ビジネスパーソンにとって重要視している情報収集手段とは?


ビジネス書等で「情報収集は海外の英語メディアでするべきである」みいたいな感じで書かれていることがあります。その理由として、日本語の報道だけを見ているとグローバルな視点が欠けてしまうので、集まる情報に限りと偏りがある、というのが一つ目。

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二つ目に、そもそも、殆どの国内向けメディアは、日本人が読みたいと感じるローカルな情報しか伝えていない。

その前提を踏まえた上で、意識的に海外メディアから情報を収集していかなければ、世界の動向を見据えた上での独自の取り組みができなくなってしまう、というもの。


今さら言うまでもなく、現代は情報過多社会です。

「スマホさえあれば、手に入らない情報なんてない」

そう断言してもいいくらいです。但し、よく指摘されるように、情報過多社会ならではの落とし穴は確実に存在します。

それは「情報が玉石混交で、無駄な情報に引っかかりやすい」というリスク。

そして、無駄な情報に引っかからないように自分の情報感度を上げなければなりません。

情報感度を正しく保つためには、基礎知識・教養を身につけておくことが重要です。

ここでの基礎知識・教養が何かというと、高校の教科書レベルの知識・教養を指します。

最低限の基礎知識・教養を身に付けていないと、理解できるものも理解できません。

理解力は、「理解力の土台をつくる」ための基礎知識・教養を身に付けてから身に付くものです。

世の中には、基礎的な知識・教養がなくては理解できない情報がたくさんあります。

冒頭に書いた海外メディアにて情報を収集しようとしても前提である理解力、読解力を上げることを同時にしなければ意味がありません。というよりもそもそも英語が読めなければ話になりませんが。


日頃から情報収集を心掛けるようにしている私ですが、情報収集よりもそれを読み解く能力を鍛えることの方が遥かに大切であるようにも感じます。

今は、スマホにより情報自体の価値はそこまでないでしょうから、情報を元にしていかに行動するか、いかに読み解くかが問われているのではないかと思う次第です。

なので、以下に記事はなんとも微妙だなぁと。


ビジネスパーソン10000人に聞いた最も重要視している情報収集手段TOP3、3位新聞、2位WEB記事、1位は?


1位「信頼している人からの情報」
2位「WEB記事」
3位「新聞」



もちろん「信頼している人からの情報」を重要視するのは理解できますし、私も重要視します。というか重要視”していた”が正解です。

情報収集は、質よりも量だと考えるので「人からの情報」は、同時になんとなく情報収集に手を抜いているなぁという印象を受けます。

もっとも情報収集手段は何かを問われているアンケートに対してこのような意見を書く私もどうかしているのですがね。





堀江貴文「破戒のススメ」




佐渡島庸平「観察力の鍛え方」





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