誤解して理解する


なんとなく理解したつもりになってることは、多いです。
改めて調べることもせず、そのままズルズルとなってしまう。
もっと怖いのは、理解したつもりで、しかもそれが誤認識だったりする。


誤解している人多いよなって思っていたら、まさか記事になっていました。
それが、下記の記事です。

かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/k10011706291000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001
 かぜで医療機関を受診した際、本来は効果がない抗生物質などの抗菌薬を処方して
ほしいと考える人は30%余りいるという調査結果がまとまりました。
抗菌薬の不適切な使用は薬が効かない「耐性菌」を増やすことにつながり、専門家は
「正しい知識を普及していく必要がある」と話しています。(後略)


この記事の本質的な部分は、いくつかあると思います。
私が考えるのが、1つには薬に関する理解の仕方。2つには、病気に関する理解の仕方です。

まずは薬から、
薬ってデータの塊でしょう?私が考えるに・・・
この成分をこれだけの量を使えば、体にこんな作用が出るみたいな。
だらか、世界の大手製薬会社は、未だに、世界中を飛び回り、新しい成分を発見するのに必死でしょ。

薬が効くとか効かないって話ですが、そもそも風邪薬ってなんなのかって事。
風邪薬をいくら飲んでも、風邪の原因であるレトロウイルスをやっつけたりはしないです。
風邪薬は、単なる神経麻痺剤にすぎませんよね。
ちなみに、効く効かないで薬を語ると「ペニシリン(抗生物質)」ぐらいじゃないですかね効く薬は。

そして、病気について、
まず、ウイルスと細菌を一緒に考えている人が多すぎ。
風邪の原因を細菌と思っている人多すぎます。
テレビの医療番組を見ていると「風邪の菌が入って」というフレーズを聞くたびに、
「だらか、ウイルスだって」って毎回、テレビに突っ込みを入れてます。
それくらいに、誤解して理解してしまっている。
様々な病気があってそれぞれに原因があるはずですよね。
ですが、現状は対処療法になってしまっている。

今回取り上げた記事は、病気になれば薬を飲むという方程式が出来上がっていて、
誰も、頭を使うようなことをしない。病気の事は医者に任せろって感じで。
もちろん、医者も薬学の専門ではない。つまり薬は素人でしょう。
薬のプロは、薬剤師なわけで。
これって、細菌とウイルスを同じに考える理屈と同じような気がしますね。

私なんていち美容メーカーの営業マンなので、医学・薬学に関する事を記事を書いても誰も相手にしてくれないし、
WELQ問題もあったし、あまり書かない方がいいでしょう(書いちゃってますけどね)。
しかしながら、一個人としては自分の身は自分で守るしかないので、医療に関することは、
医者や薬剤師のいうことを鵜呑みにせず、自分の頭を使って知ろうと思っています。

正確に理解するには、誰かにちゃんと教わるか、自分でじっくり腰を据えて学んでいくしかないでしょう。
医学書には手が出なくても、今後ウイルスや細菌を学ぶ上て大事なバイオに関しては他人事ではなくなるはずだし、
知っていて常識となるはずです。しかしながら、細菌・ウイルスのみならず、遺伝子についてもDNAについても、
ある程度理解している人もほんの一握りなんじゃないかと思う。

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GNR革命って言葉があるくらいだし、ゲノムはこれからの必須でしょう。

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