長引くコロナの美容室への影響
理美容室は「社会生活の維持に必要な施設」ということでコロナ禍にあっても営業を継続することが出来ました。しかし、現実には、コロナ禍によって理美容室も少なからずその影響を受けています。ただ、影響と一口に言っても千差万別です。影響の多くは、やはり売り上げの減少に尽きるだろうと思います。
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不要不急の外出自粛もあって、美容室の立地条件によって都市部では一時的にお客が離れ、その代わりに近場というか住宅地にある美容室がその受け皿となる現象も起きたようです。
同時に、ホームカラーを初めて利用する方も増えたようです。
ただ、私が実際に美容室を回ってみて、都市部であれ住宅地であろうと、売り上げ減少の共通する原因は、来店サイクルの長期化によるものでした。
住宅地にある美容室は新規客が増えたものの、元からの固定客の来店サイクルが延びているのはよく聞く話です。
新規客が増えたところでは、相殺する形となりなんとか売り上げの落込みも限定的だったようです。
しかし、新規客がないところでは固定客でお店を回していくしかなく、来店サイクルが長期化することでかなりの売り上げ低迷に陥っているようです。
『長引く 理美容業への新型コロナの影響』
新型コロナウイルス第5波で、理容業は68.2%、美容業は77.7%が「マイナスの影響があった」と回答、新型ウイルスの影響が長引いているのがわかった。
日本政策金融公庫(日本公庫)は2021年11月4日、新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査の結果を発表した。調査時期は8月下旬~9月上旬。
「影響はなかった」は理容業30.6%、美容業21.2%だった。
生衛業全体では、87.3%が「マイナスの影響を受けた」と回答している。
「マイナスの影響があった」の内容(複数回答)は、「売上の減少」が圧倒的に多く理容業98.6%、美容業96.1%。「営業時間の短縮」は理容業28.6%、美容業32.6%だった。
日本公庫では同様の調査を前年11月にも行っており、1年前と比べると、「マイナスの影響があった」は理容業は3.0ポイント減少したのに対し、美容業は6.6ポイント増え、コロナの影響は美容業のほうが長引いている。(後略)
以上引用。
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が9月30日をもって全国で全て解除となりました。記事の調査時期は8月下旬~9月上旬。
ということで、10月以降の理美容室の状況は幾分改善しているのではないかと思います。
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