ミルボンからタカラベルモントときて今度は中野製薬
すべてのメーカーにとって、DX(デジタルトランスフォーメーション)、ECシフト、D to Cへの転換は生き残りをかけたテーマとなっています。今の劇的な変化を受けて、大手メーカーや中小企業は、ECへの参入やEC事業を加速するために頭を悩ませていることだろうと思います。無論、うちの会社も例外ではありませんが。
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『中野製薬、サロン専売品のECサイト「ナカノオンラインストア」開設』
中野製薬は2021年9月1日、サロン専売品を販売する「NAKANO ONLINE STORE(ナカノオンラインストア)」をオープンした。(後略)
以上引用。
美容室でのカウンセリングを前提とする「B to B to Cのサロン専売品ECサイトmilbon:iD」は、ミルボンが2020年6月にいち早くスタート。
「ある美容室専売品がネット販売を開始して思うこと」
タカラベルモントも理美容店やエステサロンなど美容サロンとそのお客とをつなぐ新しいプラットフォームとして、会員制オンラインストア「BEAUTY CITY(ビューティシティ)」を2021年10月の開設を公表しています。
「タカラベルモント「BEAUTY CITY」開設」
先行してサービスを開始したミルボンは、登録サロンも登録会員数(一般消費者)も順調にその数を伸ばしているようです。
中野製薬、ミルボン、タカラベルモント、いずれもサロン専売品を販売しています。
そして、いずれも大手美容メーカーですから、ある程度の数字は確保できているでしょうし、ECサイトにしても勝算がなければ危ない橋を渡ることもしないでしょう。
まあ、コロナ以前から美容室で直接購入していた方々が、オンラインでも購入が出来るようになったということで、現時点ではそれ以上でもそれ以下でもないと思います。
つまり、元々からそれぞれのサロン専売品を購入していた数があるからこそのECサイトなのかなと。
今後は、その存在を知らなかった人への展開が求められるのでしょうが、ECサイトの仕組み等を見る限りでは、あくまでも最初は、美容室から顧客へアプローチしてから初めてECサイトでも購入可能という流れ。
ということは、しばらくは各美容室の取り組みが数字の伸びを左右うするということ、サロン専売品を取り扱う美容室であっても、来店するお客すべてがその専売品を購入しているわけではない。
サロン専売品ですから、誰でもECサイトで購入できるというわけではない。あくまでも美容室からの紹介が必要となる。
まずは取り扱い美容室で購入経験のない来店客へのアプローチの強化なんかをするんでしょうかね?
この仕組みでは広がりをみせるもなにもECサイトだけでは何もできようがない。各メーカーのサロン専売品を取り扱う美容室を拡げることがあってこそのようです。
今のところは、コロナ禍を意識しただけの、とりあえず始めましたECサイト、とうい感じなんでしょうかね?
いずれにしても今後の展開には注目したいと思います。何故ならば、うちの会社もサロン専売品を扱っていますので、取り敢えずは。
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