ヘアカラーをどこでやるか問題について


「早く、安く、キレイ」にヘアカラーをしてもらえるヘアカラー専門店。「早く、キレイ」は微妙だとしても「安く」は確実に消費者のニーズを満たしているものと思われます。但し、「安く」は、今まで通っていた美容室と比べた場合のみといったところでしょうか。つまり、ヘアカラー専門店を利用する人の多くは、美容室に通ってヘアカラー、白髪染めをしていた方が中心です。

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もちろん、美容室だけでヘアカラーをしていたのではなく、ホームカラーも併用してやっていた方もいるでしょう。

以前からずっと美容業界ではいわれてきたことですが、ヘアカラーをどこでやるか問題というものがあります。美容室か自宅か。

ということで、以下をどうぞ。


白髪染めは自宅派が67%

ヘアカラーはサロン派が多いが、白髪染めだけに絞ると、自宅派・サロン派が拮抗しているといわれているものの、調査によってバラツキがある。

スリーエム株式会社が2021年11月8日発表した「白髪染めは自分でやる派?それとも美容院派?」調査では、67%が自宅派という結果だった。自宅で行った白髪染めに満足している人は61%で、39%の人は満足していない。(中略)

この調査、20代~50代以上の100名と対象が少ないので、結果は参考程度だが、個別コメントはユーザーの実感がわかる。
(男女比は男性36名、女性64名、調査時期は2021年10月28日)


以上引用。



コロナ禍でその利用が増えたといわれているのが、ホームカラーです。ホームカラーの存在を知りつつ試す機会の無かった方にとっては、コロナがいい切っ掛けになったことでしょう。

美容室からの声として来店サイクルがコロナによって超長期化している話を聞きます。

当然ながら長期化している方の中には、ホームカラーをされる方もいらっしゃることでしょう。そこで、ホームカラーでも「全く問題ない」と思うのか、それとも「やっぱり美容室でないとダメだ」と思うのか。

ヘアカラーを取り巻く状況は、一事が万事とはいかず、ホームカラーを選択しなくてもヘアカラー専門店を選択するかもしれないし、他店へ失客するかもしれないし、全く読めません。

そして、コロナを切っ掛けに「パーソナルヘアカラー」も言われるようになりました。

ヘアカラーを美容室か自宅かだけで語れる程、今の時代はそう単純ではないのかもしれません。

ホームカラーに関しては、各メーカーがしのぎを削っているわけですから、美容室品質、美容室仕上がりを簡単に再現できるように今後も目指してくるでしょう。

となれば、美容室は、とにかく来店するお客を満足させるしかないわけです。

売り方も大事ですが、美容室もホームカラーも色々いってもやはり品質で圧倒するしかないように思います。

古いといわれるかもしれませんが、良い商品をつくり、そして売るに拘るを徹底するしかないのではないでしょうか。





山本康正「世界を変える5つのテクノロジー」





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