会社の戦略や方向性に不安を感じますか?


2019年の4月より、働き方改革の一環として、まず大企業から残業規制(残業削減)が開始され、翌年4月から中小企業もその対象となりました。2019年の4月、5月には、国をあげての副業推進やら、45歳をボーダーラインにして多くの企業で早期退職・希望退職者募集を行っているというような内容の記事を多く見かけたものでした。

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同時に、経団連会長、トヨタの社長らが「終身雇用」に言及し、既にいわれていましたが、事実上「終身雇用」が終わりを告げました。


私にとっては、「働き方・生き方」が注目を浴びる令和時代となったのですが、そんな中で、コロナが襲ってきました。


コロナが流行し、昨年の今頃から、雇用形態として、「ジョブ型雇用」「メンバーシップ型雇用」なる言葉を割と目にするようになりました。


日本においては収束の兆しすら見えないコロナ禍ですが、企業としては生き残りをかけてどこも必死だろうと思います。

必死といえど、現実にはトップが頭を悩ませる日々が続くだけで、雇われ側の多くは、トップの決断に従うだけといったところでしょう。

もちろん、会社側に立つ従業員もいれば、そうでない従業員もいるわけで、トップからすると引き留めたい人材とそうでない人材を見極める機会でもあったのがコロナなのかもしれませんね。

ただ、このコロナ禍を企業が生き残ることができればの話ですが・・・


転職考える契機は… “コロナによる環境や意識の変化”6割超

転職を目指している人のうち、新型コロナウイルスによる環境や意識の変化がきっかけになったという人が全体の60%を超えるという調査結果がまとまりました。専門家は、コロナ禍の長期化による先行きへの不安から、企業に依存しないキャリア形成を考える人が増えていると指摘しています。

情報サービス大手のリクルートは、ことし3月下旬に転職の活動を行っている20歳から59歳までの正社員、1040人を対象にアンケート調査を行いました。

それによりますと、転職を考えるようになったきっかけに新型コロナウイルスが関係していると答えた人は、63.5%に上りました。

その理由を複数回答で尋ねたところ、
▽「会社の戦略や方向性に不安を感じた」が35.1%で最も多く、
次いで
▽「よりやりがいのある仕事をしたい」が26.7%、
▽「テレワークなどの柔軟な働き方を希望する」が17%などとなり、
コロナ禍の長期化や在宅勤務の広がりが自分の仕事を見つめ直すきっかけになっていることがうかがえます。

専門家「働き方も変化 企業に依存しないキャリア形成に」
労働者のキャリア形成に詳しい大手前大学の平野光俊教授は「終身雇用や年功序列などの日本型雇用システムが揺らぎ、働き手の不安が増していた中でコロナショックが起き、不安が増幅されている。リモートワークの導入など働き方も変化し、多くの人が企業に依存しないキャリア形成を考えざるをえない状況に追い込まれている」と指摘しています。

以上引用。



「会社の戦略や方向性に不安を感じた」35.1%


これって、ただ感覚値として不安を感じたのかしら、それとも不安を覚えるような裏付けがあったのかでは、かなり意味合いが変わってくるのだろうと思います。

本来人間は何にでも不安を感じるようですし、ましてやコロナですから、ただ不安を感じるだけならば誰にだって出来ることです。

そうではなくて、日頃より情報収集を行い何らかの勉強をすることにより、自分の意見として「会社として○○に力を入れるべき」だとか「コロナで生き残るには○○をやる・やめる」などと、ハッキリとした裏付けや根拠があるかどうかだと思います。

人間関係以外で転職を希望する人を、仮に上昇志向があると捉えると、逆に企業側からすると、そのような人間を手放すわけにもいかないでしょう。


仕事自体が無くなることはないでしょうが、時代の変化を捉えつつ自己研鑽に取り組まなければ無為な仕事を続けることになるのだと思います

それが益々顕著となっていくのが、コロナ禍であり令和であるように私には思います。





堀江貴文・橋下徹「生き方改革 未知なる新時代の攻略法」





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