美容室ユーザーが美容室に求めるものは?
競争の激しい美容業界では、どこも似たり寄ったりのサービスを提供しているわけですから、結局は価格競争、値引き合戦になっています。そこから一歩抜け出すためには、極々当たり前の事ですが、「お客の望むことにいかに応えるか」を追求するしかありません。
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一見するとすごく簡単に聞こえるのですが、それを実践できている美容室は意外に少ないのではないかと思います。
『美容室に求められる「技術」と「提案」』
美容室ユーザーが美容室に求めるものは「技術」と「提案力」。
正モバイル社が運営する「正モバイル」は、10代~60代の男女309名を対象に美容室に求めることについてアンケート調査し、トップ10ランキングとして2021年7月1日発表した。
「料金が適切・安い」は3位。通常上位に入ってくる「最寄り」(「通いやすい距離」)は7位だった。(後略)
以上引用。
記事中のランキングは以下のようになっています。
1位 技術が上手
2位 プロとしての提案
3位 料金が適切・安い
4位 静かに過ごさせてくれる
5位 丁寧なカットやカラー
6位 接客態度が良い
7位 混雑していない
7位 通いやすい距離
9位 適度に話しかけてくれる
10位 クーポン割引サービス
「美容室に求めるものは?」という、正しく冒頭部に書いた内容そのもののアンケートなわけです。
10位までありますが、【技術力】【コミュニケーション能力】【お店の雰囲気】【その他】というカテゴリーにその内容は分けられそうです。
【技術力】
1位 技術が上手
5位 丁寧なカットやカラー
【コミュニケーション能力】
2位 プロとしての提案
6位 接客態度が良い
9位 適度に話しかけてくれる
【お店の雰囲気】
4位 静かに過ごさせてくれる
7位 混雑していない
【その他】
3位 料金が適切・安い
10位 クーポン割引サービス
7位 通いやすい距離
美容師は技術者ですからどうしても技術目線で物事を見てしまうので、技術の質の向上のみがお客の望むことと無意識に決めつけているように感じます。
もちろん美容の技術を売っているわけですから、どこまでいっても技術であることはいうまでもありません(だからこそ1位が技術上手)。
しかし、25万軒という美容室の数を考えると、その技術自体では差別化することは現実問題として無理がある。
差別化・付加価値化を希少性と捉えるならばなおの事。
美容室は、来店するお客を美容の技術によって満足させる時代から、いかに来店(集客)させて、技術は当然としてお店全体として満足させる時代に突入しています。
美容の技術を提供するだけの空間から、心地よい(美・快・楽)体験のできる空間を提供できるかを問われていることが窺えるランキング内容(順位ではなく)のように思います。
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