気づいていても行動を起こさないと意味はない
8月に営業担当者変更による引継ぎ業務を行いました。先日、コロナ禍では不要不急とされる?顧客先(美容室)へ直接訪問をしてきました。お恥ずかしい話、顧客情報管理が個人に任されたままであったこと、しかも前任者である担当営業マンの杜撰な管理もあり、なんとも行き当たりばったりの訪問となってしまいました。
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前任者の杜撰な対応をいくら責めたところで、その全てが会社の在り方に返ってくることは言うまでもありません。杜撰な対応をした営業マンも酷いものですが、それをさせ続けた会社はもっと酷いのですから。
少なくとも、うちの会社では顧客情報管理は個人に任されています。そのままであれば、情報共有ができず、私のように行き当たりばったりの営業になってしまいます。
近年、営業とは別のマーケティング専任部門が新規見込み客との接点創出を担ったり、製品の販売からサポートにおいて各部門の分業化が進んだりといった変化も著しいといいます。
しかしながら、顧客情報管理が個人に任されていたのでは、分業化など進むはずもありません。分業化どころか、杜撰な営業現場では、得意顧客ばかり頻繁に訪問し、苦手な顧客にはアプローチしないといったことが多発します。
今回の訪問でも、知っているべきうちの商品の存在を知らない顧客が多かったのはまさしくそれに当たります。
相手から「そんな商品があったんですか?」と言われたときは、驚くというより呆れるというか、何というか。
ここまでくると、顧客情報管理以前にその営業マンの管理が出来ていないうちの会社自体が問題なのですが。
ただ、一軒、また一軒と美容室を回っていくにつれ、私自身も「何でもっと早く行動を起こさなかったのか」と反省しました。
会社と担当営業マンの杜撰さには気づいていながら何も行動を起こさなかった私がとやかく言う資格などないでしょうからね。
会社、担当営業マンに全ての非があるのかというとそれも変な話で、共に働く私にしてもそれは同罪というか、やはり他人事になっていたように感じました。
私が、他をどれだけ責め立てたところで何も解決しません。
取り敢えずは、問題点がかなり明確になったのでそこを改善するように顧客に営業をかけつつ、会社では情報の管理と共有を徹底していこうと思っております。
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