美容室利用は「費用を抑えること」が全てを表している
前日のエントリーでは、ホットペッパービューティーアカデミーが発表する「美容センサス2021年上期」を取り上げたばかりでしたが、本日は、美容室の求人・転職専門サイト「ビューティーキャリア」が、美容師・一般顧客各計200名に「コロナ禍においてお客様のニーズや美容師の働き方はどう変化した?」について調査を行い、その結果を発表したので、それについて取り上げてみます。
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『【美容室の店舗経営者必見】コロナ禍においてお客様のニーズや美容師の働き方はどう変化した?』
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、全国各地で不要不急の外出を自粛する動きが広がっています。
このような環境で美容室の店舗経営をするには、お客様のニーズや美容師の働き方の変化を捉えていくことが大切です。
そこで、コロナ前後で美容室にどのような影響があったのか、1都3県在住の美容師およびお客様にアンケート調査を行いました。
コロナ後の店舗経営について悩まれている経営者の方はぜひ参考にしてみてください。
【調査概要】
調査対象者:一都3県在住/美容師および一般顧客(インターネットを利用している男女)
回答数:美容師・一般顧客 各計200名
調査期間:2021年4月2日~2021年4月8日、2021年4月13日~22日
【質問事項】
・コロナ前後での客数と客単価の変化
・コロナ前後でのお客様の依頼メニューや費用の変化
・コロナ前後での美容室の選び方の変化
・コロナ前後での出勤スタッフ数の変化
・コロナ前後での転職活動に対する意識の変化
(中略)
まとめ
今回のアンケート結果から、美容室に対するお客様のニーズはコロナをきっかけに変化し、「費用を抑えること」や「通いやすさ」を重視する傾向にあるとわかりました。
今後は、お客様のニーズを踏まえて、価格やメニュー、コロナ対策について改めて考えてみるとよいかもしれません。
また、働くスタッフについては、コロナで転職活動になんらかの影響を与えたという結果になりました。働き方について話し合ったり、研修を行うなどして、フォローするとよいでしょう。
コロナ禍に負けずに、お客様とスタッフ、どちらも過ごしやすい店舗運営を目指しましょう。
以上引用。
美容室によっては技術料金が異なり、それ以上に“客数”ではなく“客層”が異なることが美容室経営に最も影響の出るところであり、美容室を一括りで語れないと前日のエントリーで書いたばかりでしたが、今回の調査結果でも私にはそれが見事に表れている印象を受けます(もちろん調査では客層については触れていませんが)。
お客の声として「費用を抑えること」がコロナ禍における美容室利用に対する考え方を一言で表しているように思います。
この一言こそが、私には客数ではなく客層の影響を窺わせるのです。
コロナ禍という先行が不透明であるからこそお金を大切に使いたいと考える人もいるし、でも一方では(仕事をしていればとくに)身だしなみは整えておく必要はあるわけで。
だからこそ、カット&カラーの来店がカットのみの来店となり、ヘアカラーの周期が少しだけ延びているのでしょう。
美容室側からの懸念があるとすれば、美容室でヘアカラーをしない間にホームカラーにシフトしたり、グレイヘアにシフトすることでしょう。
実際に美容室でやってもらっていたヘアカラーを上記のようにシフトした方は、少なからずいるのではないかと。
客数は59%が減って、客単価は63%が減った、とアンケートにはあります。
色々いってもコロナ禍で厳しい経営状態が続いているのは間違いなさそうです。
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