は売上であり、それはつまり集客の問題ということでもあります。そして、来店サイクルの問題は、集客の一部でもあります。なので、コロナ云々に関係なく日頃からこの問題に取り組む必要があるわけなのですが・・・ 続きを読む
あるヘアケアメーカーとインフルエンサー インフルエンサー(SNSでの情報発信によって世間に対して大きな影響を与える人物の総称)という言葉を数年前から頻繁に聞くようになりました。それに付随するものとしては、やはりインフルエンサーマーケティングでしょうか!? 続きを読む
大切なのは学ぼうとする気持ち 学びの場の代表といえば学校だと思いますが、今では様々な場所で学びを享受?できるようになっているように思います。コロナ禍となってからというもの「ウイルス」「ワクチン」といった普段は聞きなれない言葉をよく聞くようになりました。 続きを読む
続 美容室はヘッドスパよりヘアケア 前日のエントリーの最後で『「餅は餅屋」ではありませんが、美容室はヘアスタイルを売り、そして、その土台となる髪の毛の状態をいかに健康(技術が出来る状態)に保つのかといったヘアケアを売ることに徹底するのが当たり前であり、それこそが一番効果的だと思います。』と締めくくりました。 続きを読む
美容室はヘッドスパよりヘアケア 最近の美容室での人気メニューといえば、髪質改善、ヘッドスパ、縮毛矯正、インナーカラーといったところで安定した需要があるのは白髪染め、となるようです。美容室でもヘッドスパの需要を取り込もうと必死なようですが、実際にはエステサロンに見事にその需要は持っていかれているように思います。 続きを読む
理解していることと使えることは違う 知識や教養といったものは、それ自体を知っているだけではどうやら不十分なようで(当たり前でしょうけれど)、それを要所要所で”使いこなせる”かが重要ということらしい。つまり、知っていることとそれを使えることは全くの別問題だということです。そして、それぞれに学び(知るための学びと使えるための学び)があるわけです。 続きを読む
美容室の経営取り組みから思うこと 上手くいっているサービス、売れている(ヒット)商品の数々。上手くいっている、売れている、という結果だけを見てしまうと何事もなくスムーズにいった印象を受けてしまいます。ところが実際は、そのサービスや商品に携わるあらゆる人間の悪戦苦闘(試行錯誤ともいう)の連続の結果によってもたらされたものが多いように感じるのは私だけでしょうか!? 続きを読む
進むも地獄、退くも地獄 自社の商品やサービスを生産する上で、仕入れ先からの供給は不可欠です。仕入れ先から「値上げ要請」が来た場合、値上げを受け入れざるを得ない。そこで「自社の利益」を削るか、販売価格を引き上げるか、輸入物価上昇に起因するコストプッシュ型インフレを受けて、あらゆる経営者が今、選択を迫られています。 続きを読む
休暇中、仕事の連絡を遮断する問題 現在、ゴールデンウイーク真っ只中でありますが、サラリーマンにとって、こういったまとまった休みの過ごし方はどうしているんでしょうかね?営業マンである私ですが、以前であれば顧客からの連絡以上に警戒?していたのが上司からの連絡でしたね・・・ 続きを読む
座して待つのではなく行動あるのみ 予約サイトを活用している美容室も多いと思いますが、コロナ禍によってSNSを活用するところも増えたことでしょう。コロナ以前からもアカウントは持っているものの休眠状態や更にはその活用を渋っていた美容室も、もはや現在の状況では使わざるを得ない状況となっているのではないでしょうか。 続きを読む