10月から変わったもの
10月から暮らしに関わる商品価格が変わりました。マーガリンは原材料の高騰。たばこは、たばこ税の増税のため(こちらに関しては、増税前に駆け込み需要が起きていたようです)。小麦粉は、輸入小麦を政府から製粉会社に売り渡す価格が高くなるため。コーヒーは、コロナの影響で巣篭もり需要が上がったため、値上げされました。
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更に、モノの価格以外でもサービスの価格も値上げ?されており、その一つがPayPayの手数料1.98%が有料化されました。
スマホを使ったQRコード決済のPayPay。これまで無料だった中小の加盟店向けの決済手数料が10月から有料となりました。
この話題に関して、長崎のローカルニュースで、あるマッサージ店が取り上げられており、そこでは、決済手数料有料化を理由にマッサージのコース料金の値上げを決めたといいます。
「決済手数料有料化を理由に・・・」
なんとも微妙な理由というか、それ以上にモノやサービスの価格設定はホント悩ましい問題だなぁ、と痛感します。
敢えて正論を書かせてもらうと、決済手数料有料化の時期は事前に決められていたことですし、そもそもサービスが無料はあり得ない話です。なので、マッサージ料金もサービスを込みで決める必要があるはずです。
しかしながら、そんなことなど、そのマッサージ店のオーナーにしても百も承知だろうと思います。
マッサージ業界は全く明るくないのでなんともいえませんが、マッサージ業界も美容室と同じようなニオイを私は感じています。
つまり、技術の安売りです。
モノやサービスの価格にしても、技術の価格にしても「需要と供給のバランス」で決まります。
美容室、マッサージ店、その双方は、時間とお金を費やして取得したであろう技術なのにそれに見合うような価格にはなっていないのかもしれません。
その理由として考えられるのが、需要と供給のバランスであって、美容室、マッサージ店、そのどちらもオーバーストア状態。
そうなると必然的に技術の質よりも価格勝負、というよりもお店の体力勝負の様相となります(願わくば付加価値に活路を見出すべきですが)。
なので、決済手数料を理由にマッサージ自体の値上げをすることが、マッサージ業界の全てを表しているように思えてなりません。
長崎でも10月2日から1時間あたりの最低賃金が821円となります。今よりも28円上がることになるそうです。
一人で行う店舗ならまだしもスタッフを抱える、これから人を雇ってと考えているところは、最低賃金は避けられない問題です。
そして、美容室もマッサージ店もあくまでも人がやる仕事。
いずれにせよ、私たちの暮らしにも店舗運営にも、モノやサービスの価格変動が、良くも悪くも影響を与えそうです。
堀江貴文「破戒のススメ」
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