令和4年 治にいて乱を忘れず


本日は大晦日。大晦日のブログタイトルは、2018年から「治にいて乱を忘れず」であり、自戒を込めたものです。100年に一度といわれるウイルスに襲われた2020年。今年もコロナに振り回された感は否めませんが、とはいえ、この1年、よかったことはよかった、悪かったことは悪かった、としっかり反省して令和5年(2023年)を迎えたいものです。

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クレーム、不当要求、カスハラ


クレーム処理の鉄則は、「起こり得るクレームを未然に防ぐこと」である。これはクレームの発生する業界では常識かと思います。ただ、クレームはクレームであって、言いがかりではありません。しかしながら、その二つの線引きが現場でキッチリとされているかというと中々出来ていないのが実のところかと思う次第です。

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続 年齢の可変性


前日のエントリーでは、「体(健康)は唯一無二の資産であることは間違いありません」と締めくくりました。一日でも長く働くためにも健康第一であると・・・ただ、健康だけならば若者にアドバンテージがあるわけで、どうせならば働くことによって何らかのスキルようなものが積み重なり、「ライフ・シフト」でいうところの結晶性知能を獲得することが理想ではないかと。

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年齢の可変性


「ライフ・シフト」を読んで、「年齢の可変性」なる考え方を知りました。つまり、年齢による決めつけをやめましょう、ということ。何故、そんなことを考える必要があるのかというと(詳しくは「ライフ・シフト」を読んでみて下さい)、平均寿命が長くなり、健康寿命も延びてくるので、年齢と自分のやっていることがミスマッチなってくるから、だとか。

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営業しなければお客さんは来店しない


今年、私の会社では、一部製品を値上げしました。製造に関するあらゆるモノの仕入れ価格が上昇したことを受けて(コロナ、戦争、円安、などによる輸入物価上昇)、現行の価格での販売が難しくなった、というのが最大の値上げの理由です。ただ、私の会社だけがそういった煽りというか影響を受けているわけではなく、大小問わず多くの企業でも値上げ、となっております。

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焦りは禁物


ヘアカラー専門店を出店する美容室オーナーさんも(多分)多いようです。美容室を多店舗展開するよりもヘアカラー専門店をあえて出店するという。どのような経緯で出店に踏み切るのはそれぞれの事情があるようです。まあ、多くは一般の美容室よりも簡単だと思ってしまっているのかもしれません(経営もしたことないイチ営業マンがいうことでもないのですが)。

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私(営業マン)が美容室と付き合うときの判断材料


原油・原材料価格の高騰や利上げによる円安などで、企業が苦境に立たされていると指摘されている。先行きが不透明な状況の中で企業の財務基盤がぜい弱になっており、倒産による代金未回収を防ぐためにも、取引先のリスクを把握することが重要だという。まあ、極々当たり前なのですが、その当たり前の取り組みが最も難しいのも現実かと。

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理容室の平均利用金額で何を思う


美容室専売品を扱う私の会社ですが、例外もございまして、一部、エステティックサロン、理容室になんかも材料を卸しております(個人的には「サロン」と名のつくところには全て卸したい)。で、ある理容室オーナーさんは、数年前から病院や介護施設の訪問理容に取り組み始めました。もちろん、既存店舗の売上減少をカバーするためですね。

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私の会社の事業継承で思うこと


私が働く会社では、ちょうどコロナが襲ってきたタイミングで事業継承問題が重なってしまいました。コロナもそうですが、事業継承もキッチリと片が付くような感じもなく、ズルズルと時間だけが過ぎております。そもそも今回の私の会社の場合の事業継承は、事前準備があったわけでなく、社長の体調不良による、つまり、必要に迫られてやっているだけという展開でして・・・

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とっくに気づいているはずの問題(多分)


コロナ禍で売上が激減したので立て直したい、との相談を多く受けてきました。コロナで減ったことは間違いないでしょうが、コロナ禍が起きなければ増えていたのでしょうか。年計グラフを作成してみると、はっきりします。コロナによって問題が顕在化したのであって、コロナ以前から問題はあった。自社の必要性が見直されて顧客から淘汰された。というケースも多いです。

