会議をやるようになってから思うこと
私の会社では、元々から会議というものが殆どありませんでした。それがないからといって、仕事でとくに不都合を感じることもなく過ごしていました。ところが、昨年からのコロナ禍により、急にオンラインでもオフラインでも会議なるものをやるようになりました。
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いざやってみると、まあなんとも仕事をした風に感じます。それ自体は何も生産していないのに(もちろん、生産することが全てではありませんがね)。
会議で何かを決めていくことは大切なことなので、会議が全く必要ではないかといえばそうでもない。つまり、会議自体が目的にならないように気を付けなければなりません。
会議はあくまでも手段でしょうから、それ自体が無駄にならないためにも以下のような要素は押さえておく必要があると思います。
・会議で何を決めるのかを明確にする
・必要な情報を準備しておく
・感情論は排し、論理的に判断する
以上の会議の要素がそろっていなければ単なる無駄でしかありません。上記を会議に参加する人間が共有しておけば、短い時間で済ませることが出来るはずです。
私にとって不思議だったのが、会議の開始時間は決まっていても終わる時間が決まっていないことでした。
30分で済みそうなことをなんで2時間とかもかけていたりして、つまり、会議中に会議の内容を決めるような感じになれば、それはいくら時間があっても足りません。
また、オンライン会議でも同様で、実際にその場所に集まる必要はないのかもしれませんが、会議が行われている時間は全ての人間が拘束されているわけです。オンライン会議で直接の対面はなくなるでしょうけれど、その場所に同期しなければならない。
なので、オンラインであろうがオフラインであろうが、そもそもの会議の必要性に疑問を持てるかどうかだと思います。
その延長であるようなテレワークにしても本質的には、非同期のコミュニケーションで仕事が進めれれるはずなのに、わざわざ同期のコミュニケーションが必要な電話だったりZoomを使ったりするのは、なんともズレている感じがします。
ツールは、手段ですから目的が何かを見失わないようにしたいものです。
さて、以下の記事。
『コロナ禍で分かった会社の「無くてよかったもの」 「社内イベント」や「定時勤務」を抑え1位になったのは?』
コロナ禍に対応することで分かった会社の「無くてよかったもの」1位は「対面での会議」(45%)――そんな結果が、エン・ジャパンの運営する人事向け情報サイト「人事のミカタ」の調査で分かった。2位は「社内イベント」(25%)、3位は「定時勤務」(23%)という結果に。(後略)
以上引用。
1位は「対面での会議」ということですが、その理由として、コスト削減(出張経費、紙での資料作成)につながった、ことがあるようです。
確かにそこも大切なことでしょうが、私からすれば「時間のコストこそ削減」しなければならないと思うので、会議自体を見直した方がはるかに生産的だと思います。つまり、会議自体が「無くてよかったもの」かもしれませんね!?
そして、オフラインであろうがオンラインあろうが、多くの人間が同期コミュニケーションを取る必要性ってどれくらいあるのでしょうか?
私の場合のコロナ禍で分かった会社の「無くてよかったもの」は、とくにはありませんかね。
堀江貴文・橋下徹「生き方改革 未知なる新時代の攻略法」
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