どこまでいっても商品の質


美容室によっては、とくに店販を置かないというところもあります。背景としては、美容室専売品と謳っていたものでもいつの間にか一般市場(ドラッグストア等)に出回り、しかも美容室よりも低価格で売られていることが考えられます。ドラッグストアなどで安売りされている商品を美容室もわざわざ労力をかけて推奨しようという気にはならないのは至極当然だと思います。

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美容室からすると美容室専売品がそもそも当てにならない、そして、いくら頑張ってお客に勧めたとしても、お客が買うのはドラッグストアになる可能性が高いので、店販を置かない扱わないは合理的な選択だと思います。

もっといえば、美容室の店舗数が25万軒以上存在するとなると、美容室専売品というのもよく分からない気もします。逆に、美容室では扱っていない化粧品の方が今ではなんとなく希少価値が高そうな気もしてきます

とことん利便性を追求して商品を売っていくのか、それともとことん希少性を追求して商品を売っていくのか、の問題であるように思います。


商品の善し悪しが中々区別のつけようがない時代といわれているようで、世の中に出回っている商品は一定のクオリティーがあります。

「こんなものまで100円ショップで売られているのか」と驚くことも多々あります。高品質で低価格が実現しているのが今の日本です。

なので、商品そのものでは差別化が難しいとなるとその売り方が極めて重要となり、売り方で差別化を図るような流れにもなっていると感じます。

そこで以下の記事をどうぞ。


小売店での新技術、客は必ずしも望まず

世界中の小売店が、新たなテクノロジーや革新的な体験に対し資金をつぎ込んでいる。バーチャル試着室や生体認証機能による支払い、QRコードなど、多額の資金を投じて導入されたサービスは、未来の顧客体験とうたわれている。だが買い物客が本当にこうした新技術を欲しているとは限らない。

小売業界情報サイト「リテール・ブリュー(Retail Brew)」が米調査会社ハリス・ポールと提携し、米国の成人約2000人を対象に行なったアンケート調査では、買い物客の大半がショッピングでの新技術導入を減らすか、現状を維持してほしいと望んでいることが分かった。ショッピングへの新技術導入の増加を望んでいた人はわずか30%だった。

これは、企業にとって何を意味するだろう?(後略)


以上引用。



モノ消費からコト消費へ

記号消費から機能消費へ

機能消費からつながり消費へ


以上のような流れで消費そのものの在り方が変化しているよです。

モノが不足していた時代からモノが溢れる時代に変わったわけですから、モノを消費する以上に本質的に一体何を消費しているのかという問いに対して、「体験・感動・プロセス・」というキーワードをよく耳します。

もちろん、よく分かる話なのですが、商品をつくり売り方も考えることがセットであるのは今までもあった流れですし、ただ、売り方に拘ること以上に商品にいかに拘るかが益々求められているように感じるのは私だけでしょうか





望月智之「2025年、人は「買い物」をしなくなる」




望月智之「買い物ゼロ秒時代の未来地図―2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉」





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