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第3次美容室向け新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン


美容室は保健所に開業届けを出し、そこで認可されて営業ができるようになります。開業後も定期的に保健所の検査が入るそうですが、現実には全国に25万軒以上もあるとされる美容室全てに保健所の手が回るはずもありません。とはいえ、元々は衛生管理に厳しいはず?の美容室ですが、コロナ禍となりコロナ用のガイドラインが早々に作成され、先日、3回目の改定がされたようです。

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今も昔も美容師の苦境は変わらない!?


今年、10月1日より特区限定ではありますが外国人美容師の就労が解禁となりました。これにより全国で外国人美容師が普通になる日もそう遠くはない未来に実現!?するでしょう。個人的には、日本人美容師の雇用の安定や賃上げが先であるように思いますが、まあ、制度改革ってこんなもんでドンドン進んでいきますよね。

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私が働く会社は希望すれば70歳まで働けるらしいのだが


私が働く会社(中小企業)の社員平均年齢は(多分)49歳です。で、会社の定年年齢は65歳となっており、希望すれば70歳までは働ける”らしい”(ホントかな)。皮肉なことに、企業の平均寿命が短くなるなか日本人の平均寿命は延びている。70歳までは働ける”らしい”と書いたのは、私(50歳)が70歳に達する頃に会社が果たして存在しているのだろうか?と思ったからです。

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2021年度のヘアケア市場規模


ある調査会社によると、2022年売れたもの(日用消費財)ランキングトップは「検査薬(コロナの抗原検査キット)」だったそうであります。ちなみに、2021年にはトップ10入りしていた「ヘアートリートメント」ですが、2022年は残念?ながらトップ10圏外とのこと。2022年には、口紅や日焼け止めも売れたらしく、2021年に比べると少しずつ外出する機会が増えているようです。

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業種別「倒産リスク」ランキングで思うこと


ネット上の記事にこんなことが書かれてありました。

企業の寿命も急速に変化している。S&P500企業の平均寿命は、1965年時点では32年だったのに対して、2020年の段階では21年余りとなっており、2020年代を通じてさらに低下することが予想される。

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何といっても重要なのは営業


営業をおろそかにして成功した企業は存在しないという。私も今の会社に入りたての頃は、社長から「何といっても重要なのは営業」ということで徹底して飛び込みセールスを“やらされた”ものです(ホントに嫌で嫌でしょうがなかったけど)。ところが、新規客獲得の営業を経験していなければ既存客のフォローなど出来ないのです。

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営業で悩む前に知っておくといいかも


人には向き不向き、得意不得意、好き嫌い、そして、性格がありまして、どんな職種であれその人なりの仕事に向かうスタイルがあるかと思います。私の職である営業ですが、そこにもどうやら様々なスタイルがあるようです。

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従業員のパフォーマンスを向上させるには?


以前の私といえば、今の会社において「替えの利かない人材」になるべく仕事に取り組んでおりました(しかもそんな感じのエントリーをいくつも書いておりました)。しかしながら、会社という存在というか仕組みというか、そんなものを考えると、イチ社員(仮に替えが利かないとしても)がイチイチ抜けたぐらいで業務が滞ることがあるようでは、そもそもそんな会社などいずれ潰れてしまうわけでありまして。

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大切なのは値上げ後の売れ行きがどうか


大企業や有名企業ならともかく、中小零細企業規模のメーカーなんかは値上げ告知はどんな感じで進めているんでしょうかね?私の会社(美容メーカー)の場合、所謂中小企業でありまして、取引先である美容室に営業マンが事情説明に伺い「値上げ」を伝えております。まあ、値上げに納得などするはずもなく、ここぞとばかりに普段は口にしない会社に対するクレームのようなものを私(営業マン)にぶつけるわけです。

