いつまで「お願い」が続くのだろうか?
5月11日まで東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に緊急事態宣言が発令されています。がしかし、現時点では人流抑制の効果も限定的で、一連の対策が感染状況の改善に十分な効果をあげるかは不透明という話がチラホラと。ということで、政府は5連休明けにも宣言を期限通り解除するか、延長するかの判断を下す見通し。もちろん、延長は不可避との見方が強まっているとのこと。
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きっと延長なんでしょうね・・・
コロナ禍という言葉が世間で盛んに使われ出すようになってから、私は、自粛要請、緊急事態宣言があったとしても会社には休むことなく出社し、普通にマスクを着けて営業で美容室を回っていました。
もちろん、緊急事態宣言下では県をまたぐ移動は避けていましたが、それ以外の期間では、長崎から、福岡、熊本、岡山、広島と他県に出張していました。
昨年の3月くらいまでは、意図的にマスク着用はしておりませんでしたが、マスク着用の科学的根拠がどうのこうのといったところで、世間的にはマスク着用がスタンダードでしょうし、面倒な揉め事も避けるという意味で、今では外出時はマスク着用するようにしています(ホントはしたくないけど)。
もはや、マスク着用が感染防止ではなく、マナーであることはいうまでもありませんが。
とはいえ、たまたまでしょうが、私に関して申し上げると、コロナに感染も、感染が疑われるような場面にすらも遭遇しておりません。幸いというか、有難いというか、そこは感謝しかありません。
付け加えると、私の知り得る身の回りの身内から仕事関係まで、感染したという話も今のところ聞こえてきません。
だから、ラッキーなどとは思いませんが、これだけ感染予防策を日頃からしているのであれば、感染する確率は非常に低いはずです。
元々が、感染しやすい場所があって、もちろん飲食店ではないはず、病院内感染が最も起きやすいわけですし、つまり、適材適所で感染対策を講じればよいものを集団ヒステリー的に、感染対策を行っていること自体が問題だと思うのです。
かといって、コロナの猛威を低く見積もり過ぎることもよくないし、それ以上に高く見積もり過ぎるのもどうかと思います。
そもそもコロナ禍で一年以上が過ぎているのに同じような対策しか取れないって、どっかおかしくないですか?っていうことです。
ビッグデータ云々と言われる昨今なのにデータが取れてないんでしょうか、ましてやデータに基づく対策が取られているような感じが全く伝わってこないのは私だけでしょうか。
医療現場の逼迫という言葉にしろ、長く続く緊縮財政の影響(非常事態を無視した)で公的な医療機関が確保されていないようですし、そこをきちんとやってこなかった政府なり自治体が、全て飲食業、観光業に人身御供させているのではないかと。
飲食業、観光業の方々が、あまりも不憫でならない。
しっかりとした医療のリソースが確保され、私達一人一人が感染症対策を講じ、そして、ワクチン接種が進めば、コロナ収束の希望が見えてくるのではないでしょうか。
このままでは、自粛要請に従う人そうでない人、補償される人されない人、というように私達の分断のようなものが一層加速するでしょう。
いい加減、「お願い」ばかりされても誰も聞く耳などもたないでしょうから。
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