美容室選びは料金重視か技術重視かそれとも?


中央最低賃金審議会の小委員会は7月14日、2021年度の最低賃金を全国平均で28円を目安に引き上げ、時給930円とすると決めました。現在の全国平均は902円。国の審議会が目安を毎年決めており、これを基に各都道府県が実際の金額を決める。10月ごろに新たな最低賃金が適用されるとのこと。

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で、わが街長崎の新しい最低賃金は時給821円のようで、辛うじて?最下位は免れたようです。ちなみに最下位とは1円差という・・・

もちろん最高は東京の時給1041円となります。

少なくともこのような背景があると各都道府県によって、消費の動向というかモノやサービスの選び方は違ってくるのかもしれません。

ということで以下をどうぞ。


美容室選びの県民性 沖縄県民は「料金」

髪に関する県民性調査が2021年7月14日発表され、美容室を選ぶときに最重視するのは、沖縄県民は「料金」、新潟県民は「技術」、奈良県民は「最寄り(アクセス)」だった。

全体的には、料金重視が7割を超え、やはり利用者の低価格志向は根強い。技術と最寄りは4割を超え、2位と3位だった(複数回答)。
アデランスが、髪への意識や悩みを探ることを目的に実施した調査で、今回が2回め。

【この他の主なサマリー】
・約半数の方が「髪に自信が無い」と回答
・髪について最もポジティブなのは「神奈川県民」&「高知県民」、一方、「宮崎県民」は髪ネガティブな傾向も
・髪に自信があるポイント:1位「ボリューム」 2位「髪のツヤ」という結果に
・髪への自信は「ボリューム」&「白髪」ケアがポイント!
・美容室に求められるのは「髪の専門知識」&「美容師の技術」(後略)


以上引用。



冒頭の最低賃金の話と美容室の選択理由がどこまで関係しているかは全く分かりません。自分で書いておきながらこういうのもなんですがね。

東京と長崎では最低賃金に相当の開きがあるのですが、1000円カット(今は1200円ですが)はどこに行っても1000円カットです。

東京では安すぎるかもしれませんが、長崎では適正価格は言い過ぎでしょうが、有難い価格設定であることは間違いありません。

最低賃金が地域によって異なるのに、カット専門店、ヘアカラー専門店は全国共通の価格設定を行っています。

価格設定は全国で共通なのに、雇う際には最低賃金を考慮しなければならない。

なんだか書いていてぐちゃぐちゃになってしまうのですが、全国共通価格は有難いような有難くないような感じもします。利用する側も提供する側も。

ちなみに専門店だけが全国共通価格というわけではなく、一般美容室も割と全国どこにいってもカット、カラー、パーマとほぼ同じ価格だと思います。

私は、長崎、福岡、熊本、広島、岡山の美容室を営業で回りますが、その際に繁華街と呼ばれる場所が各地域でありますが、その場所であっても技術メニューがそれほど高く設定している印象は受けません。

繁華街であればあるほど激戦区なわけですから、一方では広告にも力を入れていたりして、当然のようにホットペッパービューティーを利用しているわけで、そうなるとクーポン割引をしているわけです。

とはいえ、全国に25万軒以上も存在する美容室ですから、技術云々よりは価格である程度勝負せざるを得ないわけです。

メディアで取り上げられる高単価の取れる美容室など一部も一部なわけで、殆どはどこも良くも悪くも団栗の背比べだと思います。

私は今まで美容室は「技術の安売りが流行」だと書いてきましたが、もはや流行ではなく「定番化」しているのではないかと思います


記事の全体的には、料金重視が7割を超え、やはり利用者の低価格志向は根強い。』がつまりはそういうことかなと。





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