愚痴のひとつ言いたくもなるこの状況
東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に緊急事態宣言が発令されていますが、我が街長崎でもそれと期間を同じくして、GW期間中を「集中警戒期間」と位置づけ、人と人との接触機会を減らすための緊急対策がとられています。そして、28日より長崎市内の飲食店等を対象に、夜8時までの営業時間短縮が要請されています。
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昨年のGW期間中とほぼ同様のコロナ対策がとられているようで、「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」が全国で出されていないだけで、各地域でそれと同等の内容が適用されている。
各都道府県のトップの中身のないパフォーマンスに付き合わされて一年以上が経ち、時間だけが無常にも過ぎていき、何も状況が変わっていない、というよりむしろ悪化しているのではないか。
経済が悪化するのはもちろんのこと、閉塞感というか絶望感というか、ただただストレスが募るばかり。
コロナにではなく、このストレスで命を取られる人もいるのではないかと本気で思うのはきっと私だけではないはず。
今年は、ワクチン接種によりコロナ収束に向けて事態の好転になるのだろうと淡い期待を寄せていましたが、ある意味予想通りの進まないワクチン接種。
一方で、世界に目を向けると、米疾病対策センター(CDC)が、新型コロナウイルスを巡る指針を改定し、ワクチン接種を完了した人はマスクを着用せず、散歩などの一部の屋外活動を安全に行えるとの認識を示し、屋外であれば、友人など複数の人との飲食や小規模な集まりも可能となるという。
どこぞやの都知事が路上飲み対策で「コンビニは酒類提供控えて」と“発音”するだけの日本とは違い過ぎて・・・
新型コロナウイルス感染症から日本政府の対応といった、個人の力ではどうすることも出来ないものだと頭では分かっているものの、やはりここまで来るとモノを言いたくもなります。
コロナ禍という非常時では、自分の力ではどうすることも出来ない「変えられないもの」についつい意識が向きます。
美容室を営業で回ると、オーナーさんからしてみれば、この状況、そりゃ愚痴のひとつ言いたくもなるでしょう。
オーナーさんも、この状況をどうにもならないことなど百も承知なはずです。
その一方で、私の会社に目を向けると、未来永劫会社が継続するとでも思っているかのような人間もいたりして、取引先である美容室は血を流しているのに、何もしてやれない自分の力の無さというか何というか、ただひたすら絶望する毎日です。
と言いつつ、呑気にこんなブログを書いている私は何なんだろうと同時に思いつつ、だからこそ私が「変えられるもの」を変える努力を日々怠ることなく取り組むしかないとも思います。
コロナ禍では、どんなに頑張っても報われないかもしれません。しかし、ワクチン接種がキッチリ進んでいけば確実に収束には向かうわけで。
いつになるか分からない出口(コロナ収束)を信じながら、私にやれることと言えば、たとえコロナ収束しようがしまいが将来確実に起きる社会構造の変化を踏まえつつ、替えの利かない人材になるよう日々を過ごすことであると自分に戒めることではないかと思うのですが。
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