勉強にストレスはつきもの!?
勉強が好きな人もいれば嫌いな人もいます。勉強が得意な人もいれば不得意な人もいます。多くの人は、勉強といえば、学校教育のそれを指すはずなので、勉強が嫌いで不得意だと考えているのではないでしょうか。私にしても、勉強自体を好きか嫌いか、得意か不得意かと問われれば、嫌いで不得意だと答えます。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
そんな嫌いで不得意な勉強ですが、しかし、私は「勉強をしない」ということはありません。何故ならば、世の中には、勉強をしなければ理解できない物事が沢山あるので、そこは勉強するようにしています。
もちろん、自分がとくに「理解したい」と思ったものは出来るだけ勉強するようにしています。
今の会社に入社した頃には、自分の判断というか好き嫌いに関係なく、よく勉強をさせられていました。勉強というよりも調べる程度でしたがね。
やりたくもない勉強を強制的にやらされているわけですが、何故それでもやっていたかというと、勉強をして報告しなければ大層怒られるのが怖く、だから嫌々ながらも勉強はしておりました。
ただ、ここは面白い現象なのですが、どれだけ自分の興味のないことであっても勉強すると、知らないことが知れるようになっていく瞬間は好きだったように思います。
つまり、勉強する過程での気づきを得ていく瞬間です。
「勉強する」という意味である英語のスタディ(study)は、ラテン語のストゥディウム(studium)に由来するそうで、その意味は「好奇心をもって没頭する」といいます。
偉そうに書くと、私の場合でも、勉強する過程での気づきを得る瞬間には、「好奇心をもって没頭する」状態があったのかもしれませんね。
「好奇心をもって没頭する」状態こそが「勉強する」ことだとすれば、今世間一般で語られている「勉強する」とは、かなりかけ離れているのかもしれません。
だから、以下のような記事が出てくるのかなと。
『「勉強をやり抜ける人」がもつ超基本スキル。もっと学びやすくなるための “4つの習慣”』
以下が、記事にある4つの習慣
ストレスコントロール1. 成果の細分化
ストレスコントロール2. 娯楽で学ぶ
ストレスコントロール3. 短い休憩
ストレスコントロール4. 水分補給
この記事で多少理解できるのは、私のように強制的に勉強をしなければならない場面に遭遇している人も少なからずいるのでしょう。
現代は、方法論、ノウハウ、やり方ばかりで溢れかえり、どんな物事にもそれがあると思い込んでいる人も多いようです。
その一つが勉強であって、それ自体にも方法論、ノウハウ、やり方があるように思い込んでしまっているのではないかと。
私自身もそのように思い込んでいた時期も確かにありましたが、ある時からそれ自体が誰かのポジショントークでしかないと思うようになりました。
それ以上に私が懸念するのは、「損をしたらどうしよう」「勉強したことが無駄になったら嫌だ」という風潮です。
だから、そこにつけ込まれて、方法論、ノウハウ、やり方を売る商売が繁盛しているように思います。
そもそもが勉強をすることでストレスを感じないようであれば、そんな勉強なんかやらない方がましでしょう。ストレスを感じない勉強など勉強とは呼べませんから。
ストレスを感じることなく楽しみを覚えるには、勉強して少しずつ理解して、ちょっとだけ得意になってからです。あくまでも経験上ですがね。
伊藤穣一「教養としてのテクノロジー」
落合陽一「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「好奇心をもって没頭する」
「アンスクーリング」
「将来の準備よりもまず行動する」
コメント