そもそもの図式が間違っていることに気づけるか


誰しも今働いている会社が潰れることなど普段は想像すらしないのではないでしょうか?ところが、昨年コロナが襲ってきて数多くの会社が苦境に立たされていることでしょう。もちろん、私の働く会社もそのひとつであり、私も会社倒産を少なからず想像するようになりました。

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サラリーマンに限らずですが、安定した状況がいつの間にか当たり前になってしまいます。本来は、安定した状況をつくるには物凄いエネルギーが必要です。

しかし、エネルギーという努力を日頃やっていないのに、安定した状態が続いているのであれば、疑問に思わなければなりません。

何の努力もしていないのに、日頃の安定を疑うよりも会社に対して不平不満があるのであれば相当に何も見えていない状態です。

もちろん、私も他人のことなどとやかくいえるようなものではありませんが、「何の努力もしていない」と言われると、日々のこなすべき仕事をしている人間にとっては許し難い発言でしょう。

「ちゃんと自分の与えられた仕事をしているのに、なんでそんなことを言われなければならないのか!!」と反論したいところでしょうか?

その与えられた仕事をちゃんとやっているという感覚が既にズレていることにも気づかなくなるほど、雇われていると何も見えなくなるものだと思います。

雇われている私がこれを書くのもちょっとした自己矛盾感はありますが・・・

雇われているからではなく、「何も考えなくなる」ことが正解かもしれませんね。

考えるには材料が必要ですから、会社の中だけの状況で考えようとしてもその材料自体が腐っている可能性が高いので考えたとしてもそれは錯覚でしかありません。

やはり、会社の中と外から材料という情報を収集して「自分の頭で思考する」ことが何よりも大切なのではないかと思います。


手取り14万円「正社員なのに貧困」苦悩する20代女性 唯一の贅沢は月1度の銭湯

手取り14万円──。毎月の給与明細を見るたびに、関東地方で暮らす会社員の女性(20代)は嘆息する。

「夢も希望も持てないです」

就活に失敗し、大学を卒業後は塾の講師やパン屋のアルバイトなどで生活費を稼いだ。当時の収入は手取りで25万円ほど。普通に暮らせたが、安定した仕事に就こうと2年前にインターネットで見つけたのが今の会社だった。社員20人程度の建築会社の事務職。給与が低いことはわかっていたが、賞与もあるというので決めた。

雇用形態は「正社員」。だが、賞与は「スズメの涙」程度だった。年収は300万円いくかいかないか。(後略)


以上引用。



上記は20代女性ということで、そう思うのも無理もないのかなぁなんて思います。私の20代を思うとどうだったかすら思い出せないのでなんとも言いようがありません。

という前提を取りつつ、敢えて書かせてもらうと、そもそも「正社員=安定(した仕事)」の図式が既に間違っているのが現実です。

数年前からの働き方改革の流れを考えると、今後は、正規雇用(正社員)、非正規雇用という考え方自体がなくなっていくのではないでしょうか。

一方では、コロナによって、ネット活用も含めて人がやっていた仕事の自動化・機械化が進む切っ掛けとなりました。

この流れもコロナ以前からいわれていたことであり、今後も情報がますますオープン化するとともに、AIやロボットをはじめとするテクノロジーが進化し、人間にとって面倒な仕事はすべてそれらに任せられるようになるといわれています。

つまり、仕事、会社の在り方が変わっていくのです。

今はある仕事もこれからはなくなるかもしれないし、今はない仕事でもこれからはあるかもしれない

残念ながら、記事にある事務職は、機械に代替されるのは時間の問題でしょう(ただ救いとしては20代ということ)。

そして、営業マンである私ですが、営業も全てではないにしても機械化・自動化が進むのは既定路線であり、営業マンとしてどのようなポジションを築いていくかを意識しならが仕事をしなければ、コロナ云々に関わらず厳しい今後が待っている事でししょう。

もちろん、営業マンだけが仕事の選択肢ではありませんが。





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