ヘアカラーの差別化からヘアカラー専門店の差別化


ホットペッパービューティーアカデミーによる「白髪・グレイヘアに関する意識調査2021」によれば、白髪染めの方法は「白髪を隠す色」以外にも「ぼかす」「生かす」色味を選択する割合が増加しているとのこと。つまり、今までの「白髪を隠すための 1 色塗り」以外にもおしゃれの選択肢が広がってきているようです。

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白髪染めにより、白髪を「隠す」のではなく、白髪を「ぼかす」「なじませる」のが白髪染めの流行なのでしょう。それにより以前は存在しなかったカラー剤の色味も登場しているようです。

白髪を「ぼかす」「なじませる」という白髪染めの方法自体は別に目新しさはないのかもしれませんが、カラー剤の色味(例えば、アッシュ、マッド)が今までになかったものが登場しているのが肝であるようです。

なので、メーカーは新色をドンドン投入している。

ちなみに、先程の目新しさを感じないのは、最低でも40代後半以上の美容師に限るのではないでしょうかね!?

また、若い子がするオシャレ染めでいえば、染め方よりもカラー剤を選択してくることが今までになかった流れかもしれません。その代表格がイルミナカラーなんでしょうか。


以上のようなお客の要望・希望は時代とともに変化していきます。ヘアカラーの需要には変わりはありませんが、その中でもどのような需要があるのかを細かく分析する必要があります

白髪染めならば10年以上前に登場したヘアカラー専門店が、美容室の白髪染め需要を奪っているようにも見えますが、とはいえ白髪染めに求めるものが「安い」「早い」「キレイ」だけとも限りません。

ヘアカラー専門店の店舗増加に伴い、今後はヘアカラー専門店同士の差別化も予想されましたが、やはりというか当然というか新たな形のヘアカラー専門店が登場したようです。


鎌倉にヘアカラー専門サロンがオープン コンセプトは“極上の艶”カラーの提供

エムアイシーは9月19日、神奈川県鎌倉市にヘアカラースペシャリティサロン「ハーバーズ(Harbors)」をオープンした。

ヘアカラーブームである今日、色を作るだけで質感を壊してしまうのでは、質の高いヘアカラーとは言えない。そこで“極上の艶”をテーマに、オリジナルの”ラスティングカラー”を提供する。ローダメージで髪や体、環境にも優しいオーガニック由来のカラーなどもラインアップ。専門性の高い薬剤もあり、従来のヘアサロンでは全てを取りそろえることができなかった薬剤と、それらを扱うスペシャリストの技術を体験できる。

800年の歴史を持つ鎌倉という土地に合わせ、来店客に“鎌倉に来た”という雰囲気や気持ちを体感してもらえるよう、外観や内観にもこだわった。“鎌倉らしさ”と“ヘアカラー”の両側面を表現した空間に仕上げている。また、扱うカラー剤も水で分解され環境に優しく、使用後のアルミカラーチューブは車椅子のリサイクルに再利用するなど、社会貢献としてSDGsの取り組みにも注力する。(後略)


以上引用。


白髪染めの需要として「安い」「早い」「キレイ」以外にも毛髪、頭皮のダメージ、そしてオシャレも重要な要素です。

「ハーバーズ(Harbors)」は、確実にそこを取りに行った店舗であるようです。

明らかに、所謂ヘアカラー専門店とは一線を画すとは思うものの美容室とは限りなく重なり合うのも事実である気もします。

とはいえ、今後の展開が楽しみです。





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