営業マンにとっての「書く」ことの意味
営業マンとセールストークは切っても切れない関係かと思います。会社から用意されたセールストークもあれば、自分なりに考える方もおられるでしょう。自分の場合は、その両方で会社から用意されたものと自分で考えたものをセールストークとして使っています。
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営業を少しでも経験した方であれば分かると思いますが、セールストークをそのまま使ったとしても上手くいくことは殆どありません。
営業を始めたばかりの頃は、何も話すことが出てこないのでとにかくセールストークをやみくもに連発していました。
そののち、相手が聴ける状態にいかに持ち込むことが大切なことを体で覚え、セールストークを使うタイミングこそが重要であること知りました。
セールストークに持ち込むまでのアクセストークとでもいうのでしょうか、そちらの方をどれだけ”その場その場”で出せるかが私の場合は物凄く課題でした(もちろん今も)。
何でもかんでもただベラベラと話せば相手は(心が)動いてくれるかというとそんなことは当然ならがあり得ず、適切なタイミングで相手の心の状態に合わせて言葉を選んで相手の心に届くようにしなければなりません。
「ただひたすら一生懸命に話せば通じる」ということも確かにあるでしょう。しかしながら、これが通用するのは若いうちかなぁと。
私のように50手前のオッサンが一生懸命に話す様子は一歩間違えれば悲壮感になりかねませんからね。
気持ちは若いつもりでも見た目はどこからどうみてもオッサンなのでそこは話し方なり身のこなし振舞い方は客観的に捉えておくべきでしょう。
若い頃のような勢いで押し切ることは難しくなるので、そこで大切なのがセールストーク、アクセストークです。
ここを突き詰めていくと「言語化」ということになります。
適切に言葉にすること。自分が考えていることを相手にちゃんと伝わるようにするには言葉で伝えるしかありません。
相手の心を汲み取ることは必要であっても相手がこちらの心を汲み取ることを期待しているようでは営業マンとしては失格ではないでしょうか。
言語化とは言葉にして話す能力です。ならば、これを鍛えるにはどうするかというと、日頃から「読む」「書く」「話す」を繰り返すしかないでしょう。
「読む」「書く」「話す」の全てが大切なのですが、とくに「書く」ことに関しては意外な程にやっている営業マンは少ないかもしれません。
私の場合は、このブログが「書く」に相当しますし、セールストークもアクセストークもノートに書くようにしています。
書いたこと以上は話せないものです。ただ読んだだけでも中々話すことは難しかったりします。本を読んだだけで話せる人は、私からすると相当に能力が高いか生まれつきなのかのどちらかにしか思えません。
私の場合は、本を読んで気になるところは文章をそのままノートに書いたりしています。そして、やっと話せるかな?という程度です。
言葉を道具とする営業マンこそ、道具を有利に使っていくためにも日頃から「読む」「書く」「話す」を心がけるようにしたいものです。
ちなみに以下を「書く」について参考にしてみてはどうでしょうか。
『「バズらせる達人」が実践する4つの文章テクニック』
「アーノルド・ベネットの賢者の習慣」
「言葉の力」
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