余裕があるうちに
コロナ禍によって大小様々な影響を受けたとはいえ、私の周りの美容室は、なんとか営業を続けています。昨年の4月5月と比べると安定して営業は出来ているようにも感じます。なんやかんやでワクチン接種は、コロナ禍という状況をある程度落ち着かせる切っ掛けになったのだろうと私は思います。
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店舗でも会社でも取り敢えずは、どうやって生き残るかを最優先したのが昨年とすると、今年は、コロナというか不測の事態にどのように付き合っていくかを模索した一年だったように思います。
昨年「新しい生活様式」という言葉が登場して、私自身も違和感を覚えたものの、今では慣れてしまい、定番化しているいうにも思います。
「コロナ以前のように〇〇〇」といわれても、1年、2年と時間が経過すると、コロナの経験を踏まえた生活なり仕事なり社会活動を誰もが意識しているように感じます。
ただ、これからを意識することが出来るのは正直なところ、ある程度余裕のあるところ(会社でも個人でも)なではないでしょうか。
昨年は、私の会社では、とにかく社内環境の見直しを行い、無駄があれば改善し効率化を目指しました。
今年の後半からは、来年を見据えて、コロナがどう転ぼうと新商品の開発や採用に取り組み出しました。そして、これが可能なのもまだ会社として少しばかりですが余裕があるからです。
確実に言えるのは、世の中に確実なことなどないということ。
だから、何が起こってもあわてないよいうに、あらかじめ備えておいたほうがいいわけでありまして、そのためには余裕を常に持たせておかなければなりません。
つまり、最悪の事態を想定しつつ、準備と計画に全力を注ぐ。
かといって、あまりにも過剰になりすぎるのも良くないので、来年を私の会社では、売り上げを回復から上げるように模索する一年にするようにしております。
ということで以下の記事。
『歴史的な低水準の倒産件数、今後の増加が懸念される理由』
帝国データバンク(TDB)と東京商工リサーチ(TSR)が発表した11月の倒産件数は、TDBが前年同月比16・9%減の468件、TSRが同10・4%減の510件だった。ともに6カ月連続減少。11月として、TDBは集計を始めた1964年以降で最少、TSRは65年以来の低水準。政府や金融機関の資金繰り支援策で倒産が抑えられている。2021年通年でも、歴史的な低水準の件数になる見通しだ。
負債総額はTDBが同14・4%減の814億円、TSRが同7・8%減の941億円。
TDBが21年通年を1966年以来の5000件台と予想するなど倒産件数は歴史的な低水準だが、企業の状況は厳しい。TDBは「利息を事業利益でまかなえない倒産予備軍の企業が増えている」と指摘する。TSRは「金融機関は事業性を厳しく評価する」として、運転資金の調達が課題とみる。2社ともに、2022年3月ごろに倒産が増加に転じる可能性を挙げる。
以上引用。
余裕があるうちに来年は頑張ります、とは書きましたが、コロナによる先行き不透明感が払拭されたわけでもなく、余裕があるから倒産しないというわけでもありません。
兎にも角にも、リスクを取りつつ前へ進むしかないのだろうと思います。
グレッグ・マキューン「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
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