美容室1回あたりの費用はどれくらい変わった?


もう10年以上前になりますが、ヘアカラー専門店が登場したときに、全体染めで(当時)2500円という価格設定には驚きました。通常の美容室の下手をすれば半額以下の価格だったので。ヘアカラー専門店の登場によって、それ以前からあった技術の安売りの流れが更に激化していきました。

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1000円カットが1200円カットになってから、一応は技術料金の下落はひと段落ついた感がありました。それにしても、1200円でも安いというか安すぎ、だと思う次第ですが。

今では、美容室といってもかなり多様化してしまい一括りに語るのも少々気が引けるのですが、その美容室にお客が使うお金は、コロナ禍でどのような変化が起こったのでしょうか?


美容室に行く人や使う金額が減少? 1回あたりの費用はどれくらい変わった?


この記事によれば、ここ最近の傾向として、世間の流れとして、「美容室に行く機会が減った」「美容室で使うお金も減った」ということが明らかになりました。』ということ。

そして、コロナ前は5000円以上使う人が7割近くだったのに対し、コロナ後は5000円以内に抑えている人が7割以上という結果に。』とのこと。


どこを探しても悪い調査結果しかありませんが、それでも良いところを強いてあげると「失客」はしていないのではないかと。つまり、絶対的なお客の数が減少したわけではないということです(かなり微妙な分析ですが)。


とはいえ、7割近くのお客で一人当たりの単価が下がったわけですから、そりゃ売上が減少しない方がおかしい。

記事の最後にもあるように他力本願ですが、コロナが収束というか何かしらの目途が付かなければ、美容に対する支出を戻すようなことはないのでしょうね。

前日のエントリーではありませんが、この記事にある調査結果をもとに考えると、多くの美容室が厳しい現状にあるのがよくわかります。しかも今後もしばらくその厳しさは続きそうです。





尾原和啓「プロセスエコノミー」





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