正しい相手に営業をかけるには


ルートセールスでも新規飛び込みセールスでも本質的には同じなのかもしれませんが、営業で成果を上げていくには前提があります。それは、「正しい相手」に営業をかけるということ。これが意外と抜けている人がいます。こちらの商品(モノやサービス)の内容に対して興味・関心がズレた相手に、一生懸命にアピールしている人がとても多いのです。

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しかしながら、たとえ「正しい相手」だからといっても、こちらの言葉、内容、意味が簡単に伝わるとは限りません。なので、正しくない相手には、どれだけ頑張って営業をかけても報われることはありません。

そうなると、正しい相手かどうかの見極めが大切になるわけですが、それもまた難儀です。

とくに新規飛び込みセールスであれば、最初からこちらの話を聞いてくれる人など皆無です(聞いたフリはしますが)。

聞いたとしても、それは断るために聞いているだけで、こちらとしては聞いてくれたけど断られたと勘違いする人も多いのかもしれません。

なので、「断られてから本当の営業が始まる」という言葉は知っていても実際には、1回でも断られてしまえば再度営業をかける人もそう多くないでしょう。

この断りにしても商品(モノやサービス)を断っているのではなく、営業マンに対する断りが殆どです。

つまり、知らない人からは商品を買いたくない

形である商品で断られているのではないのにも関わらず、次の形、次の形で営業をかけていくのですが、形ではなく中身である営業マンで断られていることにも気づかずにドツボにハマっていきます

そこに気づかず、この人は「正しくない相手」と決めつけるとチャンスを失います。

ということで、「正しい相手」かどうかは、ある程度こちらの話を聞いてくれる状態になってからしか判断できないのだろうと思います。そして、営業をかける前から相手の雰囲気のようなものだけで「正しくない相手」と決めつけるのだけは避けたいところです。





ジョセフ・シュガーマン「シュガーマンのマーケティング30の法則」お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは




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