安く沢山売るではなく


ある専門家によれば、昨今の輸入物価上昇を受けて企業の価格転嫁が進んでいるとのこと(それが分かるのがGDPデフレータというらしい)。それは同時に何を意味するのかというと、企業が回避した「損」が、消費者に押し付けられた、ということ。ただ、その消費者もどこかの企業で働く一人ではあります。

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プロもアマも好きには違いはないけど


少なくとも私が携わる美容師(美容室)さんは、美容の仕事(技術)が大好きです。時代を反映するような「好きなことを仕事にする」といったものではなく、例えば、野球が好き、みたいな感じです。なので、野球をすることが好きであるように、美容の技術をすることが好きなので、あまり店舗運営や接客には積極的にはなれない印象を受けます。

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ようやく大騒ぎも終わりそう!?


5月8日をもって、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行します。とはいえ、まだまだそのコロナによって医療現場は逼迫している、という話も聞いたりします。気づけば、コロナ禍と叫ばれ3年が過ぎ、今ではテレビ、新聞などでそれを報じることがメッキリ減ったように思います(相変わらず感染者数は報告しているけど)。

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テレビショッピングで感じること


今にはじまったことではありませんが、仕事で求められるモノ(能力とかスキルとか)は時代とともに変化するものです。また、以前は人がやっていた仕事であっても、誰がやったとしても差が出ないものは(定型的な仕事という意味)、機械に置き換わっていきました。

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グタグタダラダラ


マーケティングは「売れる仕組みをつくること」なんていわれたりします。しかし、その仕組みを一度つくれば終わりではなく、コロナ禍でも分かったように環境(そして時代も)は刻々と変化するものです。なので、通用していた仕組みが途端に通用しなくなることも普通に起こります。企業にとっては、環境や時代にあわせて「売れる仕組み」を見直していくことが欠かせません。

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経験がものをいう


先日、ある美容室オーナーさんのあるプレゼンを聞く機会がありました。プレゼン内容は、「お店の売り上げアップ」をどうやるか?まあ、よくあるような内容ですが、その中でひとつ気になることがありました。以前ならば、何も考えずにスルーしていたことでしたが、今回は「何故だろう?」とふと頭に残りました。

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出世したくないはホントなの?


サラリーマンの正義は、「出世」だと考えている私です(ちなみに、美容師の正義は「独立」)。これは私の意見なのでどうでもいいのですが、それでも最近?「出世したくない」「出世を目指す時代は終わった」といった記事を目にしては、ホントなんだろうか?と思ってしまいます。

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働き方をいくら改革しても


従来、月60時間を超える残業(時間外労働)は、「大企業50%」「中小企業25%」の割増賃金率が定められていました。2023年4月からは、中小企業においても大企業と同様に割増賃金率が50%に引き上げられます(月60時間超の残業の割増賃金率引き上げ)。

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嫉妬しないように必死だったこと


先日、あるサイトでこのようなものを読んでしまいました。
『中小企業は基本的に社内の登場人物が限られている。これが私はとっても危険だな、と感じることが多い。世の中の技術動向は日進月歩で、あっさり流行が終わったり始まったりするのに、同じメンツとだけで関わっていると時間の流れがスローである。』

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長崎市の「転出超過」が全国ワースト2位らしい


長崎市では現在、新幹線開業に伴う長崎駅周辺の再開発や新市庁舎開庁など「100年に1度」ともいわれるまちづくりが進められています。ところが、2007年からの16年間で長崎市の人口は約5万人減少(昨年40万人割れ)。九州の県庁所在地7市でこの間の減少幅を比較すると、佐賀市が約9000人、鹿児島市は約15000人となり、長崎市のその数が際立ちます。

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カミカリスマとトロフィー


カミカリスマはご存じでしょうかね?カミカリスマとは、全国推計53万人の美容師と同25万軒のサロン(美容室)の高い美容技術を世界に発信しようと創設されたものでありまして、ちなみに、カミカリスマ実行委員会の会長は麻生太郎氏であります。で、今年のカミカリスマにおいて長崎県内から二つの美容室が選出されました。

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転職支援サービスが好調!?


今のところ転職など全く考えておりませんが、自分の年齢や会社の状況を考慮すると、強制的に転職する必要性もあるわけでございまして。その転職ですが、転職市場(ビジネスとして成立している)なるものがあるようで、そこには、転職支援サービスと転職サイトがあり、2023年上半期の転職市場全体で求人が増えて活性化するとされているようなので、双方を利用する人が増えることが予想されるとかしないとか。

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見栄を張るには健康あってこそ


人生100年時代なんていわれておりますが、60歳または65歳で引退したとして、とくに40代後半から50代前半の方、引退後「40年生きる現実」を想像できるでしょうか?団塊ジュニア世代である私には想像すら出来ません。国の社会保障制度も企業の制度も、確実に縮小することが明白であることを考えると老後は気にならない、という方が嘘のように思えます。

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働き方のニーズの多様化を考える


働き方改革は政府主導による国全体の取り組みです。その働き方改革が必要とされる背景には、「少子高齢化による生産年齢人口の減少」と「育児や介護との両立など働き方のニーズの多様化」の大きく2つの社会的要因があるといいます。また、コロナの影響もあって多くの企業が従来の働き方を見直すタイミングになったことはいうまでもありません。

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データ分析の先にあるもの


消費者のニーズを知る上で現代において欠かせない、そして、最も価値のあるものが、企業にとって「データ」とされています。これから(既に)の時代、消費者に提供する価値の源泉は、ハードウェアでもソフトウェアでもなく、データに基づくサービスやリコメンデーションであるというわけです。

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確実に予想されていた結果!?


