長崎市の緊急事態宣言は継続となりました
北海道、東京、愛知、大阪、兵庫、京都、岡山、広島、福岡の9都道府県に出されている緊急事態宣言について、5月31日の期限を沖縄への宣言と同じ6月20日まで延長することが決定しました。また、まん延防止等重点措置について、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の5県の期限を5月31日から6月20日まで延長することも決定しました。群馬、石川、熊本のまん延防止等重点措置は6月13日まで。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
さて、我が街長崎は、以下のように決まりました。
・長崎市を除く県下の感染段階をステージ5からステージ3へ引き下げ。
・県下全域に発令していた「医療危機事態宣言」は解除。
・長崎市の「緊急事態宣言」は継続。
・長崎市内における外出自粛要請、飲食店等への時短要請は6月7日まで延長。
長崎市に限っては、外出自粛要請が6月7日まで延長されましが、それに伴い長崎市は、外出自粛要請の延長を受け、売り上げが20%以上減少した中小企業や宿泊施設には、一時金を支給する方針を示しています。
ちなみに、コロナ対策の影響を受ける事業者などへの支援策については、資金繰りの支援のため公庫などの無利子無担保融資を年末まで延長し、雇用調整助成金の特別措置を7月も継続され、そして、生活資金に困っている方には緊急小口資金などでこたえ、さらに貸し付けの限度額に達した場合などには新たに支援金を支給するとのことです。
緊急事態宣言(今回長崎では県独自のものですが)と外出自粛要請はセットになっています。
思えば、昨年の1回目の全国で出された緊急事態宣言では、私の感覚値ですが、お正月以上の人出のなさでした。とくに5月の連休中。
それ以降はというと、色々な宣言が出されたとしても段々と慣れていった印象があります。
もちろん、コロナに必要以上に怯える方は未だにいるようなので、粛々と自粛しているようです。個人的には信じられないのですが。
5月に入って、長崎で過去最高の感染者が確認された以降の何日かは、人出はめっきり減ったように思えました。
ただ、それも連休が明けて、感染者数も落ち着いてきて、一桁台となると普通に人出は戻っていました。
なんやかんやで、私も含めてですがテレビを滅茶苦茶見ているんだなと思いました。テレビで感染者数を確認する方ばかりではないでしょうが、多くの人が感染者の数が気になっているんだろうなと思います。
なので、その日の感染者の数が多ければ外出自粛するし、少なければ外出するという、緊急事態宣言がいかに機能していないかがよく分かります。
この数字も慣れの問題ですから、例えば連日1000人の感染者と言っていたのが、本日は300人といわれると、かなり減ったなという印象を受けます。
長崎なんて過去最高の感染者数が70人弱でしたし、東京に住む方からすれば誤差の範囲といいたいところではないでしょうか。
だからといって、コロナを甘く見ているわけではありません。
当然ながら、感染するのも嫌だし、重症化するのはもっと嫌です。
とはいえ、完全に感染をゼロに抑えることなど現実問題として不可能だし、出来る限りの感染症対策をとりながら、後はどれだけ許容できるかの問題でしょう。
ということで、感染者数の報道は何の意味があるのだろうかと思う次第です。
マルクス・ガブリエル「つながり過ぎた世界の先に」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「いい加減に感染だけを伝えるのやめにしないか」
コメント