男性が美容室に求めることは?


コロナ以前より理容業界自体がじり貧で廃業する店が増えていました。低料金のチェーン店が増え、美容室に通う男性が増えていることもその状況に追い打ちをかけているようです。今では男性が美容室に通うことも珍しいことではなくなりましたが、それでも美容室といえば女性が通うものというイメージはまだまだ根強いようにも感じられます。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





近年、男性の美容意識が高まるにつれその市場規模も拡大しているといいます。メンズコスメ・男性スキンケア用品の需要拡大。

それに合わせて理容室ではなく美容室に通う男性が果たして増えているのかというとそれとこれとでは違うような気がします。

美容室を営業で回っていると、オーナーがたとえ男性美容師であっても大半はやはり女性客が中心です。

男性客がいたとしても20代~30代が目立ちます。団塊ジュニア世代の私のような人間は間違いなく理容室に通っていると思います。


ということで男性に美容室に来店してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?ということで以下をどうぞ。


男性が美容院に求めることTOP3、3位待たされない、2位想像通りの髪型に仕上げてくれる、1位は?

(前略)男性がヘアーカットに出す金額は、2,000円未満が約半数

普段行く美容院/理容院でのヘアーカット料金を質問したところ、一番多かった回答が「1,000円〜2,000円未満」(30.7%)、次いで「3,000円〜4,000円未満」(20.3%)、「1,000円未満」(17.8%)という結果となった。

(中略)

男性が美容院に求めるもの第1位は「わかりやすく適正な価格」

美容院/理容院に求めるものについては、「料金が分かりやすく適正」(56.0%)という回答が一番多い結果となった。「想像通りの髪型に仕上げてくれる」(46.9%)という、一般的に美容院に求める大きな要素を抜いての1位となった。また「あまり話しかけられない」(26.3%)と回答した人は、3人に1人に上った。


美容院での接客中の会話を、わずらわしいと感じたことがある男性は2人に1人!

美容院での接客中に会話について質問したところ、「煩わしいと感じたことがある」と回答した男性は「よくある」(19.5%)、「たまにある」(33.4%)と合わせて52.9%に。2人に1人の男性が、美容院での会話に何かしら煩わしさを感じた経験があるようだ。(後略)


以上引用。



男性が美容院に求めることTOP3

1位 わかりやすく適正な価格
2位 想像通りの髪型に仕上げてくれる
3位 待たされない



私は幸いにも?仕事で美容室に通っているので美容室自体には何の抵抗もありませんが、多くの男性からするとシンプルに抵抗があるだけだと思います。

男性は床屋で女性は美容院という“思い込み”というかなんというか。冒頭に書いたようにイメージが染みついているだけではないでしょうか。

なので、知り合いの一人にでも美容室に通っていて紹介されたり、何かの切っ掛けがなければ難しいのかもしれませんね。


「男性が美容院に求めることTOP3」についてですが、これはなんというか当たり前というか、ここが出来ていることが前提であって、これが出来ていれば来店するという類のものでなないはずです。

サービス(技術)の質で勝負する時代はとっくに終わっていて、更には、コロナが追い打ちをかけたわけですが、その店舗にわざわざ行く価値があるかどうかが求められる時代となっています

上記のTOP3はどちらかというと質の問題ですから、そこにその店舗にしかない価値をいかに生み出すかだと思います。





ジョセフ・シュガーマン「シュガーマンのマーケティング30の法則」お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは




望月智之「2025年、人は「買い物」をしなくなる」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





【関連記事】
男性の美容意識

物を売るバカにならない7つのヒント

美容室が目指すべき方向性とは!?

コメント

非公開コメント