美容室は「社会生活の維持に必要な施設」とはいうものの、それはつまり、美容室の維持があってこその話であります。コロナ禍では、社会生活というよりはむしろ不要不急のイベントに支えられていた施設であることが、より明確になりました。ということで2月。これといったイベントのない2月は、美容室にとって鬼門の月なんていわれたりもしております。

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商品を知るきっかけ


今あるモノやサービスを自らの手で販売してくのも大変なのに、世にないモノやサービスを創造し、市場に浸透させていくことは並大抵のことではありません(起業であり事業をつくるという意味)。ただ、双方に共通するのは、兎にも角にも営業をしなければならないということ。残念ながら、良いモノやサービスであっても、その存在が知られていなければ、勝手に人が認知してくれることなどありません。

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当たり前過ぎる学歴フィルター!?


低ランクの大学の学生が会社説明会にホームページから応募しようとしたら「締め切り」と表示されたが、有名大学の学生と偽って再度入力したら「募集中」になっていた、といった嘘みたいな話があるらしく。これを学歴フィルター、というらしい。学歴フィルターとは、企業が採用する学生を学歴によって選別するやり方で、一定の偏差値以下の学生を採用選考から外すことや、大学名だけで選考に受かる、または落ちるといった状況のことを指すようです。

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何故か集客だけはしようとしない


美容室の売り上げアップのテコ入れの定番といえば、新商品(店販売)と(新業務用剤の)新メニューによるキャンペーンからの単価アップ。新商品からの新メニューへとつながり、それを新規客でお試し(サービス)後、既存客(とくにVIP客)で料金化という流れ。既存客が一巡する間は売り上げアップするも二巡目はなし。また、売り上げが低迷すればこれの繰り返し。

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美容学校とビジネス


美容師国家試験の実技試験にオールウエーブに代わり「まつ毛エクステ」の導入が検討されております(ゆくゆくは導入されるでしょうけれど)。しかし、「まつ毛エクステ」の実習を行っている美容学校は半数ほどしかないそうで、前日のエントリーでも取り上げたように、元々は美容師免許が無くても施術可能だった「まつ毛エクステ」なので、美容学校で体制が整っているはずがありません。

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まつ毛エクステと美容師免許


まつ毛エクステ・まつ毛パーマを施術するプロを「アイリスト」と呼ぶらしい。このまつ毛エクステとまつ毛パーマ。流行り始めた当初は美容師免許が無くても施術可能でした。しかし、利用者の増加に伴いトラブルの報告が消費者生活センターなどに多く寄せられるようになってきたため規制が入り、結果、美容師免許取得者しか施術を行えないようになりました。

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バイアスと価値観


ビジネス用語として浸透している「バイアス」とは、人の思考や行動に偏りが生じることならびにその要因とされています。例えば、「後知恵バイアス」は、物事が起きたあとで「そうだと思った」などと、まるでそのことが予測可能だったと考える心理的傾向のこと。

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社長の年齢と業績は関係があるのか?


53歳。この数字?この年齢は、2050年の日本人の平均年齢。2020年の平均年齢47.2歳から2050年には53歳まで上昇するらしい。これは今後も平均寿命が上昇する恩恵?であるということを意味するともいえる。但し、平均寿命が延びても子供の出生数が減れば、社会の高齢化と人口減少は進むわけで、その最たる例が日本。

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傷まないわけがない美容の技術


コロナ禍からの輸入物価上昇により、昨年は技術料金の値上げに踏み切った美容室もあったかと思います。巷では、今年は四分の一を超える理美容店が値上げを予定しているとかしていないとか!?その一方では、多くの方々は可処分所得が増えていないわけですからどの支出を減らすかを考えているのも事実でありまして。

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キャリアを活かせる場は誰が用意する?


商社員ユーチューバーも「あり」。企業の間で副業を認める動きが、じわじわ広がっている。柔軟な働き方を求める流れの中、外の世界での経験を還元してほしい、バイタリティーのある多様な人材を取り込みたいという企業側の思惑もあるようだ。生涯一つの会社に尽くすのが当たり前だったのは、今では昔の話。副業解禁は今後も進むのか。『商社マンYouTuberできます 三井物産など大手企業で「副業」認める動き 「定年後を見据えて」

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スマートサロン事業に何を思う


3年ぶり開催の長崎ランタンフェスティバルが賑わいを見せております。10年に一度の寒波襲来とかなんとかいっておりましたが、先週末はかなりの人だかりができていたようです。観光関連、飲食関連の方々は、久しぶりの仕事の感触をさぞ味わっているのではないでしょうか。

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