変化できるかを左右するもの
2019年4月より大企業で残業規制が適用され(翌年4月より中小企業適用)、2020年4月より大企業で同一労働同一賃金が適用され(翌年4月より中小企業適用)、働き方改革関連の制度改正がコロナ云々とは全く関係なく淡々と進められています。
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こういった制度改革が進めば、その変化に対応できる会社とそうでない会社に分かれ、それは即ち、変化に対応できる社員とそうでない社員に分かれていくわで。
結局は、変化には変化で対応するしかないわけで、別に進化するとかスキルアップだとか資格取得といったものが必要ないのだろうと最近では考えるようになりました。
とかく、スキルアップだの資格取得だのといわれたりしますが、それをやったからといって変化に必ずしも対応できるとも限らないと思う次第です。
やはり、その人間が持ち合わせる「マインド」と「情報」が変化できるかどうかを左右すると思います。
もっといえば、変化する人はするし変化しない人はしません。
更にいえば、変化が善でも変化しないが悪でも私の中にはとくにありません。
変化を求められる状況で変化しなければ淘汰されるだけの話ではないかと思います。
最近、社内で感じることがありまして、自分都合(勝手)というか変化を拒むような働き方をしている人間は、結果的に会社都合で働かされる、いいように利用される・使われるようになっていくんだなと。
ただこれは、相対的な話であって、あくまでも会社が変化しているならばの話です。会社が変化しているからこそ変化しない社員が目立つわけです。
会社が変化していなければ、逆に変化している社員は、その会社からは出ていくことになるでしょう。
会社として最もマズイのは、変化を求められる状況において会社も社員も双方が変化していないことかなと思います。
これだけ変化の激しい時代なわけですから、例えば営業マンにしても一つの成功方法というかやり方が永遠に通用するわけがないし、会社にしても収益モデルが永遠に通用するはずもありません。
コロナ禍、人口減少といった外部要因がいくらでも今後起こるわけですから、その都度都度で変化を求められるだけの話。
『会社にとって「一番お荷物になる社員」5つの条件』
企業が早期希望退職を募集する動きが広がっています。昨年、上場企業80社が計18635人の早期希望退職を募集しました(この他に募集人数が判明していない企業が13社。東京商工リサーチ調べ)。
今年は、昨年を上回るハイペースで早期希望退職の募集が行われています。もちろん、新型コロナの影響で業績・財務体質が悪化したことに対応した措置です。
いま当り前のように「経営が厳しい」→「よし、社員を減らそう」という流れになっていますが、社員が減ってさらに戦力が低下してしまっては、元も子もありません。これだけ大規模な早期希望退職が行われるのは、経営者・人事部門から見て「会社にいて欲しくない」「いなくなってもまったく困らない」という社員が相当数いることを意味します。
今回、企業の経営者や人事部門の責任者・担当者35名に「企業にとって一番お荷物な社員」についてヒアリングをしました。その調査結果から、お荷物な社員の特徴を考えてみましょう。(後略)
以上引用。
お荷物社員の「4つの特徴」
1.能力やパフォーマンスが低いことへの自覚がない
2.自責的に考えることができない
3.自発的に行動しない
4.周囲に悪影響をまき散らす
彼らがはびこる原因は「人事部の責任」も大きい
上記が記事の要約となります。
お荷物社員とか妖精さんとか呼び名はそれぞれにあるでしょうが、今までもそのような方はいたわけです。
難しい話は分かりませんが、現状では社員(正規雇用)を一方的に解雇(クビ)はできません。
サラリーマンの私がいうのもなんですが、社員として働くよりも社員を雇う経営者の方が現状でははるかにリスクがあります。
それを理解しているサラリーマンも少ないのかなとも思います。
まあ、記事にあるような社員を思うと「解雇規制」緩和の話が出てくるのも自然な流れなのかなと。
良くも悪くも現在の環境(コロナ禍)としては会社側が、何らかの対策(異動、解雇、減給など)をとるにはチャンスであることは事実だと私は思います(更には対策の言い訳も立ちやすい)。
私もサラリーマンとして、常に変化する環境を捉えるために日々情報収集を行い、収集だけに留まらず行動に移せるようにしなければなりません。そして、行動を起こすマインドが必要であることはいうまでもありません。
佐々木俊尚「時間とテクノロジー」
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