自分に興味があるのは自分だけ
営業は、相手の立場になってものを考える、なんていいますが実際のところ相手の気持ち(心理)を想像することは出来ても物理的に相手の立場になることは不可能です。相手の気持ちはどうあがいてもコントロールすることなど出来ません。コントロール出来ないものをコントロールしようとすることほど疲れることもありません。
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自分が相手からどのように見られているか、思われているか、と考えるのはその典型でしょう。
承認欲求なる言葉をよく耳にします。
よくよく考えてみると、自分の以外の誰かを常に考えていることはありません。もちろん、なくはないですが、所詮は自分ベースで相手を考えているだけで、結局は自分のことを考えているに過ぎません。
誰も自分のことでいっぱいいっぱいなのです。他人のことなどなんとも思っていないのが実情でしょう。しかしながら、それでもそれが腑に落ちない人も多くいるようで自意識過剰な人って多いなぁとつくづく思います。
自分の失敗はいつまでも心に残っていますが、ならば他人の失敗をどれだけ覚えているでしょうか?
自分なんかは他人が失敗しているようには全く見えないのですが。
自分も失敗することはありますが、他人にそれをいうと「どこが?」と突っ込まれるし、そもそも何も見ていなかったりします。
自分の失敗を気にしているのは自分だけ。他人に興味がありそうですが、実際に興味があるのは常に自分なのです。
とはいえ、このようなことが書けるようになったのは、「嫌われる勇気」を読み、下記の言葉を意識して実践するようになってからでした。
『神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ』
変えることのできる物事とできない物事とならば、自分の心の在り方と他人の感情はまさしくそれではないかと思います。
さて、以下の記事は、上記の言葉を実践すれば自ずとその疲れはなくなっていくのではないかと思う次第でした。
『職場で気を使いすぎて疲れている人のために「10のしないこと」を考えてみました。』
「気の使いすぎで、かえって職場の人と打ち解けることができない」
「周囲の目を気にして自分の意見をはっきり言えず、気疲れする」
こうした職場の人間関係に気を使いすぎて疲れているビジネスパーソン向けに「10のしないこと」をリストアップしました。「するべき」と厳しいルールを課すものではないので心理的負担が少なく、実践しやすいことでしょう。では、さっそく紹介します。(後略)
以上引用。
「10のしないこと」
【1】自分を卑下する言葉を言わない
【2】相手の心理を先読みしすぎない
【3】場を盛り上げようと頑張らない
【4】マイナスの評価を恐れない
【5】自分の弱さを隠さない
【6】自分より他人を優先しない
【7】「人に迷惑をかけてはいけない」と考えない
【8】嫌なことを無理に続けない
【9】SNSでつながりっぱなしにしない
【10】たまっているストレスを放置しない
本質的に、変えられる変えられないを自分の頭を使って考えきれなければ、「10のしないこと」など何の役にも立たないと感じるのは私だけでしょうか?
誰からも見られていない自分を見られているという思い込みに気づけば誰でもラクになると思うのですが・・・
「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
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