口コミに書けない口コミを知りたい
美容室といったあらゆる店舗を知る切っ掛けは、どうやら「友人・知人の口コミ・おススメを聞いて等」というのが多くを占めるようです。今では、その口コミにしても、直接人の口ではなく、ネット上での予約サイトによる口コミからの認知という人が多いのかもしれません。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
お店を街で見かけて認知する人もいるかと思いますが、意外な程にいつも通っている道であっても見ているようで見ていないものです。
とくに最近の美容室は、外から見ると一見しただけで美容室だとは分かりにくく感じてしまいます。
やはり店舗をただ構えているだけでは認知してもらうのは、いささか無理があるようです。
認知されることと実際に利用することは、これもまた別問題であって、ただ認知されなければ利用されることはないでしょう。
ホットペッパービューティーを眺めていると、この口コミの件数がそれぞれの店舗でまちまちです。
件数が多いところもあれば少ないところもありゼロのところもある。そして、口コミの内容を見てみると、一つ一つの口コミに丁寧に返事をしている。
それだけに口コミが、美容室の判断材料(来店するかどうか)とする傾向を伺わせてくれます。
その中で気になるのは、口コミの何を見ているのかということ。
口コミの評価が高いかどうかよりも、やはり店舗の雰囲気や接客態度というものを見ているのだろうと思うのです。
お客に来店してもらって、技術力といったところで、お客からしてみれば、結局は本人が気に入るか気に入らないかの世界でしかないので、気に入れば技術力が高い、気に入らなければ技術力が低いということでしかありません。
もっとも美容室自体に希少価値があれば技術力が問われることもないとは思いますが。
美容室運営を考えると、技術力を向上させ、流行を取り入れて、というのは当たり前というか、そこが差別化するポイントはなくなっていて、どこまでいっても接客の在り方、つまりコミュニケーション能力の差が決め手だと思います。
例えば、モノを購入した際の口コミならば、モノ自体に対するものですから何でも書けるような気がします。
しかしながら、美容室に対しての口コミは、対人に対するものなのでなんとなく書きづらいというか何というか(私はとくに)。
なので、予約サイトにあるような口コミというのは、どこかしら作られた部分を私は感じてしまい、しかも、口コミを書く人と書かない人に分かれて、もっといえば口コミを書くことで利用者にポイントが入る仕組みがあったりすると、その口コミを見る価値ってあるのかなと思わずにはいられません。
となると、やはり口コミはネット上からではなく、直接人の口から聞いた方が信頼できるものだと思ってしまいます。
当たり前となりつつあるネット上の口コミですが、私が聞いてみたいのは、そこには書けない、書かれない、口コミに他なりません。
そこからその店舗の真実の姿が浮かび上がり、どのような対策、即ち、技術も含めて、接客態度や店舗の雰囲気を改めるといったものが可能になるのではないかと思います。
しかし、自分以外からの指摘とういものを有難く受け止めることの出来る人などそういないので、出来るだけ客観的に自分自身を捉えて改めていくしかないのかもしれません。
他人のアドバイスに耳を傾けられる程、傾けられる人ってそういないと思うのですが・・・
尾原和啓「プロセスエコノミー」
堀江貴文「死なないように稼ぐ。」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「口コミ(紹介)が出る前にまず結果ありき」
「ECサイトのレビューが教えてくれたこと」
「口コミの出ない美容室は淘汰される!?」
コメント