世界観を売る


川上徹也さんの「物を売るバカ2」の中で「エモ売り7」(感情を揺さぶる7つの売り方)というものがあります。その中のひとつに、『「世界観(Outlook on the world)」を売る』があります。ここでいう「世界観」とは、商品やサービスを売る際、その商品・店・会社・施設・従業員などが持っている統一感のある雰囲気・個性・デザイン・売り方などのことを指します。

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心揺さぶられる世界観があれば、同じ商品やサービスであっても買いたくなるものです。

それは、私が勤める美容メーカーも当てはまり、当然ながら美容室も当てはまるのではないでしょうか。

しかし、全国に数多くの美容室がある中で、その店ならではの世界観を感じる店は残念ながら少ないように思います。いや、それよりも世界観を感じる店がないわけではないのですが、作り込んでいないというか徹底していないように思います。

美容室は、店内の雰囲気を非常に重視するはずです。その雰囲気や世界観に対して、自分目線だとかお客目線だとか、そんなことよりも徹底した感じがしないのが残念だったりします

そもそも、その世界観や雰囲気を本人自らが、心の底から気に入っているかどうかです。もっといえば、自分のお店に自分がお客として来店したいと思えるかどうか、やっぱりこれに尽きるのではないでしょうか。

客観性云々はもちろんですが、どこまでも主観的になって妥協をしないかどうか。

美容室オーナー自らが、自身のお店のヘビーユーザーであることが大前提でなければ、誰一人としてそのお店の世界観や雰囲気を気に入るわけがありません。

大型チェーン店とは違い、一種のプライベート空間をウリにしているプライベートサロンでは、陥りがちなところかと思います。とにかく、中途半端な作り込み方で満足する人などいないと私は思うのですが、どうでしょうか?


さて、こちらのお店は、どんな感じに仕上がっているのでしょうか?実際にお店に足を運んでみたいものです。

福島に美容室「バーズ」店内はファンタジーな世界観をテーマに





堀江貴文監修「ジョブズ100の言葉」





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