想像力を磨く


想像力の問題だなぁ~って思う事が多々あります。
営業とはいかに相手の立場になって考えるか否か。
そのように、ずっと教えられてきた私。


相手の立場に立つといっても、私が相手ではないので、無理なんですね。
でも、無理と言えってしまえばそこで終わりです。
無理にならない為にも、やっぱりそこは、想像力の問題なんですね。

営業というのは人付き合いで相手を良くしていくことなんだ!
ってとにかく教わってきました。
それは、相手が喜ぶことをすることだと。

ではどうすれば、相手が喜ぶのか?ここですよね。
これが分かれば誰も苦労はしませんもんね。
だからこその想像力なんですね。

これも最初から上手くいく人なんて誰もいないのです。
とにかく、あれやこれやと考えて、想像してやってみるしかない。
そうやっていくうちに、想像力が磨かれ、営業力も上がっていくんです。

営業をやっていると、回収がつきものなんですね。
で、カネ払いが悪い人は、必ずいるんですね。
余談ですが、この悪い人は、なにやっても、どんない色んなこと教えても治りません。
で、なんで治らないかを考えてみたところ、想像力に到ったんですね。

どういうことかというと、「今回は払えないのでもうちょっと待ってもらえませんか?」
とかなら、まあ納得はしないけど、納得するんです。

ところが、カネ払いの悪い人は、平気でいうのが、
「他に支払いがあったので、そっちに回した、ゴメン」っていうんですね。
で凄いと思うのが、それを言うとこちらが納得してくれると思っていることです。

その発言をしたら、相手がどう思うかな?は全く想像できないんですね。
つまり、人の気持ちを考えきれないのです。
何回も言いますが、想像力がないんですよね。もちろん他の問題もあると思いますが。

お店を運営していくうえで、いろんな必要経費があると思います。
家賃、光熱費、人件費、材料費等々
どれが一つ欠けても、ダメだし、その一つ一つが最優先項目なはずです。
どれが大事という訳ではなくて。
ところが、カネ払いの悪い人は、勝手に優先順位をつけてしまって、
材料費は待ってもらえるとか考えてしまうんです。
この手の店舗は、まず上手くいかないか、いずれ潰れます。

厳しい状況はどの店舗も同じなわけで、そこをなんとか、迷惑かけないように必死でやっている
オーナーもいます。そこは、なんとかかんとかやっていけている。

人付き合いが要なので、相手の気持ちを考えきれないのは、致命傷でしょう。


読書を通しての想像力を磨くことの大切さを書いている本が以下であります。

読書という荒野 (NewsPicks Book)



この本から、印象に残っている文章を以下に抜粋させてもらいました。

読書の意味とは、自分一人の人生では経験できないことを味わい自分の問題として捉え直し、
他者への想像力を磨く点にあると述べてきた。


全ての意思決定は、人間の感情が引き起こしていること。
そのため、他者への想像力を持つことが、人生や仕事を進める上で決定的に重要なこと・・・


いやぁ~たまりませんねぇ~こういうフレーズ私大好きです!

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