タカラベルモント「BEAUTY CITY」開設


タカラベルモントは、消費者がサロン専売品をネットで買える「ビューティシティ」を開設。予定では、今年の10月にオープンするとのこと。ちなみに、一般消費者がサロン専売品をオンラインで購入できるB to CのECサイトについては、昨年6月1日よりミルボンが「milbon:iD」を展開しています。

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同様に、サインドも「BeautyMerit(ビューティーメリット)」のEC機能をガモウ、きくや美粧堂、ビューティガレージと連携させて、美容室が在庫を持たずに店販を販売できる仕組みを構築しています。

一方、美容室では、アルテサロンホールディングスが8月上旬をめどに、自社初のオンラインストアを開設し、オリジナルコスメブランド「ennic(エニック)」のネット販売をスタートします。


タカラベルモント「BEAUTY CITY」開設へ サロン専売品を顧客に販売

他社メーカーの参加も視野に
タカラベルモントは、理美容店やエステサロンなど美容サロンとそのお客様とをつなぐ新しいプラットフォームとして、会員制オンラインストア「BEAUTY CITY(ビューティシティ)」を2021年10月にオープンする予定、と8月2日発表した。

お客様は、「BEAUTY CITY」登録サロンで、対面カウンセリングを受けたあと、同プラットフォームに会員登録をすると、いつでも欲しいタイミングでサロン専売商品が購入できる。

対象商品は同社化粧品事業の基幹4ブランド(SEE/SAW、ピトレティカ、エステシモ、ダーマロジカ)から販売を開始するが、今後は、同社以外の理美容業界全体の共通プラットフォームとして活用できるよう、プロフェッショナルメーカー各社の参加も視野に入れている。(後略)


以上引用。



IT化、デジタル化の遅れを指摘されていた美容業界ですが、コロナ禍を契機に大手美容メーカー、ディーラー、そして、大手美容室が次々とデジタル化に進んでいるようです。

それと呼応するように、昨年は、「Amazon「プロフェッショナル・ビューティーストア」開設」もありました。

コロナ以前からもありましたが、美容室への電話営業がコロナ禍となり一層高まっているようです。理美容ディーラー、Amazonからの電話営業がとくに盛んなようです。

一般的に、ネットで買い物となると、日本では、Amazonか楽天の2強のようですが、海外ではShopify(ショッピファイ)が躍進していると聞きます。

敢えて、Amazonや楽天に出店しないメーカーも出てきている。


今回取り上げたタカラベルモント「BEAUTY CITY」は、他の美容室専売品メーカーにとってのプラットフォームを狙っているようですが、果たしてどうなるのか(私としては周回遅れのように見えますが)。

オンライン、ネット販売、ECサイトでの大手の戦いはまだ始まったばかりですから、これからどのような展開になるのか見物です。





山本康正「2025年を制覇する破壊的企業」





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