RIZAPから学んだこと
企業やお店でも、常にいい状態が続くわけではありません。
良いときがあれば、悪いときもあるわけでして。
RIZAPの赤字のニュースが出ておりますが、まさにそれかなと・・・
そのニュースは以下になりますね。
『RIZAP、70億円の最終赤字 拡大路線を転換
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37740320U8A111C1000000/
矢継ぎ早に経営不振の企業を買収し、収益を拡大させてきたRIZAPグループ
の経営が転換点を迎えた。2019年3月期の連結最終損益(国際会計基準)は70
億円の赤字となる見込み。14日東京都内で記者会見した瀬戸健社長は「株主を
はじめ、ステークホルダーの皆様の期待を大きく裏切ることになった。本当に申し
訳ない」と頭を下げた。159億円の黒字との予想から一転して大幅な赤字となる。
今後は新規のM&A(合併・買収)の凍結と、不採算部門の撤退も検討する。(後略)』
とまあ、私には難しすぎて???であります。
がしかし、よくよく記事を読んでいくと、本業のRIZAPブランドの個人向けジムや
英会話は拡大を続け、利益も上げているらしく、今後はこうした主力の高収益事業に
経営資源を集中的に投入するそうです。
これをやれば万事うまくいくというわけでなないのでしょうが・・・
世間の認知であろうRIZAPがどうのこうのってわけじゃないのですね。
だから、テレビで見ていたコマーシャル的なやつね。
なら大丈夫そうって楽観的ですかね。
印象的だったのが、この記事を紹介していたNewsPicksでのコメント欄のコメント数の多さですね。
それだけ、世間の関心の高さが伺えてました。しかも、傾向としては、頑張ってくれ的な
コメントが多かったように思えます。
で、本記事のタイトルである「RIZAPから学んだこと」ですが、
それは、コミュニケーション能力についてです。
RIZAPの採用基準は技術よりもコミュニケーション能力なんだそうです。
これって私には、ドハマりでした。やっぱりそうなんだってね。
採用基準でいちばん重要なのが「人を不快にさせないこと」。
つまり、接客能力というわけです。
いくら技術が高くても、コミュニケーション能力が低いと採用はされない。
実際にRIZAPを体験した人の話によれば、
体重が増えたら「トレーナーさんがんばってくれているのに、体重が増えたら申し訳ない」
という気持ちが、痩せることにつながっている。と思うそうで・・・
つまりそうやって相手に思わせるようにトレーナーさんが寄り添ってくれているわけですね。
厳しい制限を守らせて、真面目にトレーニングをさせ、つまり結果を出させているのは、
なにを隠そう、コミュニケーション能力が源となっているというわけですね。
この人の為にも頑張って痩せないとって感じでしょうか!?
いくら素晴らしい技術があったとしてもその人がクソみたいな人ならば、
わざわざその人からやってもらおうとは思わないです。
これは、どんな業種・職種でも当てはまるはずです。
とくに、私の携わる美容業界、特に美容室は、一にも技術二にも技術ですから、
こういったところは、やれていない人が殆どです。
なので、この話は、美容室での店内勉強会では、特に力を入れてやります。
近い将来、様々なものが、無人化・自動化・機械化していくわけで、
それに替わりにくいものは、人間がやるわけで、人間がやるならば、
つまりは、コミュニケーション能力が肝ということなわけで。
これを改めて気づかしてくれたのは、RIZAPだったわけです。
RIZAPには、今後も頑張ってほしいものです。大丈夫でしょう。
さて、今回のRIZAPの採用基準を知ったのは、以下の本です。
なぜかグルメの本なんですがね。
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