美容ディーラー営業マンの今後


大手の美容ディーラーでは、一軒当たりの取引額を増やす方向へシフトしているのだろうと思います。100万円の売上を1軒で達成させるのか、それとも10軒でなのか、それとも100軒なのか。もちろん、1軒で達成出来ればこんなラクなことなどありませんが。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





現実には、10軒で達成どころか100軒で達成させようとする美容ディーラーの営業マンが圧倒的多数なのではないかと思います。

つまり、「数で勝負」というやつですね。

私の場合は、今の会社に入社したときから、「数で勝負」ではなく、あくまでも一軒当たりの取引額をいかに伸ばすかが命題でした。

で、そのためには「数値目標を追いかけるよりもやるべき事を追求する」ことを教わりました

一軒一軒の美容室の現状を把握して、何をどのように取り組めば、取引額が増えていくのか。そもそもそのためには、そのお店が繁盛しているのか否か。

流石に、繁盛店でなければ取引額を増やすことを難しい。しかし、繁盛店を放置しておくほど他の美容ディーラーもバカではありません。

なので、繁盛店だろうが繁盛店でなかろうが、一軒当たりの美容室の取引額を増やすことに取り組まなければならない。

そのために美容ディーラーがやる方法が、所謂臨店(美容室店内での勉強会という名の販売促進会)です。

で、昨年、コロナが流行したことで、一時的には美容ディーラーも営業で回っていなかったですし、臨店も講習会も中止となっていました。

しばらくすると、オンラインでチラホラと講習会が復活。と同時に、オフラインでも再開するところがチラホラと。

今年からは、大勢集めての講習会は、まだ中止が多いようですが、流石に美容室を利用した臨店は行われているようです。

コロナでの売上ダウンをなんとか取り戻すために、美容ディーラーも美容室も必死なんだと思います。

ただ、一方で、コロナによって材料をオンラインで購入する美容室も増えただろうと。

振り返ってみれば、なんやかんやでコロナによって相当に美容ディーラー、メーカーは営業の在り方を変えなくてはいけない状況に追い込まれているはずです。

昨年から、大手美容メーカーからはじまり、今年からは大手美容ディーラーの営業が明らかに変わったように思います。


ある美容室専売品がネット販売を開始して思うこと

美容ディーラーのサービスの質を変えた取り組み

続 美容ディーラーのサービスの質を変えた取り組み


一軒当たりの美容室の取引額を増やすことよりも美容室の数で取引額を確保していた美容ディーラーですが、そのためには営業マンの数も必要なわけです。

しかし、営業マンの数よりも一人当たりの営業マンが数字を増やす方向に入っていて、営業マンの数は今後少なくなっていくのだろうと思います(というか実際には、既に違う業界では減少していますが・・・MRとか)。

ということで、取引額を増やせる営業マンはそのまま重宝されるのだろうと。一方で、数が頼りの営業マンにとっては厳しい時代となっていくのでしょうね。





三戸政和「営業はいらない」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。


コメント

非公開コメント