他人の話を聴くことの難しさ
本日も昨日のエントリーの続きのような内容となります。私の会社は、所謂美容室専売品を取り扱う小さな美容メーカーなのですが、有難いことに?美容室からではなくて、美容室を利用する一般消費者の方々からも直接問い合わせがあります。例えば、店販をどこの美容室で買えばいいのか、うちのメーカーの薬剤で施術をしてもらいたい等々。
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問い合わせの多くは、引っ越しなどにより、近所で取り扱う美容室を紹介して欲しいといったものです。
で、問い合わせがあるときに、現在進行形、以前通っていた美容室のクレームというか何というか、そういうことをこちらに訴えてくる方(全員ではありませんが)がおられます。
つまり、その美容室というか、担当美容師に対する“文句(クレーム)”ですね。もっといえば、悪口なわけですが。
人ってやっぱり嫌な思いや、嫌な事をされたり、不快に感じたりすると、誰かに言いたくなるものです。なんというか、気持ちを分かってもらいたいという。そして、共感してもらいたい。
でも、これって口コミサイトに書くかというと、よっぽどのことが無い限りは書かないと思うんです、私は。もちろん、口コミサイトの存在を知らない人もいるでしょうし、口コミを受け付ける美容室ばかりではありませんから。
どこにぶつけようもない想いを誰かにぶつけたいわけです。
あっ、それから前後しますが、最初からクレームをつけるために来店していたであろう人は除きますよ。
話を元に戻すと、まあ、クレームの内容を聞く限りでは、こちらに言われても同情こそしますが、仕方がないというか、直接本人に言ってくれ、というものばかりです。
ちょっとだけ美容室の立場から考えると、いや違うな、美容室を擁護すると、意外な程に(その人にとっての)善意でやっていることだと思います。まあ、拘りといってもいいかもしれません。
もう一つ付け加えると、美容室側がいうのも当然かな、というお客だっていたりしますからね。
とはいえ、お客よりに物事を考えると、明らかにマズイ対応だったりします。
具体的にどうこうは敢えて書きませんが、誰がどう見てもそこは突っ込まれる、不快に感じるだろうな、ということです。
多くは、口のきき方(話の内容ではなくて)と態度の問題です。
多分ですが、その美容室(美容師)と接していけば、誰にでも感じるであろう違和感のようなものです。付き合いが長ければ、そこを踏まえて付き合っていけるでしょうが、お客からするとお金まで払ってなんでこちらが気を遣わなければならないのかと思うのが普通の感覚だと思います。
意外なところから美容室の姿が炙り出されて面白いなぁとは思いますが、その炙り出された内容は、意外なものなどなく誰がどう見てもすぐに分かるもの。分からないのは、本人だけかもしれません。
まあ、本人も薄々は気づいているのかな!?
ただ、前述したようにあくまでも美容室側からすると善意の行動だと思うので、そこで損をしてしまっているのはもったいないなぁと思うばかりです。
以前は、そのような事を直接本人に教えていたこともありますが、全く持って聞く耳などありません。
多分、いや間違いなく、私にしても聞く耳などありません。他人のことなどとやかくいえません。
だからこそ、他人の話を聴けるとういのは非常に難しいことなんだと思う次第です。
尾原和啓「プロセスエコノミー」
堀江貴文「死なないように稼ぐ。」
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