理美容業など生衛関係予算は50億円を要求
経産省による緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置の影響緩和に係る月次支援金、更には、各都道府県単位でもコロナ禍による影響緩和に努める策として何等かの事業継続支援金といったものがあります。使える支援策は、ドンドン使いたいところでしょうが、ただ条件面で折り合いが付かない事業者(私の周りでは美容室)もいるのではないかと思います。
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つまり、業績が落ち込んではいるものの、前前年比50%以上の落ち込みとなると、そこまでは落ちていない。
確かに、給付金・協力金ですから、ある条件を設ける必要はあります。もちろん、誰もかれもとなるとそれもおかしな話で。
ということで、本来ならばやりたくはないけれども、貸付、融資に頼るというところも今年に限っては更に増えてくるのかな?とも思います。
『令和4年度 生衛関係予算 50億円を要求』
厚生労働省は2021年8月31日、令和4年度概算要求を政府に提出、理美容業など生衛関係予算は50億円を要求した。
コロナで業績が悪化した飲食業や旅館業、理美容業などの業績回復のための環境整備や生産性向上、衛生水準の確保、相談支援体制の強化策を行うほか、各組合、連合会、生衛営業指導センターが行う、いわゆる補助金助成事業や日本政策金融公庫が生衛事業者に貸し付ける資金の利子補填などにあてられる。
財政投融資資金計画等要求では、日本政策金融公庫・生活衛生資金貸付で、「生活衛生関係営業者に対する創業者向け融資制度の拡充」を新規要求した。
なお、前年度は52億円を要求し、49億円の予算になった。予算は12月に閣議決定される。
以上引用。
無利子・無担保融資は、昨年から実施されているものですよね。私の周りの美容室経営者でも利用している人がチラホラと。
で、昨年は、なんとか貸付、融資に頼らずともなんとかかんとか凌いでいたところでも、今年になると、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、県独自の緊急事態宣言の連発で流石にそんなことも言っていられなくなっているようです。
コロナ禍が直ぐには収まるとは考えていなくても、ここまで続くとも考えていなかったのも事実かと思います。
非常事態になってから、平常時でも出来なかった取り組み(努力)をやろうとする人は中々いないでしょうから。
前日のエントリーでもあるように、集客の取り組みにしても近所がどうのこうのではなくて平常時からやって然るべきのものです。
私なんかは、社員でしかないので経営者に比べると、コロナに追い込まれているかといえば、全く話しにならないくらいに追い込まれていないと思います。
なので、うちの会社の経営者以外でも美容室経営者が追い込まれている感じがヒシヒシと伝わってきます。
そこから、どのような一手を打っていくかが経営者に課せられているのでしょう。
先程の無利子の融資にしても向こう3年間は、という条件付きなわけで、しかも、昨年から利用した方は既に返済は始まっているはずです。
さてさて、次の一手を慎重になり過ぎてもコロナに飲み込まれるし、博打的になっても意味がないわけで、ここは答えなんてないでしょうから、ホント経営者は辛いなぁと思わずにはいられません。
尾原和啓「プロセスエコノミー」
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
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