パーソナライズヘアケアトリートメント専門サロン
まず、タイトルがカタカナ多すぎてスミマセン。
さて、コロナ禍で感染防止のために人と人との接触を減らすことが「ニューノーマル(新しい生活様式)」となり、ネット通販を利用する人も増えたことでしょう。リアルの消費であろうとネットでの消費であろうとコロナ以前より、「消費者は自分に合う商品を探し求めている」といわれていました。
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サブスクリプションを導入している企業においては、利用者の情報を吸い上げ、それぞれの利用者にマッチした商品やサービスを紹介していくレコメンデーション機能により、利用者は特に何もすることなくサービスを利用すればするほど、自分にフィットした商品が提供されます。
ただ、提供されるモノは必ずしも自分だけのモノではない。
「個の時代」という世の中で消費者は、「自分だけのものが欲しい」というニーズが高まっています。
もちろん美容業界でも、ヘアケア商品の“パーソナライズ”という動きは出始めていました。
ヘアケアブランド「BOTANIST(ボタニスト) 」
ユニリーバからの新ブランド「ラボリカ」
そして今回、ネットのみならずパーソナライズのヘアケア専門店がオープンするようようです。
『パーソナライズヘアケア「メデュラ」が初のトリートメント専門サロンをオープン』
スパーティー(SPARTY)はパーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」から初のトリートメント専門サロン「サロン ド メデュラ(SALON DE MEDULLA)」を東京・表参道に7月11日にオープンする。ブランド名の由来である「髪の芯」から着想を得て、「メディテーション-瞑想-」をテーマに、”自分の芯に落ちていくように、心地よくリラックスできる空間”に仕上げた。
「サロン ド メデュラ」はシャンプー・トリートメント・マッサージに特化した専門サロンで、「メデュラ」が独自開発した4ステップのパーソナライズシステムトリートメントで一人一人の髪の状態に合わせた施術を行う。
(中略)
「メデュラ」はオンライン上のカウンセリングによって、それぞれの髪の状態や好みにあったパーソナライズ提案を行う2018年に誕生したヘアケアブランド。10の質問への回答によって、一人一人の複雑な髪の悩みに適した成分を配合したシャンプーとリペアのセットを約1〜2週間で自宅に届ける。使用後の感想をフィードバックすることでより自分に合った処方に進化したセットを翌月に届ける定期購入システムやテーマに合わせて選べる香りが好評で、21年5月には累計会員数35万人を突破した。
以上引用。
ちなみに記事中のスパーティー(Sparty)とは、パーソナライズに焦点を当てたシャンプー「メデュラ(MEDULLA)」やスキンケア「ホタル パーソナライズド(HOTARU PERSONALIZED)」を展開する会社です。
そのスパーティーが、パーソナライズトリートメント専門サロンをオープンする(カタカナが多すぎ!!)。
一人一人の髪の状態に合わせたヘアケア商品により施術を行うということなのでしょうか。
自分の髪に合った商品で自分の髪に合った施術を行ってもらえるというのがウリなんでしょう。つまりは、ヘアケアのパーソナライズというわけですね。
さてさて、どうなんでしょうか?
やはり、売り方というかマーケティングの勝利のような感じになってしまうのでしょうか。
消費者の心理というかニーズ、今回はパーソナライズという流れを掴むことで自分だけの商品と施術を体験できることに価値があるといえばいいのでしょうか。
やってもらえる施術内容としては、シャンプー・トリートメント・マッサージに特化した専門サロンとあります。それら全ての施術が美容室でも可能なわけですが、ただヘアケア商品のパーソナライズだけが美容室にはない。
パーソナライズの施術というのもどこか変な響きが私にはあって、そもそも施術とういのはパーソナライズでなければ困るというか何というか・・・
しかしながら、そもそも施術はパーソナライズとはいいましたが、そこを敢えて「パーソナライズとアピールすること」が現状の美容室では大切なことなのかもしれませんし、今一度見直さなければならないのかもしれません。
今後の展開に注目したいです。
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