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安売り出来ないからこそ


昨日、国家公務員に冬のボーナスが支給されたとか。公務員、民間とその支給額も気にはなるところではありますが、私が気になるのはその使い道。ある調査会社によれば、冬のボーナスの使い道の1位は、やはりというべきか当然というべきか、「貯金・預金」だったとのこと。

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7割の企業が価格転嫁できずで思うこと


先日もある美容室オーナーさんが、技術料金の値上げをするかどうかで悩んでおりました。もちろん、本人としては値上げしたい、ところですが、それによってお客さんが減ってしまうのではないか、ということでどうしたものかと悶々としておりました。個人的には他人事なので値上げすればいいのにと思うのですが・・・

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やってられない


前日のエントリーでも取り上げたように、来年も値上げラッシュとなりそうです。何でも、来年4月に小麦の政府売り渡し価格、そして電気料金が大幅上昇することがほぼ確定しているらしい。しかも、コストプッシュ型インフレはあくまで「輸入物価上昇」が原因であり、そしてそれが収まっているわけでもない。なので、私たちの可処分所得が増えることもありません。

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民間企業の正義


値上げのニュースをチラホラと”また”見るように、聞くようになりました。(私のお気に入りである)山崎製パン「薄皮」シリーズも5個から4個に減らすことになるんだとか。しかもこのことがネットで話題になったらしく、何でもツイッターで「薄皮シリーズ」がトレンド入りしたとか。というかそんなに騒ぐことなんでしょうかね?

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重要なのは仕事が「ある」ということ


仕事が、自分だけの毎日の「楽しみ」になっている人って一体どれだけいるのでしょうか?まあ、楽しいときもあれば辛いときもあって、飽きることもあって、苦しいときもあって、興奮するときもあって、全ての感情を体感できるものが仕事ととらえていたりする私です。人によっては、仕事は仕事であって、「嫌々やっている」「生活のために働いている」「仕事はがまんする面があるのはあたりまえ」と思っている人もいることでしょう。

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化粧品はあくまで安全性を重視した商品


ご存じのように、人の皮膚は上から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」と4つに分かれていて、これをまとめて「表皮」と呼んでいます。日本の「化粧品」の効果は薬機法で「角質層まで」と決められています。法律上では化粧品の効果は、これ以上は及んではいけないことになっており、広告をする際にも『肌の奥まで』と書いたならば『角質層まで』等と注記しなければならないことになっています。

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営業職に求められるスキルとは?


いつからか、機械、テクノロジーによって代替される仕事とは何か、みたいな話をよく聞くようになりました。職業の職。私の場合は、営業職となります。その営業職と一括りにいっても結構な数の業務によって構成されています。つまり、テクノロジーによって代替されるのは営業職の全ての業務であるとは限りません。逆にいうと、一部の業務はテクノロジーに置き換わることになるわけです。というか既になっていますが。

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まあ、ないよりはマシなんだろうけど?


美容室は「社会生活の維持に必要な施設」ということで、2020年4月の1回目の緊急事態宣言が出された時でも営業が継続できました。ただ、その分支援は当然なく。まあその後は、それ相当の?政府から県、市町村単位での支援が美容室にもあり、現在に至っているわけです。

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再び再び再び、あと何回?


今年10月の小麦売渡価格の改定は、農水省が緊急措置として通常6ヶ月間の算定期間を1年間に延長して平準化することで「据え置き」となった、とのことでありまして、来年4月には、今年3月以降の1年間の買付価格を元に算定されることになります(ちなみに来年4月の小麦価格は史上最大の値上げ改定が予想されているとか)。また、来年同時期に電気料金の値上げも重なるとか・・・

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見た目に気を使えるとか使えないとか


Z世代、ジェネレーションZとは、アメリカ合衆国をはじめ世界各国において概ね1990年代中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代のことである。生まれながらにしてデジタルネイティブである初の世代である。Y世代(ミレニアル世代とも)に続く世代であることから「Z」の名が付いている。

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