営業マンも美容室も勉強するしかない
これはコロナだからだとかそういうのではなくて、随分前から美容ディーラーの営業マンと美容室の関係性は問われていました。つまり、営業マンとして何が仕事であるのかということ。美容室の店舗数も多ければ、それに比例してなのかどうかはよく分かりませんが、理美容ディーラーも大小含めて1000社程あるとも言われています。
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まあ、数的には1000社かもしれませんが、実質的には、美容ディーラーの寡占化は明らかだと思います。
コロナの影響もあって、ネット利用による材料を注文する美容室も増えたことでしょう。
美容ディーラーの寡占化とはいえ、ビューティーガレージ、Amazonプロフェッショナル・ビューティーストアの存在は寡占化の中にあってもその存在感は今後益々大きくなることでしょう。
『【コラム】1年で株価3.6倍!唯一上場する美容ディーラー「ビューティーガレージ」の発表した中期経営計画の本気度に痺れる。』
細かいことをいえば、ビューティーガレージの対応にクレームをつける美容室もあるようですが、それでもビューティーガレージからモノを購入しています。
ビューティーガレージと同じようなことを他の大手美容ディーラーがやっても得策ではないことぐらいは分かっているので、前日のエントリーでも触れましたが、営業マンによる「美容室経営」の支援に振ってきたと思われます(憶測に過ぎませんが)。
「美容室経営の支援」などと簡単に書いていますが、それを実践するとなると生易しいものではありません。明らかに営業マンに求められるコトの難易度が上がっています。
とはいえ、営業とは「相手にいかに利益をもたらすか」ですから、そこを必死に取り組んできた営業マンは取り立てて慌てる必要はないと思います。
営業マンでありながら、商品配達、集金、新商品の説明、売り込みだけを自身の仕事であると思っている方からすれば厳しい今後が待ち受けているはずです。
何故なら、仕事と思い込んでいたものの殆どは人がやる必要がなくなり、スマホが全てをやってくれるからです。
ただ、営業マンのみが厳しいのかというとそうでもなく美容室でも同じようなことが言えるのではないかと思うのです。
美容ディーラーの営業マンの持ってくる情報が全てのような美容室も厳しい今後が待ち受けているということ。
情報の持つ意味や価値は一様ではないからです。つまり、向こうから飛び込んでくる情報に価値など存在しません。
営業マンは、自分から積極的に情報を取りに行き、美容室も営業マン頼みの情報収集ではなく自分から積極的に情報を取りに行く。
このような姿勢を持つ両者(営業マンと美容室)ならば、営業マンによる経営支援は成り立つのだろうとは思います。
一言でいえば、両者ともに勉強するしかないということです。
ニック・メータ「カスタマーサクセス―サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則」
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