2020年に休廃業・解散した企業は過去最多


帝国データバンクが発表した「2017年後継者問題に関する企業の実態調査」によれば、国内企業の3分の2にあたる66.5%が、「後継者不在」です。社長が高齢になって、気力や体力、健康に衰えが見られると、「後継者不在」は、たちまち会社の存続を左右しかねない大きなリスク要因となってきます。

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以前より、日本の多くの企業がその危機に直面しています。しかも、タイミング悪く、後継者不在もさることながら、コロナが襲ってきました。


廃業急増、コロナが迫る選択 事業承継、橋渡しカギ

新型コロナウイルスの流行で中小事業者が選択を迫られている。東京商工リサーチによると、2020年に休廃業・解散した企業は過去最多の約5万件。以前からの後継者難にコロナ禍が追い打ちをかけた。現状のまま事業を続けても将来展望は描きにくく、第三者への承継を望む事業者は少なくない。これまで地域経済や雇用を支えてきた「資源」を新たな受け皿にどう橋渡しするかが課題だ。(後略)


以上引用。



2020年に休廃業・解散した企業は過去最多の約5万件

新陳代謝といってしまえばそれまでですが、なんとも凄い数です。

この約5万件にうちの会社が入ってないことは決して当たり前ではないのだろうと思わずにはいられません。

私のような単なる雇われ社員一人がどれだけ頑張ろうともたかが知れています。というか、頑張りって一体何って感じなのですが。

一人の営業マンの成績が左右するような会社であるならば、とっくの昔に潰れていただろうということ。


それでも長年、自分の勤めている会社を見てきて、過去にビジネスチャンスといえるものが、結構あったなぁと最近よく振り返るようになりました。

営業マンとしてのチャンスとかではなくて、あくまでも会社としてのチャンスです。

あの時こうしておけばよかったのに、と私なんかが後悔したところでどうしよういもないのですが、ただ反省すべきことは反省して、次のチャンスに備えるようにはしなければならない

やることはないですが、つまり、もし自分が経営者ならばどう経営するかを常に考えるようになったのです。

もちろん、少なくともチャンスをものにしてきたからこそ今の会社が存続しているわけですが、そのものにしたものの消費期限というか賞味期限というか、それがコロナによって大分早まってしまったわけです。


ということで、なんとか会社の応援が出来ることはないかとは思いますが、私に出来ることがあるとすれば、顧客対応と営業マン指導によって会社に貢献することくらいしかありません。

今後、うちの会社の経営者がどのような経営判断、そして決断をしていくかは分かりませんが、個人的にはこの部分に非常に興味をそそられております。そして、そこにちょっとだけ口出ししてみようと思っております。





三戸政和「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」





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