習慣を変える


常に問題意識を持つことは大事なことです。どんな事にも関心を持
つことです。人間は考える生き物です。考えたことは実行に移しま
す。でも、考えていなければ、ただの惰性・習慣で動くのみです。


人間の行動は、常に習慣で支配されています。その習慣に気づき、
習慣を変えていこうとしなければ、良い方向へ事態が動くことはあ
りません。

習慣といっても、良い習慣もあれば、悪い習慣もある。悪い習慣は、
良い習慣へと変えなければならないわけです。(但し、ここでは何
が良いとか何が悪いというのは省きます)

ですが、習慣を変えようとしても、そこに立ちはだかるのも、また、
習慣なんです。

今の結果とは、即ち自分の習慣の結果です。今の結果に満足してい
なければ、結果を出した自分の習慣を見つめ、改めていかなければ
ならない。

何が最も難しいかと言えば“自分を変える”ことです。
自分を変えるなんて書きましたが、そんな簡単に変わることができ
たら、誰も苦労はしません。

殆どの人間が、相手が変わってくれることを望みます。「この人の
ここを変えてほしい」と思うことってよくありませんか?

実際には、そんな都合よく変わってくれない。ならば、自分が変わ
らないといけないわけです。

昨日(11月27日)入管法改正案が衆院通過しました。外国人労働者
受け入れどうのこうのってやつです。

これで、日本の人手不足を人で埋めてしまうので、経済成長を見事
に潰してしまうわけですね。更に、来年10月には、予定通りに消費
税率を10%にすることでしょう。

そうなると、経済成長は、ハッキリ言って厳しいでしょう。成長ど
ころが、減速していくことでしょう。しかし、現実を受け入れてや
っていくしかありません。

世の中は、都合良く変わることは決してありません。なので、よく
“世の中を変えてやる”みたいな人が登場すると、人はその人に期
待してしまうわけです。その人がきっと世の中を変えてくれると。

ところが、決してそんなことはあり得ない。賢明な人は、そんな時
どうするか?他人に期待することなく、淡々と自分を変えていくん
です。

今風に言うと、“時代に自分を最適化する”と言えばいいのでしょ
うか(最適化って言葉を使ってみたかったんですよね)。

今よりも良くなりたければ、自分を変化さえていくしかありません。


あまり関連性はありませんが、今回の内容には以下の本がお勧めで
す。中野信子さんの本ですね。

努力不要論




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