涼しい顔で営業をしている裏には
「帝国データバンク」のまとめによると、新型コロナウイルスの影響で破産などの手続きをとって倒産した企業や、事業を停止して法的整理の準備に入った企業は、個人事業主を含めて去年2月から6月14日までの累計で1600社になったそうです。
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更に、帝国データバンクによると「飲食店の倒産に伴って、修繕や内装、それに電気工事などを請け負っている『建設・工事業』の倒産が連動して増える傾向がみられる」としています。
ということで美容業界というか個人事業主の多い美容室はどうなっているのでしょうか?
『コロナ禍で74%の美容師が収入減』
コロナ禍で74%の美容師は収入が減った。美容師/美容室の求人・転職専門サイト「ビューティーキャリア」(運営・ゲイン)は、「コロナ前後で美容師の働き方はどう変化した?」のアンケート調査結果を2021年6月10日発表した。
調査対象は、美容師200名。
逆に収入が増えた美容師は11%いて、リモートワークの影響が収入の増減にあらわれているようだが、全体としてはマイナスが圧倒的に多い。収入が減った人のなかには失職した美容師も含まれている。
「コロナ前後での転職活動に対する意識の変化」の質問では、「転職を検討」36%、「転職を控える」45%あり、実施した「ビューティーキャリア」では「方向性は違うが、8割以上の人が、転職にコロナの影響があった」と分析している。
調査では、このほか
・コロナ前後で仕事選びの基準の変化
・コロナ前後での収入の変化
・コロナ前後でのモチベーションの変化
・コロナ前後で大変だったこと
などを調査している。
詳細は
https://beauty-career.jp/special_contents/page/185
以上引用。
美容室を営業で回っていると、既存客からは赤裸々に現状の売上報告を受けることがあります(報告って私が上司でもないのに)。
殆どの既存客が、昨年からの政府・各地方自治体からのコロナ支援策を受けてなんとかしのいでいる状況です。
コロナ以前というよりも2019年10月(消費税率10%引き上げ)以前の取引額と同レベルに戻っているところもあればそうでもないところがあります。
うちの会社の既存店がそんな調子なので他の美容室も大体が似たような感じなのだろうと思います。
もちろんコロナ以前より繁盛店は繁盛店ですし、そうでないところはそうでないわけで。
新規飛び込みで度々お店に伺い、少しだけ世間話程度なら出来るようになったところでも本音を見せず涼しい顔をして営業をやっているよういですが、実情はなんとも厳しいのだろうと思います。
それはコロナだからとかではなくて会社経営、店舗運営とはそんなものでしょうから。
私は幸か不幸かサラリーマンで、勤めている会社もコロナ禍であっても存続していますし、給料の振り込みも遅れることなく支給されています。
とはいえ美容室専売品を謳っているうちの会社は、美容業界の現状から考えると、オーバーストア状態の美容室、ましてやうちの取引先だけがコロナ禍でもびくともせずに安定経営しているはずがありません。
取引先美容室の経営状態イコール取引先美容ディーラーの経営状態がイコールうちの会社の経営状態に他ならないので、この先どうなるかなど誰も分かるはずがありません。
誰しも倒産しようと思って経営しているわけではありません。ですがそれでも現実は残酷なものです。
会社の倒産云々かんぬんを私がいくらいっても何もならないので、とにかく自分の出来る最大限の仕事をやるしかありません。
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