やる気を出すのではなく自分に対する動機付け


もちろん、人による話だと思いますが、ある程度仕事を覚えて(慣れて)いくと、その先に待っているのはマンネリ(飽き)だと思います。会社でこなす業務など所詮は、ルーティン化されているわけですから、マンネリになってしまうのは当然と言えば当然なのかなと思います。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





業務のルーティン化に気づいてしまったならば、その先はというと、マンネリを抱えたまま仕事をこなすのか、それともルーティン化された仕事を極めようとするか、のいずれかなのではないでしょうか。

無論、その両極端ではなくともマンネリとも格闘しながら極めようとする人もいれば、いっそのことその仕事を辞めてしまう人もいる。

あくまでも白黒はっきりしたものではなく、あくまでもまだら模様といったところだと思います。

でも、多くの人は、”気持ちだけ”は、「せっかく続けてきた仕事だから、もう少し頑張ってみよう」と自らに言い聞かせているのではないかと思います。

このような状況を悪くいえば、ただ「損切りに臆病になっている」だけかもしれませんが、簡単に割り切れるほど人っていうのはそう単純ではないと思います。

だからこそ、損切りできないならば、気持ちだけから本気でもっと仕事を極めるように取り組むしかありません


営業のモチベーションは、お客様に喜ばれ、感謝されること以外にない

お客様に喜ばれ、感謝される質問型営業

営業とは、辛く、苦しく、大変なものではありません。営業とは、楽しく、嬉しく、感動的なものです。それはなぜかというと、お客様に喜ばれ、感謝されるからです。自分が提供した商品・サービスが喜ばれ、感謝される。こんなに嬉しいことはありません。

よく、営業マンにモチベーションを与えるために、コンテストをやります。また、評価制度や会社の方向性を示して、営業マンのモチベーションを高めるというのもよくある例です。これらはもちろん、大事です。ただ、私の経験上、声を大にして言いたいことがあります。

営業のモチベーションは、お客様に喜ばれ、感謝されること以外にないということです。

それこそが、営業マンの最大のモチベーションです。これだけで、百人力なのです。お客様の喜びと感謝は、自分がやっていることへの賞賛。自分がやっている行為が人の役に立っている証しです。

また、営業マンは、営業だけでなく、お客様と人間関係をつくり、人生そのものを楽しく、嬉しく、感動的なものにするのです。お客様に喜ばれ、感謝されるには、お客様に対しての「お役立ちへの純粋な動機」を持った営業を行えるようにすることです。その純粋な動機とは、「お客様へのお役立ち」と「商品・サービスでのお役立ち」の2つです。(後略)


以上引用。



新人営業マンなのか、ベテラン営業マンなのか、スランプに突入している営業マンなのか、今にも辞めてしまいそうな営業マンなのか、成績不振の営業マンなのか、等々、記事にある営業マンが、どの程度の位置にいるのかがよく分からないのですが、営業とう仕事を進める上での一般論としては、まあ分かる話かなと。


私が思うのは、記事にある営業のモチベーションは、お客様に喜ばれ、感謝されること以外にないということです。』の先の話を聞きたいのです。

冒頭に書いたように、自分の仕事を極める世界に入るということは、モチベーション(この場合は、やる気)の云々とは無縁の世界だと思うわけです。

他かの刺激によってからしか湧き出ないようなモチベーション(この場合も、やる気)であれば、極めることなど夢のまた夢だと思うのは私だけでしょうか!?

営業という仕事を極める人もいるでしょうが、私の場合は、営業の仕事自体というよりは、むしろ営業で扱う自社のモノ・サービスを極めていくこと、それこそそこにモチベーション(この場合は、自分に対する動機付け)があるのかもしれません。





グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」




マイケル・サンデル「実力も運のうち 能力主義は正義か?」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。





【関連記事】
モチベーションの源泉は自らが作っていくもの

モチベーションとテンションとマンネリ

方法論よりもモチベーション維持の工夫

コメント

非公開コメント