決めるという意志


自分が働いている業界がどんな業界なのかを把握るすことは、非常
に大事なことです。闇雲にやるのではなく、ある程度でいいので現
状を把握すべきです。


お店の売り上げを上げたいというのは、どの店舗のオーナーでも思
いは同じはずです。どこだって、今以上に良くなっていきたい。

自分のお店の分析もさることながら、自分の働く業界の分析も必要
です。分析は、人それぞれで構わないと思います。大事なことは、
他人に振り回されないということです。

自分なりでいいので、自分の頭で考えること。そして、その考えを
言葉にしていくことです。頭で考えるだけでは、いけません。

業界の分析と同様に、自分のお店の分析も行います。

お店の話ですが、営業も全く同じです。闇雲に営業で回ったとして
も、成績が上がることはありません。

飛び込み営業でも同じことが言えていて、よく1日に100~200軒飛び
込み営業やってみろ的なことを聞きます。

これ自体は、私は賛成です。
営業は確率の側面があります。どういうことかと言うと、100軒回
って、1軒決まるなら、200軒では2軒決まるということです。
なので、数多く回るだけ確率も上がっていきます。

できる営業マンは、軒数もさることながら、確率を上げるやり方を
自然とやっています。100軒回って、10軒という感じです。
このやり方というのは、やり方ではなく、考え方なんです。

つまり、決める為には、どうすべきか?
または、何故、決まらないのか?

これのみをただひたすら考えては実践、また考えては実践の繰り返
しです。ところが、周りからすると、なにか上手いセールストーク
があるのでなないか?となってしまうんですね。

でも、これ、ないんです。

100軒とか回っていると、流石に1軒ぐらいは・・・
と思うのですが、決めようと思わなければ、実は、1000軒回ろうが、
10000軒回ろうが、営業で決まることはありません。

もっとも大事なのは、決めようという意志です。

上司から教わったことで、以下の言葉が忘れられません。
「1軒決める為には、1軒回ればよい」

先程も書きましたが、決める意志が先にあって、それでも決まらな
いから、もう1軒回ってみよう。いやまだまだ、もう1軒・・・
の連続で、いつの間にか100軒回っていたということではないでし
ょうかね。

分析の話が途中でしたが、これも同じことが言えて、まず、強烈に
自分のお店の売り上げを伸ばす、営業マンであれば、1軒決めると
いうことを決めていないと、いくら分析をしても無駄になるでしょ
う。逆に言えば、その意志さえ決まれば、もう結果が出たようなも
のです。

やる前から、勝負はついているといのは、こういうことを言うと思
いますね。

ということで、自分にも言い聞かせています。

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