行きつけ美容室を止めたきっかけはとは?


「体験型の店舗が生き残る時代へ」これは、望月智之さんの「2025年、人は「買い物」をしなくなる」に書いてあり非常に印象に残りました。その背景には、人が今までやっていた仕事をネット、自動化・機械化により代替が進むとのこと。しかし、代替が難しいサービス業、つまり、人間のコミュニケーションが価値そのものであるような仕事は、益々コミュニケーション能力を求められるのではないかと思います。

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サービス業の代表例といえば、私にとっては美容室にほかならないわけでありまして、美容室では技術の向上もさることながら接客には一層力を入れるべきかと思います。


行きつけ美容室を止めたきっかけは「美容室や美容師に対する不満」 43%で最多理由

美容室の口コミサイト「ヘアログ」(https://hairlog.jp/)を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は10月5日、行きつけ美容室に行くのをやめた経験のある全国の10代~50代の男女を対象に行った、「行きつけの美容室に行くのをやめたきっかけや理由」のアンケート調査の結果を発表した。アンケートの回答者は100人である。

「行きつけの美容室に行くのをやめたきっかけや理由」のアンケートの回答を分析すると、大きく3つのグループに分類することができた。


「行きつけ美容室をやめたきっかけや理由」のアンケート結果

・美容室や美容師に対する不満:43%
・自分都合(生活環境の変化など): 38%
・担当美容師の異動や退職: 19%



以上引用。



コミュニケーションの肝を一言でいえば、「人を不快にさせないこと」なのではないでしょうか

美容師も毛髪を扱うプロとして時としてお客の要望に沿えないことなどを適切に言葉にしなければなりません。

同じ言葉であっても伝わってくる人もいれば全く伝わってこない人だっている。なんとも棘があるようにも聞こえてしまうこともある。

話をするにしても相手の反応や表情に気を配りながらでなければなりません。その為には、相手の心を汲み取るように意識しなければなりません。

会話が噛み合わない人と積極的に話をしようとは誰もしないでしょう。会話はセンサーのようなもので、相手と合う合わないを判断しているように思います

面白いもので、美容室は美容の技術を提供するところですが、いくら技術力が高くても、相手にとって気に入らなければ意味がありません。しかも、なんとなく接客態度が悪いと技術の仕上がりが気に入っていたとしても失客することもあります。

新規客が来店する切っ掛けに「他の美容室で合わなかった」が多くを占めるといいます

「合わなかった」とは、なんとも曖昧な理由ですが、それが人間の本質なのかもしれません。

記事のアンケート結果「美容室や美容師に対する不満」が半数近くを占めますが、不満も人それぞれに感じるところは違うものです。

接客にはこうやればいいというものはなく、あくまでもその人に合わせるようにするしかありません。

不満を感じるにはどうやら時間が経ってからでしょうから、逆に考えると最初は満足していたわけです。

となると、相手が美容室に慣れたではなく美容師側が慣れた頃が、一番注意が必要なのでしょう。

まあ、その「慣れ」ひとつとってもあらゆることが考えられそうですが、とにかく接客は「慣れは禁物」ということで。





望月智之「2025年、人は「買い物」をしなくなる」




望月智之「買い物ゼロ秒時代の未来地図―2025年、人は「買い物」をしなくなる〈生活者編〉」





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